環境にマッチするデザインを
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、10時からお客様と打合せ。発注に関わる内容でしたので、本日お決めていただき助かりました。
その他は、明日のメンテナンスの準備作業と施工図・発注のまとめ作業。経理もしないといけないのですが、夜になりますね。
昨晩は、なぜか睡眠が浅くて、朝もボーっとしていたらお客様から電話をいただきまして、急ぎ手直しの内容でした。日曜日ではメーカーも連絡が取れず、1日もやもやしておりました。自分で出来る事なら、日曜祭日は関係なく動くのですが…。
人の感覚で、虫の知らせみたいなものあるのかもしれません。なにかもっと集中すれば回避できたのにということも、これまでも多々あって、反省するばかりです。
さて、こちら松岡のお宅の遠景になります。
建物がその環境にマッチするかというのが、デザインする時に一番に考えることです。
土地には、隣地の建物から、道路を含めた立地条件が必ずあります。雪の事もです。
その変えることのできない条件に対して、けして喧嘩するのではなく、だれもが納得する形をご提案することが大切ですね。
それと、外観の色も大切な要素です。
こういう田園風景の中では、白い建物は浮いてしまいます。自然の中にあまり存在しない色を使うというのは、馴染まないのですね。もちろんあえて目立たせる場合もあるでしょうけれど。
緑で青々した風景の中であったら、黒が似合うと思いますね。写真も、季節の良い時に撮るともっといいでしょう。
こちらは、2015年竣工のOK邸の遠景です。これを見ると分かりやすいかな。
黒のガルバのOK邸は、緑に馴染んでいて、白い建物は浮いてますね。グレーもちょっと中途半端な感じです。
白い外壁が駄目ではないのだけれど、もう少しデザインを頑張ってほしいですね。
環境や風景を台無しにしない家づくりを、工務店・ハウスメーカーさんにもっとお願いしたいところです。