手摺笠木の雨漏り
今日は、朝からリフォーム現場の解体作業。午後に、別のリフォームの業者さん立会い打合せ。解体現場に戻って作業。残りはリフォームの発注作業と事務作業でした。
外壁の汚れ落としを依頼された現場ですが、FRP防水の床面に問題が見つかって、改修をお勧めしたのですが、FRP防水めくりを行う中で、どうも笠木の下も怪しいということになりました。
めくってしまうと、天気が続かない日だったもので、改めて改修となって、今日になりました。
写真の様に、笠木はしっかりあるのですが、手摺の部分がすべてボルト貫通となる仕様です。
笠木をめくってみると、ちゃんとFRP防水も笠木天まで巻き込んであります。
しかし、ボルトの貫通している穴が錆びてますよね。ほぼここから雨が侵入していたと思われます。
ショッキングな写真ですよね。笠木を受けていた材料がもうボロボロです。
ちなみに築20年のお宅です。
1面は大丈夫だったのですが、残りを明日また間柱など解体しながら、新しい材料に交換して納めていきます。
メーカーの製品だから、信用していいかというと、疑問の残る結果となりました。
あくまで、防水層を突き破る仕様というのは、疑ってかかる必要がありますね。
そういう意味では、太陽光発電なんかも、屋根材を貫通してビスで止めたりするので、ほんとは屋根に載せたくない設備です。やるなら貫通しない方法で載せたいですね。
屋根も笠木も、防水のとても大事なところです。しっかりと現場管理して納めていかなくてはと再確認させていただきました。