ナンセンスな筋交いの入れ方
福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、施工図と段取り、発注作業。午後に月見の現場で大工さん、設備屋さんと打合せ。合間にプラン作成でした。
隣の解体作業は、今日はほとんどが手壊しで、瓦を降ろしたり、分別処理を行っていました。「明日は、掴みに入れそうです。」とのことで、重機で壊していくようです。順調に解体進んでいます。
裏側から見たところです。
1階は和室の続き間で縁側ですので開口だらけですし、2階の外壁を剥がしたところを見ると、筋交いが2本だけ。右の壁にはなぜか入っていません。
しかも中央の筋交いが、柱をまたいで切って取り付けられています。
柱に掘って入れてあるとはいえ、ナンセンスですね。もちろん金物も付いていませんし。
50年前の家は、こんなこと平気でやっていたのですね。信じられませんが事実です。
リフォームとかリノベとかも流行りのように言いますが、私はそもそも元の建物が信じられないので、基本やりたくないですね。
今回も解体に踏み切って、本当に良かったと思うところです。