中間気密測定
今日は、越前市の現場の中間気密測定を行いました。
結果は、0.12㎝2/㎡と、十分な結果が出ました。
高い断熱性能プラス、気密がしっかりしていてこそ、冷暖房機器や換気システムが正常に働きます。
こういう基本的なことが、なぜもっと普及しないのか?
いろいろ、あると思うのですが、やはりハウスメーカーや設計事務所などのように、下請けの工務店に仕事を発注するシステムでは、一定のレベルを望むこともできないし、ノウハウの積み上げも出来ないことがあるかと思います。
やはり、地道に自社で力をつけていける工務店でないと難しいですね。
ですから、日本の家造りは、工務店がメインになってこないと、いつまでたっても進歩しない状態が続くことになるでしょう。
建て主が、ハウスメーカーに仕事を依頼し続けている現状こそが、もとより問題なのですね。
厳しいことを申しますが、現在の省エネ住宅の考え方から、気密工事のことが謳われなくなってしまっていることに、危惧を感じます。
換気システムの取り扱いも、スイッチで入り切り出来るような、中途半端なシステムでお茶を濁しているようでは、正しい家造りはできませんね。
まずは、工務店がしっかりして、家造りの大切な部分を学んでほしいと考えます。