夜の暗さを生かして
福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、風邪を治すためにお休みしようかと思ったのですが、咳が出るだけで辛くもないので、結局1日仕事をしました。
照明計画を行ったのですが、良いプランが出来たと思ったら見積予算オーバーしてしまいました。またここから考え直さないといけません。
照明は、家のデザインに対して大きな影響を与えるところなので、妥協したくないところですが…。器具をなるべく安価なものを選んでいくしか、今のところ方法は無いですね。
良いものを作りたい。けれど、あきらめないといけないところもある。
家造りは気苦労が多くて大変です。
これまでもご紹介してきた、福井の工芸品を並べて、ポータブルランプで照らしてみたものです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、アンビエンテックのターンというランプです。高価なものではありますが、カードのポイントを使って購入できました。
さすがに、美しい光を放っています。フリッカーという細かい点滅を無くす技術があって、目にも優しいものになっています。
近代の日本が、ただ明るければいいということで、蛍光灯の味気の無い家造りがほとんどになりましたが、私は電球の光の良さを出来るだけ取り入れた計画をしてきました。
ただ、電球も蛍光灯も無くなり、LEDに代わってきましたが、なんとか使い方によっては、素敵な雰囲気が作れるようになってきました。
出来れば、夜の暗さを生かすような照明計画が出来ればいいなと思っています。
昔の日本人が、障子を使ったり、行灯を使ったりしたように、間接照明やスタンドなどを使った照明計画を希望していただけると、ぜひやりたいと思うものです。
家のプロポーション
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今日は、午前中は見積と施工図と打合せ準備。午後は、越前市のお客様と現場打合せでした。
しばらくだけ、晴れ間が見られました。
なかなかお客様とも時間がとれなくて、今日もご主人とだけでしたが、急ぎ決めることもあり、お願いして打合せを行いました。
ここは、階段吹き抜けと2階ホールのフリースペースとなります。
連窓の窓は、やはり気持ちがいいですね。実際に窓の前に立つと、窓の高さの気持ちよさがあるのですが、これは現場に立たないと分かりません。
勾配屋根が降りてきて梁にかかるのですが、そのすぐ下に窓がある納まりにして、壁やパネルの無駄を無くしながら、デザインとコストカットの両立を狙っています。
家のプロポーションを決めるためだけでも、相当時間をかけています。
そのために、矩計図で屋根勾配と梁の高さを、幾度となく調整して、すべてが良しとなる寸法を決めたものです。
こういう手間は、絶対に惜しまずやっております。
お客様に、本当に良いものをお引き渡ししたいと思いますし、自分でも良いものを作って後世に残したいですからね。
RIN&CO.の器
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今日は、朝一に石川の実家に用事があって、とんぼ返りで帰ってきて、1日施工図と見積と段取り、発注作業でした。(途中午後からFPの家のZOOM会合がありました)
ということで、写真のネタがないので、先日のRENEW2024に行った際に買ってきた物を紹介します。
こちらは、「漆琳堂」さんで購入してきた器と、「井上徳木工」さんで購入した無塗装のトレイになります。
漆琳堂さんの器は、「RIN&CO.」というブランドになっていまして、「good design company」の水野学さんがブランディングされた商品とのことです。
水野学さんは、くまモンのデザインで知られた方ですね。
こちらの漆は、刷毛目技法という縞模様をあえて残した塗り方で、要は塗り直しが効かないという難しい技法で塗られています。
それと、こちらの色は、「梅雨色」というらしく、梅雨の時期の乾き方で出る色らしく、本当は黒い色を塗っているのかな。
とにかく特殊な限定品で、普段から売っているものではないようです。
テカテカの物より、こういう半艶くらいのものが好みですね。
FPの家デザインアワード2024
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中にお客様宅訪問、備品の取付と修繕作業。その後外壁リフォームの現場の解体作業確認。戻って発注作業。
午後は、基礎工事の現場で作業と打合せ。市役所に用事を済ませてから、明日のリフォーム工事段取りなどでした。
こちら松本の現場ですが、旗竿地の3mの通路から杭打機が入るところです。
鋼管杭も置いたので、キャタピラーがギリギリですね。
杭芯のマークも終わっています。明日作業を行います。
私のほうは、基礎屋さんのための丁張作業を一人で行いました。便利な測量機器があるので助かります。
こちらは、外壁リフォームの現場の張り替えるサイディングです。
もちろん塗装でも修繕できるのですが、お客様のご希望で今回は張り替えになります。
サイディングという外壁は、メンテナンスしていかないと、家がみすぼらしく見えてしまいます。
なるべくポーチの内側とか、雨で傷まないところに使用して、それ以外はガルバリウム鋼板が安心だなと考えています。
午前中に訪問したお客様お父様からお話しがあってわかったのですが、FPの家のデザインアワード2024が始まっておりました。
FPの家のホームページをご覧いただくと見れますが、下の文字クリックで見に行けます。
今回は、当社のモデルルーム「DUNE(デューン)」が掲載されております。
忙しくて、結局一眼レフで撮影出来てなくて、すべてiPhoneの画像です。
外観も含めて5枚しか掲載できないのが残念でした。
エントリー数もだんだん減っているんじゃないかと寂しくなります。
こういう賞レースみたいなのでなくても、全国のFPの家の工務店さんが作った家を発表できる場を、ホームページ上で見れるといいんじゃないかなと思っています。
2階各室のご紹介
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今日は、経理のまとめをして会計事務所に提出。その後、リフォームの現場確認。新たに小口工事の依頼があり、現場確認打合せと見積作成。その他は現場段取りと発注作業でした。
越前市の現場も、屋根工事を行っているので、明日は現場確認に行ってきたいと思います。
さて今日は、和田中のお宅の2階のお部屋の写真をご紹介いたします。
2階のお子様の部屋2室の片方です。
ロフトが付いておりまして、お子様が大きくなったら梯子で登れるように手摺に開口を設けてあります。
ロフトは、お子様2室に連続して設けられていて、ここはエアコンの空調が流れる風道の役目も果たします。
お子様の部屋の並びと、寝室に挟まれたウォークインクローゼットです。
ここに梯子が付いていて、お子様が小さい間はご両親だけ上がれるようにという配慮と、ここについている高い位置のエアコンのメンテナンスもできるように考えました。
子供部屋は、このエアコンからロフトを通して空調する考えです。
奥の子供部屋に空調が届きにくい場合も考えて、サーキュレーターのコンセントも用意しています。
エアコンのあるウォークインクローゼットと隣の寝室の壁の上部は開口部があって、こちらも空調が回りやすいようにしてあります。
ちなみに壁掛けテレビの上のパンチングボードは、フック金物を付けて、たくさん収納ができるようになっています。
寝室は天井が高いので、照明はブラケットにしました。
サイドにペンダントを吊るして、アクセントに。夜はこちらだけ点けてもいい感じになります。
こちらは、写真で分かりにくい部屋ですが、屋根裏を利用した3.5帖の小屋裏収納です。
FPの屋根パネルを利用すると、屋根の下が有効利用できます。
最後に2階トイレです。こちらも奥が屋根なりに低くなっていますが、座るところなので支障はありません。
IKEAの収納を壁に付けさせていただきました。
RENEWに行ってきました
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝のうちに見積作業をして、その後はお休みをいただき、昨日から行われている「RENEW(リニュー)/2024」に次男と妻とで行ってきました。
こちらは、河和田のうるしの里会館の案内所です。
各会場や参加されている会社さん、工房さんの案内パンフレットが配られていました。
今回は、次男が昨日から福井に帰ってきて、その日はタクシーなども使い8件回ったらしいのですが、今日は離れたところや、回り切れなかったところを、車で回ってあげたものです。
最初、越前市の「越前セラミカ」さんという越前瓦を作っている会社さんで工場見学。
その後、今立の「卯立の工芸館」で、和紙を使った現代工芸作品の展示と和紙の工房見学。
その後、河和田の案内所に行ってから、歩いて「漆琳堂」という会社さんで工房見学。
その後、「井上徳木工」という会社さんで、工芸品見学。
最後に「ataW」に寄って帰りました。
こちらは、卯立の工芸館で見た、和紙を使った作品の展示です。
展示の仕方も素敵で、とても良かったです。
建物も、重要文化財みたいな、貴重な建物のようでした。
福井にいて、こういう施設があるのを知らなかったですね。
特に感心したのは、越前瓦を作る越前セラミカさんでの工場見学です。
本当に詳しく、作り方から越前瓦の特色について教えていただき、その性能の高さとか、職人さんの手仕事部分の凄さとか、現状ストックしながら作り続けていることの大切さについてもお聞きしながら、本当に頭が下がる思いがしました。
地震とかで、瓦が必要になったときのこととか、瓦の街並みを守り続けるためにも、瓦を作り続けていくことは、公共性のある大事な仕事だなと思いました。
いずれの伝統工芸についても、後継者問題を抱えていると思いますが、若い人たちが、こういうイベントを行いながら、その価値を広めて、高めていくことには、大いに後押ししたい気持ちになりました。
さて、仕事の話になりますが、今日は、越前市の現場で、基礎廻りの砕石入れ作業と、土台材料入れをしてもらいました。
越前市に行ってついでに現場に立ち寄りましたが、外に出れないくらいの大雨の時で、車から撮ったものです。
土が出ていて、とにかく歩くとどろどろになるところに、外構屋さんが砕石を敷いてくれました。
もう本当にありがたいです。これで現場がきれいに保てます。
土台も、図面で指示した場所に荷下ろししてくれて、用意していたブルーシートで覆ってもらいました。
これで、安心して火曜日から土台伏せが出来そうです。
DK/スタディーコーナー/パントリー
福井 高気密・高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中は越前市の現場で土台の墨出し作業。午後は、お客様宅2件訪問。その他は、段取りと発注作業でした。
さて、今日の写真です。
こちらは、ダイニングキッチンの夜の写真です。
キッチンにダイニングテーブルが横並びになるプランです。
キッチンのバックには、お手持ちのお父様が手作りで作られた食器棚と冷蔵庫が収まるようになっています。
残りの壁面には、収納カウンターを設けさせていただいて、キッチンからもダイニングからも使いやすくなっています。
キッチンの正面には、お子様のスタディーコーナーが備わっていて、カウンター上の壁面は、マグネットの付くボードで作られています。
キッチンからはもちろん、スタディーコーナーからも入れるようにしたパントリーです。
回遊できるので、キッチンからお子様のいるスタディーコーナーにも行きやすくなっています。
2畳分あって壁面3面が使えるので、たくさん収納できると思います。
吹き抜けリビング
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中にお客様来社打合せでした。
本契約直前のお打合せで、工事の懸案事項など打合せをいたしました。
難しい土地柄なのですが、下請けの皆さんにも相談しながら、より良い方法を考えて進めていきたいと思います。
さて、今日の写真です。
和田中のお宅ですが、エントランスホールからリビングに入ると、こんな感じに階段とリビングの吹き抜けが広がります。
階段抜きの写真がこちらになります。スッキリ開放的な空間ですね。
こちらは、夜の写真ですが、また日中の明るい写真も、今度載せたいと思います。
今日はお引き渡しでした
福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝から和田中の現場のお引き渡し。その後、越前市の現場確認。午後は、明日の打合せの準備でした。
お引き渡しでは、お子様ふたりも、とても元気にはしゃいでおられて、なによりだなと思いました。
最後に記念撮影もしていただいて、私も良い思い出になります。
夜の撮影での、吹き抜けリビングです。
正面壁面側のダウンライトのみ点灯させて撮ったものです。
ストリップ階段に光の影が出来て、陰影がきれいです。
ご家族が、健康で和やかにお暮しいただき、お子様の健やかな成長を願っております。
エントランス/シューズクローク
福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に見学会備品の片付け作業。その他は、急ぎの設計作業を行いました。
さて、今日から少しづつ和田中のお宅の完成写真をお見せしていけたらと思います。
こちらは、エントランスになります。
屋根なりの斜め天井からリビングに向けて開口を設けています。
物を仮置きしたり、座ったりするのに便利なベンチがあります。
照明は、両サイドにハーフミラーの電球を配し、正面のスポットライトは、壁に小さな額を飾るためのものになります。
リビング入り口からの撮影です。
隣にあるのが、シューズクロークスペースです。
シューズクロークは、土間とホールから出入りできるようにしています。
間の壁も、ちょっと飾れる、小さな棚を設けています。
3帖あるシューズクロークは、チャンネルサポートを使った棚で構成し、一部土間のところにコート掛けが用意されています。
24時間換気がここからも排気されているので、湿気も臭いも心配いりません。