姫路文学館 2
昨日の続きで、姫路文学館の写真を紹介します。
建物から突き出た桟橋です。
この向かい側に、望景亭という以前からあった建物が存在して、この施設を活かすための計画でもあったようです。
桟橋の下からの写真。
桟橋に登ってみました。
こんな風に望景亭が見下ろせます。
登ってきた坂道はこんな感じです。山の上に建つ施設に対して、目的のものに対するアプローチの仕方。安藤さんはこういう傾斜地をほんとうにうまく活用して計画をされますね。
最近、北陸でコンクリート住宅を建てている建設会社が自己破産申請をして倒産しましたが、私の見る限りここの設計は、独りよがりで隣地に住む人のことを考えないひどい設計が多く見られました。
安藤さんの建物は、コンクリートであっても自然なたたずまいで、嫌な威圧感はまったく感じられません。これはやはり、設計者の人間性が大事なんだなと思って納得しております。