永続的なものを
福井 住宅設計 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中は見積依頼図面と作業。午後は、お客様宅マルチエアコン交換の現場確認と和田中の現場確認打合せ。その後はまた見積作業でした。
マルチエアコン交換の件で相談があったのは、毎回問題になっている、パナソニックの今は製造中止となっているマルチエアコンです。
今回のは、3台の配管を天井裏の分配器を設けて、そこから室外機1台で回すというものでした。
そこで、お客様は先にパナソニックのサービスを呼んで相談したらしいのですが、室外機のすぐそばの天井に点検口が見当たらなく、分配器が見れないから直せませんと言って帰ったとのこと。
ところが、ユニットバスの点検口を開けたら、すぐに見つかりました。
パナソニックのサービスは、やる気がないのか、結局直しても20年前のシステムに対するあきらめなのか、がっかりですね。
こちら、分配器からの各部屋の配管を利用して、工事の段取りを付けましたので、お客様にも安心していただけたと思います。
私も長年、住宅の設計と工事、メンテナンスに関わってきて思うことは、住宅に取り付ける設備というものは、昔からあるシンプルなものが一番ということです。
特別な機能を持ったものというのは、それが長期にわたって存続し使い続けられるものか考えなくてはいけません。
少なくとも、代替えで交換できるものであることが大事ですね。
どこのメーカーであれ、こういうことはありますので、永続的に使える設備かどうかをしっかり判断して採用したいものです。