照明計画のポイント
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一に現場廻り確認。15時に中間検査立会い。その他、施工図と事務作業でした。
さて、今日から夜の完成写真を載せていきたいと思います。
夜のLDKです。
吹き抜けのあるお宅での照明計画は、基本ブラケット照明にて行っていますが、こちらはライティングレールにスポットライトを配して行っています。
スポットライトであれば、必要なところに光を当ててあげることが出来ますし、上に向けたり壁に当てたりして、間接照明的に用いることが出来ます。
ライティングレールを用いれば、スポットの配置も変えられるし、数を増やすことも可能です。
写真のように、ひとつはシーリングファンに向けておりますが、天井のウェスタンレッドシダーも映えるライティングができます。
一般的な照明に、天井のシーリングライトがありますが、上から全般照明となって明るいはずなんですが、なんとなく暗く感じるものです。
なぜなら、天井面を照らさないから、暗い天井部分を見た時に暗く感じるんですね。
しかも部屋の真ん中だけ照らすので、周囲の壁も暗く当たります。
たとえ部分的であっても、人が視線で見るところを照らしてあげると、人は明るく感じられるものなんです。
この写真の渡り廊下になる天井ですが、通常だとダウンライトを付けたくなるものです。
でも、その下に照らす必要のあるものはありません。
全部を明るくする必要は無いんですね。
廊下に照明がないおかげで、階段下のブラケットや、洗面コーナーの光が効果的に活きてきます。全部をまんべんなく明るくするのではなく、メリハリを付けることが大事です。
そこが、照明計画の大きなポイントになると思います。