完成気密測定結果
福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、月見のお宅の見学会備品の片付けと完成気密測定。夕方に備品取付と最後の清掃を行いました。
午後から昨日に引き続き完成気密の再測定を行いました。
朝のうちにエアコン屋さんに手直しをお願いしたところは、とくに問題が無かったですね。さらにどこが悪いのか探すことになりました。
測定を行って見ると、少しは改善したのですが、隙間特性値というものの値が1.5を上回り、どうも大きめの穴が開いているような心配がありました。
電気屋さんが来てくれたり、エアコン屋さんもまた午後も来てくれたりして、一緒に探してくれたのですが、電気屋さんが換気システムの排気レジスターから入っているのを見つけてくれました。
通常、換気システムは外のフードを目張りすれば閉じると考えていたのですが、外部にテープを貼っても閉じきれないということだったようです。
換気システムのダクトから入ってくる空気の漏れはある意味問題なくて、実際は24時間排気するための通気部分ですので。測定の仕方が悪かったのだなと思いました。
結果、C値は0.25となりました。0.2を切ることは出来ませんでしたが、隙間特性値が0.15を下回ったので、問題なしとしました。もちろん0.3も切っているのですから普通で言ったらぜんぜん問題なかったのでお施主様もご安心ください。
完成時の気密測定は、どうしても中間気密測定よりは落ちてしまうものですが、やはり中間を測っておいて、後で直せないところをしっかりチェックしておくことは、やはり大事だなと思いました。
ただ今回、中間の気密測定時にエアコンの穴を空けてなかったと思うので、そこを疑ったのですが、エアコン屋さんごめんなさいでした。
測定の仕方を改めてきちんとやりたいと思います。