多摩美術大学オープンキャンパス
今日は、次男が進学したい大学のひとつで、多摩美術大学のオープンキャンパスに行ってきました。福井は早朝から豪雨のような雨で、しらさぎも遅れてしまったのですが、次の新幹線に乗っていくことが出来ました。
大学は東京の八王子になるのですが、新横浜から横浜ラインに乗って30分の橋本というところまで行って、多摩美大行のバスで8分というところです。
最初に見えてくる本部棟です。ここで受付。といってもすごくオープンに入っていけます。
見たかった図書館棟ですね。建築家の伊藤豊雄氏の作品です。中も今回撮影OKだったので、これはまた改めてご紹介します。
デザイン科の棟で、学生さんの作品をたくさん見てきましたが、さすがです。
美術って、こんなにいろんな表現手法があるんだって、びっくりするほど多彩な作品を見てきました。凄すぎて頭がパンパンになるくらい。
一息つこうと食堂を探していたら、統合デザイン学科という今年の春からスタートした学科の公開講座が目に入り、ちょうど深澤直人さんの公開授業が始まっているところを飛び込んで聞いてきました。
深澤直人さんといえば、無印良品やプラスマイナスゼロのデザイン監修で有名な方ですが、多摩美大出身で、今回できた統合デザイン学科の教授でもあります。
よかったですよ。なるほどと関心しましたね。共感するところが大でした。やはりたしかなものを作っている方は、ものを見る視点が違います。
デザインは、モノ作りから、それを告知し広げていくところまで、実際にはトータルなものです。そこをしっかり教えていきたいという意気込みが感じられました。
さて、こちらは図書館のオープンスペースに展示の作品。 この靴、ポリスチレンフォームで出来ているようでしたがどうやって作るのか・・・。靴ひもまでよくできていました。
4月からスタートした、統合デザイン学科の1年生130人かの作品だそうですが、たった3か月でこんなことできるのかってびっくりです。
やはり、何かを求めて取り組んでいる若者は違います。深澤直人さんも、本業がある中でも、こうして学生に大事なことを伝承していくことで、社会の役に立つように頑張っていらっしゃるのですね。息子も十分満足したらしく、とても有意義なオープンキャンパス参加でした。