薄暗くしてみる
今日も朝から雷の鳴る不安定な天気でしたね。午前中は設計作業だったので、こんな薄暗い日のほうが落ち着いて設計作業ははかどります。
今日の写真は2階のフリースペースから吹抜けを撮ったもの。明るい写真もあるのですが、照明を落としたこんな暗めの写真のほうが好きで載せてしまいます。
以前、照明の勉強をしたときに、現代の日本人はどうも部屋全体が明るくないと気が済まないような傾向にあると。昔、暗い生活を送っていてその反動かもしれませんが・・・。
家に帰って、コンビニみたいに明るい部屋に過ごして居て、さぁ寝ようと思っても目が冴えてしまう気がしますね。
住宅の写真を雑誌などで見ても、どうものっぺりと明るくしていてメリハリがないものがほとんどです。かえって豊かさに欠けるのではないかと感じてしまいます。
昔の日本人の生活のほうが、光と影の中で生活していて、むしろセンス良く暮らしていたように想像します。必要なところに必要なだけの光を置いて、生活を変えてみられると、のっぺりとした生活感からちょっと解放されるかもしれませんよ。