西田幾多郎記念哲学館 1
今日も、旅行ネタです。
お盆休みのキャンプに行く前に立ち寄ったのが、西田幾多郎記念哲学館。
京都に「哲学の道」というのがありますが、その由来ともなったのが西田幾多郎という、石川県のかほく市出身の哲学者です。
建物が安藤忠雄さんの作品と知っていて、いつか行きたいと思っておりました。
施設より下のほうにある駐車場に車を止めると、三角の上に丸い屋根が載ったおもしろいデザインのトイレがあります。中もなかなかかっこいいんですよ。
駐車場から、まっすぐなゆるい坂道が続きます。「思索の道」と名付けられていて、緑に囲まれているので、歩いても気持ちがいい。
道を抜けると、大階段のアプローチが広がっていて、一番高いところに施設があります。ここもぼちぼち登っていきます。
階段がきびしい方には、外にエレベーターも用意されていました。
階段庭園と呼ばれていますが、この下には大きなホールが地下に埋まっているんです。
施設に入るまで、時間をかけて近づいていく。一見無駄なように思えるこの流れを、きっと安藤さんは考えて作っているんだろうなと思います。
「哲学」がテーマですからね。いろいろ思考できる時間と場所を提供したに違いないと思いました。