必然性を考えて
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一に月見の現場で、電気仮設引き込みポールの位置指示と、駐車場砕石入れの確認。その他、現況調査。その後は戻って、設計作業と段取り作業でした。
今日から、荒木新保のお宅「duplex(デュプレックス)」の完成写真を少しづつ公開していけたらと思います。
こちらは、離れて東面を撮影したものです。
2階屋根と下屋の屋根の向きが違っているのがわかりますね。これは、2階部分を下屋が取り巻いているためと、南側に小さなバルコニーがあり、その排水を処理する意味もあるのです。
こちらのアングルは、ほとんどブログでも紹介していませんが、下屋が後ろに回り込んでいるため、後ろの1間分は、北側に勾配をとっています。
屋根の向きを、単なるデザインで決めるという方法は、あまり好きではなくて、必ず意味を持たせたいと思うのです。
きちんと考えて、必然性を持ったものこそ、永久的に存在意義があるものです。