空調の循環について
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中は解体材料の片付け作業。午後は、メンテナンスが延期となり、発注の為の仕様書チェックと納まりチェック。夕方にお客様宅訪問でした。
松岡の現場は、お施主様ご夫婦が、パテ処理の工事に来ていただき、息子と一緒に行っていただきました。
何でもそうですが、下地処理がとても地道で大変なものです。でもここを怠ると、仕上げに響いてきますからね。
仕上げの塗装工事より、時間がかかるところです。
さて、夕方にご訪問したお客様は、エアコンの使い方について、改めてお話しをしてきました。
フィルターのお掃除もしていただいてますので、しっかり暖かい温風も出ておりました。
加えて行っていただきたいことは、やはり空気の循環に関することです。
シーリングファンのついているお宅だったので確認しますと、リモコンのスイッチの指定通りに暖房時は上向きに空気を送る回転になっていました。
これって間違いでもないのですが、言ってみると天井に空気を当てて、そのまま壁を伝って、空気が循環するというイメージです。
でも、実際に空気を下に送れるのは、やはり下向き回転です。
昔、私の家で、工大の先生が、家のあちこちに温度計をつけて、シーリングファンの上下で、温度分布を測定されたことがありました。
結果は、下向きのほうが部屋の奥まで暖かい空気が行き渡っているというものでした。
下向きにすると、風を直接感じるので、不快になる場合もございます。
そんな時は、風量を弱めていただくのが良いと思います。
それと、もう一つ。サーキュレーターの活用ですね。
我が家でも、シーリングファンと併用して、サーキュレーターを回しております。
そのほうが、家全体に空気が行き渡りやすく、床の温度も違うようです。
エアコンの吹き出しの風量って弱いもので、やはりそこは補足してあげるのが効果的ですね。