目線にある照明
今日は、午前中は17年前に設計を担当したお客様宅へ、換気システムのメンテナンス訪問をしました。
懐かしかったですね。設計図書もちゃんと保管してくださっていて、自分の設計図を見ても懐かしかったです。
FPの家は、何年経っても、いい家だなとあらためて思いました。
午後は、夕方にお客様来社打合せもさせていただきました。ご家族が皆楽しみにしていらっしゃるので、こちらも頑張らないとと思います。
さて、今日の写真です。
MNK邸、エントランスホールからリビングに入ると正面にTVボードがある壁が見えます。
こちらの壁にブラケットライトを取り付けたのは、その壁を一番見るからですね。
目線にある壁を照らして上げることで、他が少々暗くても、人は明るく感じるものなんです。
一般的に部屋の真ん中にシーリングライトをつけて終わりの家が多いですが、これは真ん中から空気か、その直下の床を照らしているだけなので、壁が暗く当たり、陰気な印象を与えてしまいます。
だからといって、器具の明るさを大きい帖数のものを使えばいいとするのですが、これが無駄に明るいだけの味気ない空間になってしまいます。
必要なところに必要なだけ明かりを点けてあげる。そんな照明計画をお勧めしたいですね。