フレキ管が・・・
今日は、換気システムでお世話になっている、ガデリウスさんが年末の挨拶にいらっしゃいました。
いろいろ情報交換している中で、今年11月25日の北海道新聞で載ったという記事をいただきました。
浴室の換気が止まったというお宅の天井裏を見てみると、樹脂製のフレキパイプに穴が空きボロボロになっていたとか。
築18年のお宅のお風呂の換気ダクトだったそうで、常時湿気の排出量が多い場所のため、劣化が早く進行したものと考えらるそうですが、本来の輸入製品の換気システムはフレキ管でなく、硬質管を前提に経路をつくることになっています。
しかし、市場に出回っている換気システムは、施工の簡便さからこういうフレキ管を使うところが多いですね。しかもこの写真の物より細い50ミリの物が多く出回っています。
これは、天井裏に隠れて、壊さなければ見れないような場所に配管するものを、安易に考えてはいけないという教訓になるかと思います。
当社では、鋼製のスパイラル管と硬質樹脂管を使って、換気システムの種類も第3種換気という、排気のみダクトを通して排出する方式を採用しています。
これにこだわって使い続けているのは、第1に新鮮空気側をダクトを通さないこと。第2にシンプルでメンテナンスが容易であること。そして第3に、長く使われ続けている歴史があることです。
やはり、住宅は長期にわたって使い続けられるものでなくてはなりません。もちろんメンテナンスを行いながらですが。
新しく、高性能な製品も開発されてきているとは思いますが、まずは施工の大切さと、使い続けられるということが大事なポイントですね。
メンテナンス
今日は、午前中はお客様宅で換気のメンテナンス作業。
午後は、自宅のキッチンの水栓が壊れてしまったため、ホームセンターで水栓を買ってきて自分で取り換えをしました。15年経つと水回りから傷んできますね。
昔の混合水栓は、銅管を使っているものが多かったみたいですね。この銅管とパッキンの部分から水漏れをおこしてしまったみたいです。
パッキン部分の金物の交換だけでも直るとは思ったのですが、分解してみて、また同じ症状が出るのが嫌なので、水栓ごと取り換えることにしました。
学生時代に設備工事店で長くバイトをしていたので、ある程度やり方がわかります。ただ工具を持っていないと難しい作業です。
キッチンの下に潜り込んで、上向きの作業はキツイもので、設備屋さんの苦労がわかります。ただ、今の器具はだいぶ楽に施工できるように工夫されていましたね。
とにかく、古い水栓を外すのが一苦労しました。やはりメンテナンスとか、取り換えをしやすく設計することも大事ですね。
簡単な修繕
今日も、設計作業を行っていましたが、途中親戚から電話があり、修繕工事を頼まれて行ってきました。
配管から水が落ちるというのと、ドアノブが壊れてしまったというもので、配管の水は締め直して簡単に直ってしまい、ドアノブはホームセンターに行って、新しいノブを買ってきて交換して、これも簡単に直りました。
お役にたてればなによりなのですが、家の修繕的なものは、出来る範囲でご自身でもやってみられたらとも思ったりします。
アメリカなんかでは、家の主人が自分の家の修繕をするのは当たり前のようにやっているみたいですよね。映画なんか見るとそう思います。屋根を修理するとか、内装を模様替えするとか。
時間が許せば、私なんかはいろいろやりたいことがいっぱいありますね。サラリーマン時代は休みの日なんか、日曜大工を大いに楽しんでいましたが、今はそんな時間もなかなかとれません。
学校でも家の修繕について、勉強するカリキュラムがあればいいのかなって思ったりします。
やっぱり家族の中でお父さんが、いざって時に家を直せたりしたら、頼りがいがあるなって思われるんじゃないかな。日本のお父さん頑張ってって思います。
パズルを解くように
今日は、午前中にお客様宅へ換気のメンテナンスにお伺いしました。
お子様も大きくなるにつれて、お部屋の模様替えなどのご相談いただきます。やはり、毎年のようにお伺いすることも、快適にお住まい続けていただくために大切ですね。
午後は、設計作業。晩からお打合せのお客様のいくつか間取りの変更プランを作らせていただきました。
敷地の問題、法規上の問題、予算などの制約の中で、細かく修正をかけながら、理想の家に近づけていきます。
答えが一つでないパズルを解くみたいですね。
時間も労力もかかりますが、お客様と共にここをしっかりと取り組んでこそ、納得のいく、そしてそれぞれの間取りが語ることのできる内容になっていくものと思います。
日記でも、あれこれ建築事例に説明がつけられるのは、それだけの想いがこもっているからですね。
まずは、お客様の想いをくみ取る努力が大切だと考えています。
エントランスホール
今日は、午前中お客様宅の換気システムメンテナンス訪問。とてもきれいにしてらして、インテリアの小物も素敵で、このまま展示会をさせてほしいくらいでした。
午後は立上りコンクリートの打設作業を行い。その後も現場廻り確認。明日からの段取りも含めて状況確認ですね。
さて、今日の写真はエントランスホールです。
エントランスホールは、吹抜けを作って採光をとる意味と、2階リビングからも来客がわかるプランをご提案したものです。もちろん熱効率も考えたFPの家ならではの間取りです。
ふつう玄関は寒い場所になるので、廊下を介して部屋とは閉じるプランになりますが、FPの家の場合、ここも冬暖かく、夏涼しい空間となりますので、思い切ってオープンな間取りとなっています。
玄関からダイニングへの視線も外せたのが良かったのですが、おかげでより広く、抜けのある空間となりました。
ホールに上がると、チラッと見えてくるリビングのタタミコーナーが色気がありますね。
FPの家のような、建物に性能がある家だからこそできるプランです。
目をかけ、手をかけて。
今日は、午前中お客様宅にメンテナンスでお伺いしました。
9月で5年たつお宅になりますが、こうして見るときれいですね。
上部が光触媒のサイディングを貼っていて、光が当たるところはきれいなのですが、光が直接当たらないところはやはり苔が付いてしまいます。
腰から下のタイルは、FPブリックと言って、以前FPの家で手に入れたものですが、これは残念ながら現在は販売されておりません。
こちらは汚れも付かず、写真のようにきれいなのですが、よく見ると1枚外れていたので、すぐに直させていただきました。
この外壁なら何もしなくて完璧ってものはありません。だからこそ時々目をかけ、手をかけて、メンテナンスしていかなくてはいけませんね。
FP床パネル伏せ
今日は午前中、床パネル伏せを行いました。
写真はパネルを伏せてから、養生のヌレインを貼った状態です。
お昼になったのですが、ブルーシート養生まで行って終わりました。
風が強いところなので、夕方また細かいところをシートを当て直して、納めてきました。
午後は、永平寺でメンテナンス工事をしている現場立会い確認や、ほかにもメンテナンスの依頼でお客様宅訪問。最近、どういうわけか、メンテナンスの依頼が多いのです。
そのほかは、地盤改良工事の現場、仕上げ工事の現場の確認。
昨日、今日と、車で走り回っていることが長くて、机に向かうとホッとしております。
ベースコンクリート打設/ケア
今日は、朝からベースコンクリート打設を行いました。昨日と明日と雨の天気に挟まれながらも、タイミングよく施工することが出来ました。
夜勤帰りのお施主様も見に来ていただき、出来上がっていく建物を楽しみにしていらっしゃっていて、私もより頑張らなくてはと思いました。
午後からは。換気システムのメンテナンスに、OBのお客様宅2件訪問してきました。
1件のお宅は、先日ご紹介したフリマーフィルターを装着しております。
こんな感じで汚れを吸着させていましたね。ここはおそらく車の粉塵が多いのかなと思いますが、これだけの汚れを家に取り込まずに済んでいるという証でもありますね。
メンテナンスのあと、また基礎の現場に行き、レイタンス処理という作業を行いました。もう歩けるくらい固まっております。
明日は、墨出し作業を行う予定です。
このあと電話がかかってきて、昔の会社でのお客さんだったのですが、家の車庫に車が突っ込んできたという話で、すぐに見に行きました。
私も去年ですが、倉庫に車が突っ込んできて痛い目に遭いましたが、こんな時はとにかく不安だと思うんですね。ですから、まずは行って差し上げること。そして、必要があればすぐ手当もしてあげないとね。
まずは、大事に至らないものでしたが、まずはご安心いただけるようにアドバイスをさせていただきました。
工務店という仕事は、ただ単に家を作るだけの仕事ではなく、住まいに関するいろんなケアをして差し上げることが、大事な仕事ですよね。その心得を常に忘れてはいけないと思っております。
PM2.5/地盤改良
今日は、勝山のOBのお客様宅に換気システムのメンテナンスに市村といっしょに伺いました。
お天気が良くて、雪はすっかり解けているのですが、雪が残った遠くの山の景色がとてもきれいです。
お掃除をさせていただいたのですが、福井市内のお宅と比較しても全然汚れが少ないですね。やはり空気自体がきれいなんでしょう。近くに田んぼや畑もないので、虫が少ないのがいいですね。とても楽にお掃除させていただきました。
さて、今話題のPM2.5についてちょっと情報です。
当社が作るFPの家では、ガデリウスの第3種換気システムを採用しておりまして、この給気口には標準で花粉フィルターを付けさせていただいております。
ただ、PM2.5のような微粒子ともなると、十分とまでいえないのが実際です。
この給気口ですが、平成20年竣工の旧丸型から四角型の給気口に変わってからのものに限って、フリマーフィルターという高性能なフィルターが取り付けられるようになりました。
こちらですと、PM2.5のような微粒子の捕集も70~90%可能というメーカーデータがあるようです。
従来のような網目を通過するときに目にひっかけて捕集するような考え方でなく、筒に入った繊維状のものに静電気によって吸着させるものです。これは使い続けても目詰まりもしにくく、空気の流れを邪魔しにくい構造ということですね。
もちろん窓を開けなくても換気が出来るFPの家ですので、一般の家とは大違いですが、さらに気を使いたい場合は、こういう優れものがありますので、ご紹介まで。
最後に、今日の写真です。
今日は船橋新の現場で、地盤改良工事が始まりました。埋め立ての土が柔らかくて1.5mから改良することになりました。
硬化剤を混ぜた土は、量が増えますので、残土処理をすることになるのですが、職人さんと話をして、駐車場部分の砕石をいったんどけて、その下の土を残土として出し、そこへ改良で余った土を入れるという明日の段取りにしました。
これで、手間はかかりますが、無駄にならずに後を良くすることが出来ますね。
トイレの仕上
今日は、午前中現場で打ち合わせや作業指示など。その後は設計作業をして、夕方からお客様打合せをさせていただきました。
3月からまた次の現場が動き始めますので、こちらの準備も着々と進めてまいります。
さて、今日の写真です。
モノトーンのすっきりしたトイレになりました。写真ではわかりにくいですけれど、白と黒のレザータッチの壁紙になっています。
床は長尺ビニール床シート。見た目はモザイクタイルにしか見えませんが、お掃除などはむしろこちらのほうが楽ですね。
水回りは、将来リフォームがしやすいように仕上げ材も考えていますね。