キッチンスペース
今日は、午前中OBのお客様宅の換気システムのメンテナンス。奥様もお手伝いいただいて、助かりました。
午後は、現場でお客様と電気工事の打ち合わせ。図面と照らし合わせて、コンセントや照明・スイッチなどの位置確認をさせていただきました。
さて、今日はキッチンの写真です。独立型ですね。
左手に勝手口。正面は高窓で、壁面にはこれから水切りやお玉かけなどの壁掛け収納を考えていて、使い勝手よくしていきます。
背面の手前は、朝に簡単に食事が出来たりするコーナー。正面がマグネットクロスになっていて、伝言板代わりにもなります。王冠デザインのポップな椅子は、お客様がそろえられました。
奥のほうの収納部は、レンジ・ジャー・食器棚関係。グリーンのロールブラインドで簡単にカウンター部まで隠せるようになっています。
ジャーを置く場所の棚の下に、モイスという素材を貼りました。
奥様が調べられたのですが、この材料、最近は食器棚の下に貼られたものが市販されていて、これは蒸気対策ですね。24時間換気もここの天井部についているので、対策は万全ですね。
トンネル事故から思う
今日は、夜にお客様と本契約を行いました。設計をまとめるのに一苦労しまして、スタートがこの時期になってしまいましたが、まずは自然に逆らわず対処していきたいと思います。
昨日はニュースも見ずにいたものですから、朝になって新聞を読んでびっくりしました。トンネルの大きな事故がありました。亡くなられた方々には本当にお気の毒に思います。
構造を見ると、実に怖い作りだったんですね。吊り構造の怖さを改めて思い知らされた気がします。
あんな重いものを、ある意味一つの部分だけで支えていたようなものです。本来なら一つダメになっても、さらにほかの部分で支えるような工夫は考えなかったのでしょうか。
私どもが考える住宅にしても、ビスだけで持たせるという考えは基本的に無理があると考えています。必ず何かに載せる、引っかける差し込むなど。
当社の大工さんは、たとえ指示がなくてもそういう納まりにしてくれます。年数が経ってから起きる現象を経験から知っているんですね。
私が考えるに、あの形状でトンネルの天井納まりを考えるなら、水平の天井板をもう少し長くして山型にして納めれば、板どおしが支えあって落ちにくかったと思うのですが・・・。
建築と土木の考え方って、昔からちょっと違いを感じておりまして、土木には私が考え及ばない技術があると思い尊敬もするのですが、今回のような納まりはダメだと思いますし、メンテナンスもいい加減だったと思います。
お昼の番組を見ていて、大学の先生が最後にちょこっと言っておりましたが、日本の特徴で、こういった大規模な工事でも、作るときにはものすごくお金を惜しまずに作るのだけれど、メンテナンスとなるとすごくお金を惜しむらしい。
本当かどうかわかりませんが、日本の住宅事情を見ていても何となくわかる気がします。実際には手をかけて、お金をかけてこそ、家は長持ちもします。外国はメンテナンスにお金をかけることを惜しまないからこそ、長く古い家に住み続けられるんでしょうね。
今回の事故で、いろいろ考えさせられました。
換気メンテナンス/小屋裏
今日は、午前中お客様宅の換気システムのメンテナンスに行ってきました。メンテナンスは1年ごとに伺います。
汚れの具合を見ると、給気は国道側のフィルターの汚れが多いですね。それだけ粉じんを家の中に入れないでカバーしてくれてるということです。
排気側もまた埃りがけっこう溜まっていました。それぞれに掃除してあげることで、設定量をきれいに換気してくれることでしょう。今日はそのほかにも、気になる部分のメンテをさせていただきました。
さて、こちらの写真は、以前紹介した階段の手すり部分の収納と、その裏が小屋裏に上る階段を写したものです。
今回の小屋裏物置はとてもオープンに作ってあります。
壁を間仕切らずに、山小屋風な手摺になっています。
手摺から下を覗くと、1階まで見えます。小屋裏についたエアコンが、家じゅうきれいに効きますね。
小屋裏から降りた正面の開口奥は寝室です。こちら扉を付ける予定ですが、当初はのれんだけで済ませることに。使い勝手の良いようにオープンに作って、必要な時に区切っていく。FPの家ならでは出来ることですね。
気密測定/幸せな想い
今日は、朝一現場に行って気になった部分の気密テープ貼りをした後、気密測定を行いました。結果は総相当隙間面積が20㎝2で、床面積で割るとC値0.18㎝2/㎡となりました。これだけ出れば、まず安心ですね。
この後、現場にてお客様とコーディネート打ち合わせを行いました。今回は先日の見学会の建物とはまったく違ったコーディネートになりそうです。いろいろなバリエーションが出来て、これもまた楽しみです。
打合せの後は、OBのお客様のお宅へ訪問。設備機器の調子が悪く見に行かせていただきました。すぐに治りましたが、お客様がコーヒーを入れてくださり、しばらく近況をおしゃべりをして帰りました。お客様との会話は癒されます。
夕方にお客様よりお電話をいただき、良い知らせを頂戴しました。
お仕事のご依頼をいただいたものです。以前も日記に書きましたが、ご依頼いただくことが報酬でもあります。
その報酬に対して、今後はお返しをしていく気持ちが当社のスタンスであります。もちろんお引渡しをしたお客様まで、すべてのお客様に対して持ち続けている気持ちですね。
本当に今は、幸せな想いを心に持ちながら、仕事ができるありがたさを感じております。
土舗装しました
今日は、OBのお客様宅で、「土舗装」というものを施工させていただきました。
土で固めた昔でいう「たたき」のようなものです。
せっかくなので、施工の流れをご紹介しましょう。
当初、歩道と玄関ポーチの段や花壇の隙間の部分に、南条砂利を敷き詰めて仕上げていたのですが、雨で土砂が流れてきて、ほとんど土で埋まってしまっています。
これを、3cmくらいの深さで掘りました。
土舗装にもいくつか種類があるのですが、今回は色と機能面を考えて、セメント成分の多めのネオハーデンサンドというものを使いました。
スコップで軽く入れていきます。
足で踏み固めていきます。
もう一度、粉を足してからコテでならし、最後に柔らかい刷毛で撫でてあげると、きれいに仕上がります。(写真の上のほう)
これに水を撒いたら完成ですね。水撒きは1回目柔らかいシャワー状でかけます。その後30分後くらいに、今度はたっぷりかけてあげます。
今回は、夏ということもあって、午後からもお客様に水を掛けていただきました。写真はまだ乾ききっていませんが、よく乾いてから周囲をきれいにお掃除する流れになります。
このたびこの土舗装を、材料だけ買って施工する予定でしたが、初めてなので施工指導をしてくださると言って、美浜町の北山建設さまが、わざわざ現場にお越しいただき、無償で作業を手伝ってくださいました。誠実な会社さんです。ありがとうございました。
この土舗装は、雑草が生えてしょうがないお庭に施工したり、駐車場にも厚みを増せば使用可能ということです。
コンクリートと違って浸透性があり、補修もまた同じ材料を使って簡単に治せて、しかも目立たないとのこと。メンテナンスもしやすそうです。
保水性がある分、家の周りに施工しても、照り返しの暑さというのも防げる利点があります。人にも環境にも優しい舗装材料ですね。これから使っていきたい材料です。
今日もあれこれ
今日はまた良い天気になりましたね。今日は写真を撮りそびれましたが、我が家の軒天井がうす汚れてきたので、塗装屋さんに再塗装をお願いしました。
この頃なんだかリフォームづいておりますが、忙しい時ほど、あれこれ気が付いてやれるものです。
午前中は材料の発注や、プラン作成をしたり・・・。午後は先日、雨で途中になったウッドデッキ囲いの再塗装に行き、その足で現場廻り。
基礎の完成写真を日記に載せていなかったですね。今日はポーチ柱が建つ位置のレベルの確認。設計通り出来ていました。材木屋さんでは建て方の準備作業で、最後の作り物などを行っています。
もうすぐ完成の現場では、クロス屋さんが明日で終わるということで、私もその後取り付ける作り物の採寸を行いました。まだまだ私のやる雑用が残っておりますが、ひとつひとつ出来上がるごとに喜びを味わっております。
太陽光発電勉強会/解体工事 3
今日は午後から、福井県太陽光発電普及協議会の技術講習会というのに参加してきました。
当社は直接の作業工事を請け負うわけではないのですが、住宅に太陽光発電を載せる責任上、工事の注意点やメンテナンスの勉強が必要と考えて、「ふくいPV事業者連絡会」の会員に入っています。
福井での施行例や、不具合のあった事例を勉強させていただきました。やはり予測の付く雪の問題から、パワーコンデショナーに虫などが入って不具合を起こす事例などは初めて聞きました。
施工の注意点は当然ながら、経年的に不具合を点検する流れを確立することが大事ですね。メーカーも保証書は出すけれど、売りっぱなしではなく、定期点検の方法なども提案してほしいものです。実際それがないから、こういう勉強会も必要なのですが・・・。
解体の現場も、上屋の解体は順調に進んだのですが、基礎がごつい基礎になっていて大変になっています。
立ち上がり部分はまだよかったのですが、ベース部分が地中梁かと思うほどの大きさ。32年経っていますので、コンクリートも相当固くなっています。
重機ではとても壊せなくて、機械を持ってきて梁の両側を斫ってからでないと崩せない状態。これは時間がかかりそうです。
雨の日に・・・
今日は、1日雨のお天気でしたね。
朝早くに現場に行って、ベースの型枠用の墨だしをしてきました。測量の機械を濡らしたくなかったので、手伝ってもらっている父に傘をかけてもらいながら行いました。墨は雨の日にも使えるものを使用します。
午後はお客様宅の排水が流れにくいということで行ってきました。流しの下のトラッフ゜を外してみると、ヘドロがごっそり付着していて、これだと洗浄剤も追いつかないかなと思うくらい。
こんなに汚れが付くんだなと勉強になりました。皆さんも汚れが軽いうちに定期的にパイプ洗浄剤を使われることをお勧めします。
会社へ帰る途中、ハウスメーカーさんの分譲地があるのですが、この雨の中で屋根のパネルを取り付けていました。その下は外壁まで仕上がっている建物。ちょっとびっくりしましたね。
プレハブのハウスメーカーさんの建物は、外壁から断熱材、内壁まで工場で完成されたものを、現場で組み立てていきます。
ですから、雨の日にやっているというのは、中が水浸しではないかと思うんですね。なにほどか処置はしていると思いますが、水の力は侮れませんよ。第一たしかグラスウールの断熱材を使っているメーカーだと思うので、濡らしたら台無しではないかと・・・。
今日は仏滅ですが、建売のことですから関係ないのかもしれません。しかし私はこういう作り方の家というのは我慢できないですね。
当社は、雨の日の建て方は行いません。断熱材はウレタンで雨で濡れても心配ないとはいえ、構造材から何から、濡らさないにこしたことはありません。
第一に雨の日は滑りますから、作業が危険という意味でも、雨の日はやらないことにしています。これだけは、お客様にもお願いして雨の日は延期させていただいております。
職人さんの段取り的には迷惑をかけますが、一生に一度の家づくりを数日待てないことはありません。大切に造りたいですからね。
換気システムのご質問
今日は午前中はお客様宅に訪問打ち合わせ。午後は建築計画をお持ちのお客様が来社されて、お話をさせていただきました。
ご計画を、実施に入る前にじっくりとお考えになることは結構なことだと思いますね。本日のお客様は換気システムのことにお詳しく、感心いたしました。
第1種換気の問題点をよくご存じで、当社のように第3種でやっているところを探しておられたとか。賢明な方です。
ハウスメーカーがほとんど第1種換気を採用しているように思いますが、本当にメンテナンスや長年使ってどうなるかを、お客様目線で考えていないように思えて仕方ありません。
Q値を上げるために、第1種を使えば計算上はよくなるかもしれませんが、年数が経って使えない代物になった時、たとえ機械は入れ替えられても配管までは治せないことになると思います。
第1種換気を使うというメーカーや工務店があった場合、しっかりとメンテナンスについてご質問されることをお勧めします。ちゃんと後々まで面倒を見てくださるかですね。
もちろん、第3種換気についてもメンテナンスの質問をしてください。家造りはお住まいになってからの使い方を考える事も、とても重要ですね。
どうぞ、ご質問などメールでも受け付けますので、お気軽に問い合わせフォームからご投稿ください。
換気システム-メンテナンス
今日は午前中、お客様宅の換気システムのメンテナンスに行ってきました。
年に1回はお客様宅に訪問させていただけますので、お客様のご健在やお家の様子も見させていただけるので、こちらの安心につながります。
写真はダイニングの上の排気レジスター。けっこうつまっていますね。やはり掃除は大事です。
汚れ具合は場所によってまちまちですが、キッチンに付けているものがやはり一番汚れます。レンジフードから逃げた分を採ってくれているのですから助かります。普通の家には付いていませんからね。
こちらは、換気システム本体をきれいに掃除した後の写真です。本体のメンテナンスは、機械の長持ちにもつながりますから、欠かせませんね。
これ以外に、給気レジスター部分の掃除とフィルター交換作業をします。ご主人は花粉症ということで、換気のメンテナンスは花粉の季節に入る前にやってフィルターも新しいものにしておきたかったようですね。
FPの家は、そういう花粉の季節でも、花粉フィルターが付けられる換気システムのおかげで、窓を開けずに換気できる点を喜んでいただいていると思います。