の家 紹介
今日は朝から設計作業。午後に現場確認の後、お施主様来社打合せでした。
さて、今日の写真は「の家」。
平面図があるとわかりやすいのですが、壁がぐるっと回って「の」の字になっているから付いたタイトルです。
入り口前の天井を撮った写真です。この曲線の壁がぐるっと続いています。
中に入ると、曲面の壁にプロジェクターが大きく写るようになっています。
これが単なるテレビを見るだけでなく、いろんな情報を映像で伝えてくれます。たとえば来客を猫が動き回って知らせてくれるとか・・・。
画像は、この建物が孤島の山の上に建っているイメージでしたが、これは無理がある・・・。
建物中央のコアに、お風呂とトイレがあり、階段が付いています。
上はベッドだけですね。
天井は光を通す膜構造の屋根。
見降ろしの写真です。
こちらは、キッチンですね。
上から見下ろしたスクリーン映像。
今回の建物は、パナソニックと建築家の永山祐子氏のコラボ。
IoT(Internet of Thing)というキーワードで、モノとインターネットの融合をテーマにしているみたいです。
たとえば、今日着る服を、スクリーンの画像でクローゼットの中を実物大で見る感じで選び、それを外部から届けてもらう。その配達の時間帯も現在進行系で映像で見られるといったものだったり・・・。
家の外にモノを置き、家がモノで溢れない形で暮らせるというコンセプトでしょうか。
現実的に難しいですが、発想は面白いと思いますね。