共同作業で
今日は、朝一に現場確認。その後、永平寺方面で売り土地を確認。その後は、設計作業でしたが、夕方に土曜日にいらしたお客様が来社されて、プラン打合せをさせていただきました。
土曜日にプランを提出後に、たたき台のプランを元にじっくり考えていただいた様子で、今日また、とても良いご要望をいただきました。たたき台のベースも気に入っていただけたのだと思いますが、嬉しいことですね。
家造りは、お客様と共に、二人三脚で進めていくものと考えています。
お互いに、良い家になるように知恵やアイデアを出しながら進めていく共同作業ですね。
昔、設計事務所で勤務していた頃は、「施主代行」という大義名分で取り組んでいました。
お客様の代理で、設計し監理をするという意味なんですが、そうすると、請け負った施工者とは、どうしても戦うイメージになってしまいます。
間違いがないか、誤魔化してないか、重箱の隅をつつくようなチェックを行います。
施工者側からは、陰で嫌がられても、えらくもないのに先生と呼ばれて…苦手でしたね。
ですから、将来は先生と呼ばれるんじゃなくて、施工者さんと一緒になって、心を通い合わせながら、良いモノづくりが出来たらと考えていました。
良いモノは、どんなものでも一緒だと思いますが、心を込めて造られているものだと思います。
なので、職人さんが不平不満に思いながら仕事をしたものは、良い気持ちが込められませんね。
当社の仕事は、喜んで引き受けてくれる、私との気持ちの通った職人さんで構成することで、完成させています。
職人さんにも、気持ちよく働いてもらうために、私が出来ることは、準備段取りから細かい施工図を描くことから、気が付くことは何でもするようにしています。
おかげで、皆さん本当によく働いてくれます。
ダメ出しをする監理ではなく、まず「ありがとう」のねぎらいの言葉をかけながら進める。こちらもやはり心の通い合った共同作業だと思っています。