特殊な機械を使わないこと
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝からエアコン工事の立会いと現場作業に行ってきました。
こちらのお宅、パナソニックのマルチエアコンで、全館空調していたのですが、
この機械をパナソニックが生産中止してしまったため、壊れたら全部交換ということになってしまいました。
普通なら、配管だけでも使えるとかであれば、まだ何とかできそうですが、特殊な配管になっていてそれが出来ないものです。
今回の建物は、予備でエアコンを個別に付けられるようにエアコンコンセントを各部屋に用意してあったため、それを利用したエアコン設置が可能でした。本当に良かったです。
ただ、100Vから200V仕様に変更したり、邪魔になる照明器具の移動など、電気工事も同時進行で行わせていただきました。
私のほうは、元についていたエアコンの痕を化粧するための化粧板張り工事などをさせていただきました。
それにしても、やはり全館空調するなどというシステムが、10年もすると機種が無くなるなど、メーカーというのは無責任なものです。
こういう普通に無いシステムに頼っている住宅の作り方というのは、とても危険なものですね。大手のメーカーでも、簡単にやめてしまうのですから。
機械は必ずいつかは壊れます。その時にどのように交換や対処をすればよいか、しっかりと見定めて、お施主様はOKを出してほしいと思います。
まずはベーシックな機械で、どこのメーカーでも対応できるように。
特殊な機械は使わないことが大切かと思います。