FPパネルの改変
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に解体現場の都市ガスを切る打合せ。その後荒木新保の現場確認。午後はFPコーポレーションさん来社で、新しくなるFPパネルについて説明を受けました。
FPパネルに使われてきたウレタンフォームも、時代とともに変わってきているのですが、今回は水発泡(CO2)だったものからHFO(ハイドロフルオロオレフィン)というもので発泡する方法に変わります。
どんなものか調べてみると、新しい車のエアコンの冷媒に使われていたりするもののようです。
地球温暖化係数(GWP)が極めて低いもので、環境問題を考える上でも、こうした変更開発がされたものと思います。
そのうえで、熱伝導率が従来のFPパネル0.024W/m・kから0.019W/m・kとなって、さらに性能が良くなることとなりました。
ちなみに現場発泡吹付断熱材は0.026W/m・kという数値です。FPパネルと比較されるなら、厚さも105ミリは付けてもらわないといけませんが。
こちらの新しいFPパネルは、4月以降のパネル出荷から、こちらに切り替わるとのことです。
4月から価格改定もございますが、性能が良くなるなら、これも良かったことと考えます。
断熱性能は、エアコンの電気代にも関わってくると考えると、家造りの最初に、断熱材の性能もしっかり検討していただくのが良いと思いますね。