中間気密測定
今日は午前中、気密測定。午後は機器の返却と設計作業。16時からお客様来社打合せがあり、その後現場廻り。外回りの掃除などしました。
今回の現場は、小さい建物ですが、引違窓が3か所あり、FPの床パネルもはじめて使うESパネルにしたので、気密はどんなものかと内心ドキドキしていました。
結果は、1回目に出た数値で、相当隙間面積が0.194㎝2/㎡でした。
これが、測定するまでに、最初にエラーが何回も出てしまったり、グラフにばらつきが出たりしたので、データをFAXで送って、メーカーに問い合わせることにしました。
するとデータを見てもらうと、気密がかなり高いとのこと。あまりに良すぎて、風の影響を受けている可能性が高いとか。総相当隙間面積が20㎝2を切る数値となると、そよ風でも影響が出るようです。
手動で圧力差を高くして測定するか、逆に計算できる数値の穴を開けて、つまり隙間を作って測ってから、数値の差し引きをする方法もあるとか。
今回は中間の隙間探しの測定でしたので、次回、完成時に測る測定では、そんな方法も検討して、より正確な数値を求めたいところです。
しかしなにより、十分な気密が取れた施工が出来ていることをわかることが大切ですね。けして慣れには頼らずに、確認していく作業は続けたいと思います。