賃貸空間タワー 紹介
今日は、午前中業者さん来社打合せのほか設計作業。午後は現場作業とリフォーム現場打合せと養生作業でした。
さて、今日の写真です。
積み木の様な建物がそびえ立っておりますが、こちらは賃貸住宅の大東建託と建築家の藤本壮介さんのコラボ作品です。
賃貸住宅というと、専有面積をなるべく多く取って、共有部分は通路のみという構成が当たり前になっていますが、こちらは、あえてプライベート空間を最小にして、共有部分を広々と快適にしようという発想です。
個室はこんな感じでシンプルですね。
外部の共有空間に、あちこち座ってくつろいだりおしゃべりする場所があります。
ここは、鉢植えを置くスペース。お年寄りと若者や、単身者に若夫婦と、幅広い世代の人々が集い住まうというコンセプトで、こちらがご年配の方に管理していただくイメージです。
お風呂も共有で、広くてゆったりと使えます。
お風呂の窓も大きくて気持ちがいい。
建物の見え方も、いろんなアングルから見て楽しいですね。
全部、針葉樹合板で作っているようなのですが、外部の階段を見ると、滑り止めのコーティングがしてあるようです。
全部は見れないのですが、あの高いところはどうやって行くのかなと・・・。
こちらにも座れるスペースがありますね。
こちらはゲストルームがあるという設定。
右側の棟は、ホームシアターがあるのだとか。
ここは、ライブラリー。居住者が本を持ち寄って共有しようという設定です。
トップライトがあって、とても明るいですね。
専用で使いたくなる感じです。
窓から見える景色も、対面の棟が見えて面白い。
ダイコーさんのカラフルな照明が似合います。
キッチンは大きなダイニングに、シンクとIHヒーターが付いています。
冷蔵庫が3台ありますね。これらも共有して使うイメージなんでしょうね。
シンクはテーブルの高さに合わせてあるので低いですから、座って使うんでしょうね。
楽しいアトラクションの様な建物でした。