床暖房が無くても
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は1日事務所で、リフォーム工事の発注段取り作業と設計作業でした。
11月も今日で終わりですね。もう師走に入るのだなと思うと、気忙しい気持ちになりますが、あれこれ段取りを思いめぐらせています。
さて、今日の写真です。
松岡のお宅のリビングですね。
マルホンの厚み20㎜のシルバーパインの床材が、柔らかい雰囲気を出してくれています。
当社では、あえて床暖房はお勧めしておりません。付けられないわけではないですが。
こういった針葉樹のフローリングは、特に温かみもあり、FPも家の断熱床パネルからの跳ね返りもあり、蓄熱効果が得らえますので、自然な暖かさでお過ごしいただけると思います。
床暖房って、ずっと居ると違和感を感じてきますからね。私は電気カーペットとかでも、ちょっと苦手です。最近は無いかな?
床暖房の表面温度は、約30℃まで上がるようで、ずっと足をつけていると、低温やけどの恐れもあるとか。赤ちゃんとか心配ですね。
ISO(国際標準化機構)の冬季における快適条件によると、「床の表面温度が26℃以下」という項目があり、床暖房使用時の床表面温度は約25~30℃と高くなるため快適とは言い難くなると、ネットの情報でも書いてありました。
高いコストを使って、床暖房設備を入れるより、気密性能とか、基本性能をしっかり担保することの方が大切だと思います。