蓄熱のお話し
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、昨日に引き続き、外壁解体作業を1日行いました。今日もお天気が良くて捗りました。なんとか一通り解体できたので、後は残材の始末です。
さて、高木中央の現場の方も、大工さん概ね外胴縁も出来たようです。
監視カメラの映像ですが、外壁に打たれている木が胴縁です。
胴縁が出来ると、今度は電気屋さんの工事が進められます。
FPの家は、壁の中がすべてウレタンパネルで詰まっているので、外壁側のスイッチやコンセントはいったん外に出して、指定の位置に引き込む方法で配線します。
特殊ですから、普通の電気工事屋さんには出来ませんね。気密工事もしてもらわないといけませんし。
他のパネル工法などでは、断熱材の厚みが柱厚いっぱいでなくて、隙間ができているものが大半です。
これだと、電気配線も壁の中に下ろすことが出来て楽ですね。
だけれども、断熱材の厚さが薄いことは、そのまま断熱力が低いことになりますし、隙間があることで、せっかく壁の石膏ボードに蓄熱されるであろう熱が、後ろに逃げてしまいます。
FPの家は、ウレタンパネルの断熱材が柱いっぱいなので、そこに石膏ボードを直貼りすることで、熱が断熱材で跳ね返り、石膏ボード自体が蓄熱されるのです。
熱を逃がさないだけでなく、蓄熱した輻射熱を感じるので、普通の家より室温を高くしなくても暖かく感じるものなんです。
なかなか、言葉で説明してもわかりにくいので、見学会で体感していただくか、当社の事務所もFPの家ですので体感していただけるといいかなと思いますね。