和のデザインを今に取り込む
今日は、午前中お客様宅訪問。それ以外は事務所の雑用、設計作業など。
さて、今日も東京の写真です。
浅草の次に、訪れたのが室町というところ。こちらは「日本橋三井タワー」です。
千疋屋の総本店が入っているビルで、パーラーでフルーツの入った冷たいものを頂きました。
現代的なビルに、のれんが妙に合っていて、いい味を出していました。この後紹介する三井のビルそれぞれが、違うマークののれんが掛かっていました。
こちらへ来た目的の「コレド室町」です。東京でも新しいほうのビルで、東京に行ったら見てみたいところでした。
現代的なビルなんですが、どこかに和を感じさせるデザインになっています。
1号館から3号館まであって、間の通路が提灯がならんで、和の町並みを演出しています。
建物に入ると、それぞれ天井に工夫があり、ここは木の角材で組まれたモニュメント照明。
こちらは組子の現代的デザイン。良く見ると異なる組子が2重に重ねてあって。重厚感を出しています。
天井の照明は、側面まで組子で組まれている手の込んだものでした。
その壁面には、昔っぽい色柄のタイルが貼られていました。
デザイナーさんの紹介プレートが貼ってありました。「江戸と西洋の大胆な折衷」と題されていました。
デザインは、最初にコンセプトがあって、そこから想像して出来上がってくるもの。そういう元があるデザインには説得力がありますね。