魂の入った作品
今日は、打合せもなかったので、石川の倉庫に資材の確認に行く以外は、オフをいただきました。
毎日、夜中まで仕事をする日々が続いたので、ちょっと一休みさせていただきました。
先日、北海道に行った際に、立ち寄ったカラヴァッジョ展で、入場時に封に入ったポストカードをいただきました。
偶然にも、見た中で一番印象に残った作品のポストカードが入っていました。
なんかいい額が無いかなと考えていたのですが、今日、額に入れて飾ってみました。(100均で手に入れたのですが)
「法悦のマグダラのマリア」という作品ですが、解説に、罪が許された後のぐったりした状態のようなことが書かれていて、うまく言えませんが、実物はとにかく生々しくそれが伝ってくる感じでした。
カラヴァッジョという人は、殺人を犯して、逃亡中にこの作品を描いているというようなことも、後で知りました。
絵というのは、画家の心情が、見事に表れるものなんだなぁと思います。
建築も、同じものづくりと考えて、やはり作り手側の心情が反映されるものと思っています。
だから本当に、家づくりに携わる皆が、気持ちよく良いものを作ろうと頑張った結果、良い作品が生まれると信じています。
それがおそらく、魂の入った家になるか、心の無い家になるかの、違いとして表われると思います。