下地を見て想う
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一に現場で施工図の確認と大工さん打合せ。その後、設計作業。午後は、お客様来社プラン打合せでした。
荒木新保の現場は、大工さんが天井下地の施工を行っております。
当社では、構造の下地材も松材を使っています。他社では、ほとんどが杉の下地材らしいのですが、材の強度を考えると杉は使いたくなくて、当社では特別に松の材料をお願いしています。
最近は、天井の下地を木造住宅でも軽量鉄骨を使用して、石膏ボード張りも専門の張り屋さんを使うように聞いています。
これには抵抗ありますね。出来ないことは無いですが、やりたくないというのが本音です。
家って、基本的には、大工さんにトータルでお願いしたいと思うものです。細かい納まりとかも、大工さんと打合せしながら作っていきたいと思うものです。
価格を抑えるためには、何でも取り入れるという考え方は、当社では無いですね。
手を掛ければ掛けるほど、費用も時間もかかることですが、ご家族が一生住まいする家に対して、手を抜く考えは起こしたくないですね。
ただ、仕事に無駄が無く、手戻りも無いことが、省力化につながります。
そのためには、事前の段取りが一番大切です。まずは、自分が頑張るしか無いというところです。