ZOOM講習の話
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に現場で施工図の大工さん打合せ。午後はZOOMで講習。その後、材木屋さんと打合せ。その他は発注・見積作業と施工図でした。
今日は、青空が見えるお天気で、高木中央の現場も東側の外壁の石膏ボード下地と透湿防水シートの施工が完了しました。
やっとブルーシートをすべて外せました。この後、外胴縁を打っていきます。
さて、今日の午後の講習ですが、アスベストに関する法律と、インボイスに関する法律についてでした。
アスベストに関する法律は、すでに始まっているのですが、今年4月から調査と届け出の義務が課せられます。
平成18年以前の建物のリフォームが対象ですが、外はもちろん家の中の工事も対象になります。
調査費用もかかるし、結果が出るまで工事も出来ないし、資格もいるしで、なかなかリフォーム工事も大変になりそうですね。
解体工事も、同じように大変になってきます。
インボイス制度というのは、聞きなれない言葉ですが、「適格請求書等保存方式」というもので、消費税率や税額、課税事業者の登録番号を請求書に記載する制度のことを言うそうです。
下請けにあたる大工さんや職人さんたちにも、事業者登録をしてもらってでないと、請求のやりとりができなくなります。(これは来年の5月からですが)
請求されたものと支払ったものとが、きちんと合うことが明確になれば、納める税金も明確になるというもの。
要はすべてを電子化していって中身を見える化し、税務署の負担を軽くするものです。もちろん自分たちも透明性が出来て、すっきりすればいい事なんですが、おそらくそのために、チェックも含めて、また経理の仕事が増えることになるでしょう。
結局は、負担は増すばかりですね。
すこし愚痴も言いたくなるところですが、ここは我慢して、国の方針ですから従わざるを得ないところです。