日射取得より…
今日は、電気図のチェックと各おさまりのチェックなど行いました。
さて、今日は良いお天気となりました。北陸では貴重なお天気です。
午後に、日本住環境さんが来られて、ある建設会社さんの工気密高断熱の家の温度変化のグラフを持ってこられて見せていただきました。
それはモデルハウスのような建物で、エアコンも必要な時だけ入り切りしていた模様ですが、外気温の上がり下がりとエアコンの入り切りなどで、いろいろ考察できることが分かりました。
エアコンは、やはりつけっぱなしの期間が、室内は快適であろうことは一目瞭然だったのですが、外断熱でFPの家の半分の断熱材のお宅だったので、つけっぱなしは電気代が心配かもしれません。
興味を引いたのは、お天気の時の日射取得熱の時間帯が、エアコンが無くても少し温度が上がるということ。
しかし全体から見ると、ほんのわずかな温度上昇で、日射取得だけで家を温めることは出来そうにないなというのが、私の感想ではあります。
日射取得のために開口部の多い家を作っても、その分断熱効果は薄れてしまいます。
少ない暖房の熱源で、しっかり温められて、冷めにくいのが良いですね。
被災地でも、FPパネルを使った、早くて効率よく作れる仮設住宅が作れるといいなと思います。
断熱だけでなく、防音も耐震も兼ねられますからね。
造成工事
今日は、施工図の作成と発注作業を行いました。
途中、現場確認にも行ってきました。
栗森町の現場ですが、造成工事が終わっております。
お施主様が、外構工事の会社にお勤めで、こちらの工事をお願いしました。
地盤改良の作業車が入りやすいようにスロープも作ってくれていて、とても助かります。
こちら、地鎮祭が20日土曜日で、翌週の24日水曜日から、地盤改良に入りたいと思います。
素材が大切
今日から、当社も通常の仕事に戻りました。
長いお休みをいただきながら、自分だけの時間もほぼ無かったので、仕事は溜まっていて、あれこれ作業と段取りを進めました。
正月から、地震の事が頭から離れず、ずっとモヤモヤが解消しない感じですが、いろんな面で出来ることからやっていきたいと思います。
休み中は、次男と過ごす時間が多くとれて、またいくつかデザイン系のセレクトショップを見て回って、いままでとモノの見方が変わった気がしております。
やはりモノの価値として、「素材」が大切であるということ。
こちら、以前に外構屋さんが外構に使うものとして、見本に持ってきてくれた割り石です。
たとえ、ただの石ころであっても、本物です。
どんな場合でも、本物を見極めていかないといけないなと思った次第です。
近頃は、生成AIで何でもできるような風潮となっていますが、今後ますます偽物が出回るようになってくると思います。
偽物と本物を見分けることが難しくなってくる世の中で、本物の価値が下がらないように、モノを見る目を養っていかないといけないですね。
好みのインテリアに
今日は祭日ですが、午後からお客様来社、インテリアコーディネーターさんにも来てもらって、コーディネート聞き取り打合せでした。
この聞き取りをさせていただくことで、お客様がどんなインテリアのお宅にしたいかを、より細部にわたって理解が深まります。
当社では、お決まりのパターンから、次々と色やモノ選びをしていただくのではなく、お客様の好きなイメージを掘り起こして、そこからどうご提案させていただくのが良いか、充分に考えて仕事を進めていきます。
毎回自分も、新しい形を勉強していく想いで取り組ませていただいております。
今回も、どのような建物になっていくか、本当に楽しみにしております。
さて、こちらは隣の建物で、次男が飾りつけをしていってくれたものです。
花瓶は「nota_shop」のものですが、右側のガラクタのような小物は、次男が千円以下くらいの安いものを買ってきて置いたものです。
不思議と様になりますよね。
お休み最後の日
今日は、町内会の総会出席と、孫を二人明日まで預かるため、孫守りの1日です。
朝に来て早々、上の子が嬉しくてぐるぐる回っていたのですが、転んで顔をちゃぶ台に打って、たんこぶを作ってしまい、さらにその後もまた、ちゃぶ台に顔をぶつけてと、散々なスタートでした。
孫を預かるのは、本当に大変ですが、二人が懐いて膝の上にのってくれるので、たまらなくかわいいです。
今日も仕事になりませんでしたが、明日は気合を入れて仕事に入りたいと思います。
ataW
今日は、午前中は仕事をして、午後から今日東京に帰る次男と出かけてきました。
越前市にある「ataW(アタウ)」というデザイナーさんの商品を扱うセレクトショップです。
お店の方に聞くと、京都の設計士さんがリフォームデザインをされたとのことで、なかなか建物の使っている素材や納まりも勉強になりました。
こちらも、福井の作家さんをはじめ、様々なデザイナーさんの作品が置かれていました。
置いてあるもののセンスが良いのと、ディスプレイの仕方も上手いなと思いました。
やはり心地よい空間づくりは、私どもも出来るだけヒントを探し出し、お客様に提供できるようにしなければと思うものです。
こちらは、隣の建物2階出窓に商品を並べてみたものです。
背景は町中で仕方ありませんが、窓辺にちょっと小物を置くだけで、少し豊かな気持ちになれるかもしれません。
そんな場所づくりを、常にアンテナを張りながら、皆さまにご提案していきたいです。
水のトラブル
今日は、夜の7時過ぎにOBのお客様から、2階トイレの水の詰まりを直していたら、階下に水が落ちてきたという連絡があって、行ってきました。
近くのダウンライトを外して天井裏を見ると、配管の状態は問題なくて、見ながら水を長してもらいましたが、溢れることなく使えそうだったので、ひとまず安心しました。
配管が外れるということは、まずないだろうと思いながらも、心配しながら向かったので。
原因はまだつかめていませんが、とにかく便器を外して接続部の点検をすることにしました。
その他にも、ファンヒーターの故障などでも、連絡があり対応しました。
故障やトラブルというのは、どういうわけかお休みの日だとか、夜とかに発生して飛んでいくことが多いものです。
でも、お客様が頼ってくれて、それで安心していただけるならなによりです。
電話は、24時間切らずにおりますので、ご連絡いただければと思います。
SAVA!STORE
今日は、鯖江市河和田にある「SAVA!STORE」に次男と行ってきました。
福井で作られているデザイン商品が置かれているセレクトショップになります。
一部、県外の商品もありましたが、ほとんどが福井で作られているもので、これだけ良いモノがあるのだと感心して見てきました。
福井に住んでいても、意外となにも知らないものです。
こちらは、「やなせ和紙」という会社さんの「harukami コブル」という製品です。
まるで石ですよね。
こちら、ちゃんと蓋になっていて、中に小物が収納できます。
色もいくつかあるのですが、同じグレーでも店員さんも確認のため、いくつか見せていただきました。
その他にも、息子と私の意見の合うものを買って帰りました。
それぞれ、ディテールがとてもきちんと作られたもので、価値ある製品です。
今年、新幹線が開通して、県外から福井に来られる人々に、こういう福井の良い製品があるのだというところを、見ていただけるといいなと感じました。
亢竜有悔
2024年1月3日のブログです。
震災に続き、航空機事故も発生して、なんとも辛いニュース続きの年明けです。
今年は辰年ということで、私も辰年生まれなもので、なんとか良い年にしたいという想いもあります。
竜は、「昇り竜」というイメージも有り、勢いのある姿を想像できます。
その反面、「亢竜(こうりゅう)悔(く)いあり」という言葉もあります。
「天に昇りつめた竜は、後は下るしかないので悔いがある」というものです。
昇りつめるというのは、高慢になり、天下を取ったような気分になること。そして人を下に見るようになれば、そこからは落ちていくしか無いというような意味と解釈します。
なので、そうなってはならないという戒めの言葉ですね。
パッと思い浮かべると、豊臣秀吉のような人物が当てはまりそうです。
私自身は、そんな高い地位に上り詰めたわけでは無いですが、辰年生まれの自分に対して、常に振り返り、反省するための言葉でもあります。
現在の環境に常に感謝して、出来る限り自分が犠牲を払う立場になって、人様のためになる事に努めたいと考えています。
震災のニュースを見て
お正月2日目、ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、お昼に向けて石川の実家に里帰りしてきました。
山中温泉は地盤が固いようで、地震の影響もなく済んでいましたが、テレビで見る地震の被害にあった状況は悲惨です。
自然災害の恐ろしさを見せつけられたことと、建物の崩壊を見るにつけ、ただただデザインに走る建物など、安易に建ててはいけないとつくづく思いました。
木造住宅では、2階がそのままにして、1階がぺしゃんこになった建物がありました。7階建てのビルが横倒しになった姿を見ても思うことがあります。
たとえ、構造計算が成り立っていたとしても、それ以前に壁や柱のバランスの悪い設計がされていたのではないかと考えてしまいます。
火事については、やはり火を使うものを使うのであれば、必ずその備えをしておくことを、あらためて心がけしないといけないと思いました。
建物は、住む人の命を守るものでなければという大前提が欠けてしまうと、自然の驚異に負けてしまいますね。
自然災害は、多くの犠牲を強いられることが、とても辛いことですが、またそこから学んでいかないといけないし、真摯に受け止めていかないといけないなとつくづく思いました。