京都にご縁があり
今日は、平日ですがお休みをいただきまして、昨年他界した石川の実家の父の納骨に、母と兄と一緒に行ってまいりました。
最初に西本願寺にお参りに行き、その後納骨堂へ行きました。今日はあいにくの雨でした。
こちらが西本願寺の納骨堂。ここに実家がお世話になっている福井の長慶寺さまの納骨場所があって、そこへ納めさせていただきました。
実家は石川県の山中温泉なんですが、もともと福井にご縁があったんだなと思います。
その後、今度は東本願寺へ伺いました。
こちら、東本願寺正面の御影堂門です。最近また化粧直しされたようでとてもきれいでした。
実は、こちらの門にもご縁がありまして、今回改めて見に行ってきたのです。
実家の母方の祖父が宮大工だったのですが、こちらの門を再建する際に、石川県からたくさんの弟子を連れて行き、工事に携わったのだそうです。120年くらい前の話です。
最近になって、古い大きな図面が物置から見つかって、それがこちらの門の姿を詳細に描いた図面だったそうです。
かなり痛みがあって、京都の専門の修復屋さんにかけているのだそうですが、母の祖父が書いた大事な形見として、出来上がったら大切にしないといけないと思っています。
母の祖父の後継者はいなかったのだそうですが、大工の血を引く家柄父のもとに実家の母は嫁ぐことになり、結果私が大工ではないですが、建築の道を進んでいるという継続した流れが続いているんです。
本当にご先祖様のお蔭だと、心から感謝いたします。