通気と排熱
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、見積作業と設計作業。途中お客様宅訪問、エアコンの使い方相談。夕方には現場確認でした。
エアコンのチェックに行ったのですが、効きも悪いということで見てみたら、やはりフィルターが目詰まりぎみでした。
比較的新しいエアコンだったので、掃除機で吸って対処しましたが、古くなってきたエアコンでしたら、やはり水洗いした方が綺麗になります。
ブラシを使ってはいけない旨書いてあったりしますが、やはり無理しない程度にブラシで洗った方が目がクリアになります。
お掃除付きのエアコンでもそうですね。我が家のお掃除付きエアコンも、ブラシで水洗いしたら、効き具合が改善されました。
ただし、網を破らない程度に洗ってくださいね。
昨日紹介しました、袖壁の幕板が付けられた写真です。綺麗ですよね。歪みが無くて。
軒天の下地の段取りも出来ていました。先端側についている金物は、通気ガラリです。
こちらは、2階の軒の出の無いところの納まりですが、こちらも通気ガラリが内蔵されています。
このガラリを囲った部分の上に、雨どいが付けられます。当社のオリジナルの納まりですね。
これは水下側で、水上側にもガラリは付いていて、今のような炎天下で屋根が熱せられても、熱くなった空気は、上に上にどんどん流れて排熱されていくわけです。
この家は、屋根裏が無く、断熱材の上に通気層があって、ここの空気を排熱していますが、屋根裏がある家であっても、もちろん必要な処理です。
たまに、軒無しの納まりの家なんかで、この通気をとっていない家を見かけます。非常に危険ですね。
熱も籠るし、空気が滞るということは、蒸れて腐る可能性もあると思います。そういう家づくりはやめていただきたいと思います。