夏の除湿の検証
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、1日事務所で、発注作業と見積作業と設計作業でした。
昨晩に雨が降って、朝は湿度が高くて、事務所も68%くらいになっていました。
室温は、普段は高めの26から27度くらいで設定しているのですが、この湿度だとさすがに蒸し暑く感じました。ちなみにエアコンの設定は27度にしています。
エアコンで除湿運転すると、すぐに冷えてきて、室温が24度を切るくらいになり、湿度も50%を切ります。
除湿運転は、湿度が少なくなる分、爽やかなのですが、さすがにずっと居ると寒くなります。
そこで、今日は実験で、除湿器を事務所で使ってみました。
デシカント式の除湿器ですね。これは、冬の寒い時でも除湿してくれるものになりますが、これとは別にコンプレッサー式というものもあります。こちらはエアコンと同じ仕組みですが、冬の冷たい空気は除湿しにくいものになります。
吹き出し口から温風が出るので、測ってみましたら40度くらいありました。
デシカント式は、ヒーターを使うので、出てくるのが温風になるのです。なので、冬に良さそうですね。
でも、今回は夏の検証となりましたので、やはり冷やさないといけないのに暖かい空気が出るのはどうかとなりますよね。
こちら室内と、無線で室外の温湿度が測れるものです。上が室内です。
ただし室外の湿度はうまく測れないようで、外の湿度は、あまりあてになりません。
さてこのように、湿度は41%まで下がりました。
温度は、除湿器から温風も出ていますが、冷房運転(設定27度のまま)もしていますので、抑えられています。
体感はというと、すこぶる快適です。
やはり、夏に空気がカラッとしているのは体が楽ですね。27度でもとても快適です。
ただ、やはり電気代は余計にかかることになりますね。
同じ電気代を使うにしても、再熱型エアコンを使ってみるというのも、有りなのかなと思うところです。
こういった検証をして、すぐに効果が出るのは、FPの家の基本性能が高いからだと思います。
断熱が悪く、隙間だらけの家では、検証も出来ないでしょう。
まずは、家の性能の確保からですね。