光のグラデーション
今日は、現場にクロス屋さんが入り、アクセント壁や貼り分けの打合せから、残りの残材処理と、塗装のタッチアップなどに追われる1日でした。
明日からしばらくは、クロス屋さんにお任せになりますので、こちらの現場はひと息つけるかな。
夕方から国際交流会館に出かけて、福井インテリアコーディネーター協会さんの勉強会にお邪魔して、照明のセミナーを聞かせていただきました。
大光電気のTACTデザイン課の家元あきさんによる講演で、建築化照明のグラデーションという間接照明の内容のお話しでした。
間接照明というのは、後から付け足しで考えるものでなく、やはり設計時点で段取りしておかないと本当にきれいな納まりというのは難しくなります。ですので、しっかりと勉強しておかないとね。
印象的な内容が2点あり、今回も良い勉強になりました。間接照明が美しく感じるのは、夕日を見るような美しいグラデーションを再現することにあるようで、ただ柔らかい光というとらえ方だけでない、癒し効果の意味を感じさせていただきました。
(夕陽の沈んだ後の写真:8/27撮影)
間接照明にとても良いLED器具が大光電気さんから出ていて本当に使いたいのですが、値段のほうが、予算配分で考えるとなかなか手が出せません。かなり安くなってきてはいますが。
でも、照明器具って、予算削られやすそうですが、住まいの快適さを大きく左右する部分ですので、他で無駄を省いてでも照明に力を入れたほうが、価値のあるものに出来るかもしれません。
住宅を作るプロとして仕事を任されている分、やはり常に勉強を重ね、ベストなものを提供していきたいですね。