中間/完成のダブル気密測定

今日は、午前中花堂東の物件2件の気密測定。午後は、資材の仕入れと現場作業。見学会の備品片付けを行いました。

気密測定1件目は、気密工事完了後の中間気密検査を行いました。

結果は、1回目の測定で、隙間相当面積18㎝2割る相当延べ床面積121.87㎡の、C値0.147㎝2/㎡となりました。

気密が良すぎて、数回エラーが出た後の結果です。気密工事の検査結果としては十分すぎる結果ですね。

次は完成のほうの建物の気密測定です。結果をドキドキしながら進めるのですが、こちらも気密が良すぎてエラーが出っ放し。

仕方がないので、1㎝×5㎝=5㎝2の穴を開けてから再度測定。

隙間相当面積21㎝2と出ました。これに穴を開けた5㎝2をマイナスしますので、16㎝2になります。

16㎝2割る相当延べ床面積131.00㎡で、C値0.122㎝2/㎡となりました。

完成した建物で、この数値ですから、かなりの高気密です。こういう結果があってこそ、換気システムの能力も生きてきますし、冷暖房の効率も間違いなく上がります。

中間だけ測って、完成を測らずに、高気密をうたっているハウスメーカーもあるようですが、正式な気密測定は、あくまで完成時の建物において測るものです。

建物の性能は、カタログ通りにはいきません、コツコツと積み上げた手仕事でなければ、本当の意味での性能を、お客様に提供できないものと思っております。

大工さん、協力業者の皆さんに、心より感謝いたします。

2016年07月12日(火) 19:40 | カテゴリー: 家の性能について, 日記, 現場, FP工法   パーマリンク| |

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