意匠デザイン
今日も、主に施工図と見積にかかる設計作業。途中大工さんと電気屋さんの休憩時間に現場へ打ち合わせに行きました。
現場の方も、こちらで指示を出して上げないと動けないと思いますし、材料を発注するにも、きちんと納まりを確認してからでないと、動けませんからね。
施工図の検討は、毎日のようにやっていかなくてはなりません。
その他、意匠的なもので、施工図や見積の検討をしているのですが、これも決まった答えというものがありませんので、毎日考えるたびに、新しい考えも浮かぶものです。
無駄が無く、強度も安全性もあるもの。そしてデザインがよくなる形を追及している感じですね。
また、金沢の鈴木大拙館の写真です。これなんか、本当にシンプルですよね。
無駄な意匠が無い。ここは静かに心を落ち着けて、瞑想にふける場所として作られていますから、水面に映る姿も含めて無駄が無いですね。
住宅も、こんなシンプルな意匠にすれば、素敵だなと思いますが・・・。
鈴木大拙館を設計したのは、谷口吉生さんという建築家さんです。
この方、今注目の「銀座シックス」の意匠設計をされている方なんです。あの建物もすごいですよね。
銀座シックスは、非常に凝った意匠デザインがされています。でも見ていて気持ちがいい。
やっぱり、デザインの質が違うんでしょうね。
意匠デザインも、お金もかかることなので、やりたくても出来ないことが多いのですが、なんとか自分が使えるパイのなかで、出来るだけ優れたものに仕上げたいものです。