妥協の思い出
今日は、午前中にお客様宅訪問、小工事の打合せ。そして現場確認。お昼にお客様来社、こちらも小工事のご相談。その他は、見積もり作業と設計作業に追われました。
細かい仕事も増える一方ですが、どんなに急ぎの仕事であっても、妥協するわけにはいきませんから、それぞれにできる限りの時間をかけて取り組もうと考えます。
昔の話ですが、大学時代の卒業研究に取り組んでいた頃の話です。担当の先生から妥協性があるということを言われて、ほんとにショックで悔しい思いをしたことがあります。
それがバネになって、頑張って、最後になって、実は一番認めてもらってたのかなと分かりました。
その後、卒業してからもずっと親しくさせていただいた恩師の先生になるのですが、今でも、ガツンと言ってもらえたことがよかったなと思い返すところです。
建築は、自分でやらないといけないことがたくさんありますし、またたくさんの人も動かさないといけません。だからまず、自分が動かないといけませんね。
すべては、お客様の要望にいかにベストな形で応えられるかですので、そのためには、面倒なことにあえて取り組んで、妥協せずに進めなければと思います。
中には良い意味での妥協もあるかと思いますが、それも積極的な意味で取り組むことが大事なので、そこも手を抜かずにやることですね。
要領が悪いなといつも思うのですが、そんな形でないと自分が生かせないみたいで…。
いろんな経験値を積んで、難しいこと大変なことが、自分を育ててくれるのだなと感謝するところです。