サーモカメラ
今日は、朝のうちに丸岡の現場でお客様と打合せ。その後二の宮の現場で大工さん打合せ。その後は設計作業に没頭しました。
今日は、お天気も悪くなり、かなり冷え込みましたが、事務所で暖かく過ごしていたので、現場の皆さんには悪いなと思いつつやっておりました。
夕方に、サーモカメラで、表面温度を測ってみました。
エアコンの吹き出し口は、32.4℃。
玄関のタイル床は、22.2℃。床暖が入っているわけではありません。十分な暖かさです。
玄関サッシのアルミ枠部分はさすがに14.6℃と低くなっていますね。それでも結露するところまではいきません。
樹脂サッシの枠部分は、20.3℃です。やはりアルミ枠とは全然違うのがわかると思います。
サッシのガラス面は21.4℃。Low-Eのペアガラスです。エアコンの風が当たっているのが良いようです。
ちなみに室内の温度計は22.9℃でした。
それから、壁の隅っことかで、色の濃い部分がありますが、気流というのが、隅っこを丸くカーブして曲がるもので、FPの家でも、隅っこは多少温度が下がります。
もちろん結露するような低さにはならないのですが、一般の家ですと、露天温度まで温度が低くなると、隅っこに結露が起き、カビが発生しやすいということになります。
サーモカメラで、取ってほしいというご要望があれば、持って伺いますよ。
エアコン暖房/小屋裏収納
今日は、朝のうちに現場廻り確認打合せと敷地の環境確認。その他は、こまぎれ仕事あれこれと、発注作業・見積作業でした。
細かい頼まれ仕事と、大きい見積依頼が2件あって、なかなか本業の住宅建築に集中できないのですが、今日から仕事も夜を早く切り上げて、朝方に変えていこうと思っています。
朝の出かける前の2時間に集中したほうが健康的かなと思いまして。
朝も、今の季節真っ暗なのですが、FPの家は家中が暖かいので、その点起きるのが辛くありませんね。
今年は蓄暖を入れずに、夏から導入した三菱のAI付きズバ暖エアコンが、1台で上手に暖めてくれております。
今まで蓄暖だけだと、夜の蓄熱中は、やはり温度が下がりましたからね。
蓄暖とエアコンの併用がベストでしょうけれど、今は電気代の関係で、蓄暖を装備しない家づくりをしていますから、私も実際の経験をしないといけませんから、今年がエアコンオンリーでいこうと思います。
話は変わって、丸岡の現場のロフトの写真です。改めて見て、広いですね。
これでも、最長部の天井高1.4mになって、直下階の1/2の面積なので、小屋裏物置として延べ床面積には入りません。
大人は、ちょっとキツですが、子供は走り回れるなと思います。
収納としてしか使えないなんてもったいないですね。FPの家だから、冬でも暖かい空間になりますからね。
モデルハウス/第3種換気
今日は、午前中にお客様モデルハウスご案内をさせていただきました。
熱交換の第1種換気システムに比べて、第3種換気システムだと、給気口の冷気がひどいと教わったそうですが、FPの家の第3種換気システムの暖かさと、給気口から入るわずかな冷気にご安心いただけたようです。
第1種換気システムに当社がしない理由はたくさんあって、お客様にも、しっかりご説明できるのですが、あまり伝えていなかったことがございます。
その一つが、第1種換気システムでは、浴室とトイレは、個別換気になっていることです。
個別の換気ということは、使用していない時は、換気していない空間が家の中に存在することになってしまいます。
それでは、全館24時間冷暖房と言っても、その空間は別となってしまうのではないでしょうか。
FPの家で採用している第3種換気システムの設計は、浴室もトイレも24時間排気を行っているので、室内空気もそちらへ流れて排出されます。
だから、そういうカビや結露が発生しやすいところも、常に空気が澱まずに動いている空間にできますし、冬でも暖かい空気がその浴室・トイレにも流れてくれるのです。
高気密をうたっているのであれば、換気計算で給気量と排気量のつじつまが合わなくてはいけません。家の中に個別の排気だけする場所が出来るのもおかしいですね。
換気は機械に頼らないといけない部分ではありますが、なるべくシンプルに、メンテナンスをすれば、永く使い続けられるシステムであることが重要なポイントですね。
FPの家福井支部勉強会
今日は、午前中に現場廻り確認と作業打合せ、会計事務所と銀行へ。
午後から、福井支部の定例会。
福井支部と石川支部との合同勉強会。
夜は、福井支部の忘年会とタイトな日程でした。
午後の勉強会は、久しぶりにFPの家のマニアックな勉強会となり、昔を思い出してとても心躍る1日でした。
内容は、FPの家の誕生から始まり、断熱材の性能計算まで3時間の講義が、あっという間に感じました。
FPの家は、勉強すればするほど、大したものだと思う工法です。
また、これからも勉強会を引き続き行っていきたいと思います。
丸岡の現場ですが、いったん大工工事が片付いて、気密工事に入るところです。
今日から、プログラマーさんが、スマホで日記を見やすくしてくれました。いかがですか?
写真も、画質が以前より大きいのが貼れるようになりました。
嬉しいですね。また写真をお見せするのが楽しみになります。
明日は勉強会
今日は午前中、業者さん3社来社打合せ。午後は15時から、お客様来社打合せでした。
打合せまでに資料をあれこれ作ったりしてましたので、けっこうタイトな1日でした。
明日は、FPの家福井支部と、石川支部との合同で勉強会を行います。
勉強会の前に、福井支部の定例会も行う予定で、その中で、先日行ってきた札幌サミットの報告をしなくてはならないので、これからまた資料作りです。
FPの家も、昔は換気システムの勉強会など、けっこう頻繁に行っていた経緯もあるのですが、若い世代の方や、新しく入ってこられた会員さんには、今はなかなか、そういう専門的なことを勉強する機会が、なくなってきました。
そこでまた、勉強する機会を作っていこうという試みです。
会員の皆さんのレベルアップにつながることなら、私も、出かけてでも協力していきたいと思っています。
札幌に行った折の写真を開いてみたら、建築以外の写真もいっぱい撮ってあって、せっかくなので載せますね。
イサム・ノグチのモエレ沼公園の写真です。
大きなピラミッドのような山が二つあります。
こちらは、擁壁に囲まれた丘のような場所。
なにかをするためでもなく、これ自体が巨大なオブジェなのだと思います。
こういうオブジェもあります。
ほんとに広々とした空間です。
ガラス張りの施設があります。
ゴミ処理場の跡地であるというのも、とても感心するところです。
北海道のおすすめスポットですね。
エアコン配管の気密
今日は、午前中にお客様宅換気メンテナンス。もう1件お客様修繕工事。
午後は、施工図と見積作業その他あれこれ雑用でした。
午前中の修繕工事のお客様というのは、FPの家で、エアコンの配管部分にウレタンを注入して気密をとるという工事でした。
エアコンが1年で壊れて修理をメーカーに頼んだらしいのですが、配管まで交換するとなって、FPの家は配管の貫通部分を気密をとっているのをお客様も知っていて、気密工事もお願いしたそうなんです。
しかし、メーカーのダイキンさん、気密をとるということを知らないらしく、ウレタンスプレーも持ってないし、やり方もわからないという話です。
手慣れたエアコン業者さんとは違うからなのかなと思いますが、気密の大切さも知らずにいるのは残念なところです。
昔建てたところの工務店さんも、対応してくれなかったのも残念なところではありますが。
私の昔在籍していた工務店さんで建てられたお客様だったので、私を思い出してご連絡をいただきました。
やはり気密がとれていないと、そこから入る隙間風が邪魔して、エアコンのセンサーがまだ寒いと判断して、運転を強めてしまう可能性があります。
助けを求められた、お客様の判断が正しかったですね。
こういうことって、普通の家づくりをしている業者さんではわからないというか、やったことがないかと思います。
高気密・高断熱の家というのは、それだけ、厳しい管理のもとに作っていかないと、本物にはならないということですね。
床暖房のような
今日は、朝一に各現場廻り確認。その後、お客様宅1年目の換気メンテナンス。午後は、12年目のお客様宅換気メンテナンスでした。
どちらのお客様宅も、FPの家で暖かくてホッとします。年数が経っても変わらぬ性能がうれしいですね。
1年目のお宅の方の完成時の写真です。タモの無垢フローリングを張っているのですが、エアコンだけで暖かくて、まるで床暖をしているようでした。
普通の家では、こんなに部屋が吹き抜けていたら、熱は上にあがるだけで床は冷たいままでしょうね。
床暖房や、床下に強制的に空気を回して暖める工法もあるようですが、断熱・気密がしっかり施工されていれば、夏・冬に関わらず、コストもかからずに機能します。
冬でも夏でも、ご家族が快適に過ごせる家であることが、FPの家の一番の特徴だと思います。
日に日に寒くなります
今日は、夕方に建築ご相談のお客様にご来社いただきました。
現在お住いの借家が、とても寒いそうで、FPの家の説明を聞きにおいでいただきました。
基本性能の高い家づくりは、機械に頼った家づくりとは違って、永くパフォーマンスを保ちます。
エアコンや換気システムも、交換できるシンプルさが大事だと思います。先々、住む人が困らない家づくりが肝要ですね。
お昼にデルモを連れて、あさくら水の駅まで、散歩に行ってきました。
日中は、お天気も良くて、寒さも和らぎましたが、日に日に冬に向かっている感じはしますね。
デルモも、ほんのちょっと、車で散歩にお出かけするだけで、ご機嫌でした。
墨出し/中間気密測定/台風対策
今日は、朝一にベースコンクリートの墨出し作業。その後、気密測定の段取り。
午後から気密測定と台風対策などで、ほぼ今日は現場作業でした。
息子が水曜から今日まで東京で研修だったので、久しぶりに一人であれこれ作業をしたのですが、おっちょこちょいで、墨出しなのに肝心のレーザーを忘れて、取りに帰りました。
朝早めに出たのに、結局戻る道中で渋滞に会ってしまいました。これからは、持っていくものをメモに書くとかして、行動しないと駄目ですね。
基礎屋さんも鋼管の型バラシと、セパレーターを打ちに来てくれていたので、墨出しの手元も手伝ってもらいました。
重機も持ってきて、表層改良の残土も処理してくれましたので、助かりました。
明日は台風が来るので、型枠工事は日曜日に行う予定です。
二の宮の現場の中間気密測定を行いました。
結果はご覧の通りで、詳しい値はC値=0.105㎝2/㎡です。
大きな引き違いサッシがあるので、多少の漏気は確認しましたが、それでもこの数値です。十分な値ですね。
写真を見てわかりますでしょうか?今回、掃き出しの引違サッシ1か所を全体を塞いで測定器を設置したのですが、負圧で膨らんで外れそうなくらいでした。押えると台風かなと思うくらいの圧でしたよ。
外壁もけっこう張られてきましたね。
台風対策で、外回りのチェックと、メッシュシートを畳みました。
それにしても、関東の方が心配ですね。無事に通り過ぎることを祈ります。
家の持つ役割
今日は、午前中にお客様にモデルハウス見学と建築ご相談。その他は設計作業を行いました。
今日も、日差しが強く厳しい暑さでしたが、モデルハウスも快適で、事務所も快適で、夏のFPの家の体感も出来たことで良かったと思います。
高性能な住宅は、最初に性能にかけるイニシャルコストは上がりますが、ライフサイクルコストで見れば、間違いなくランニングコストで、普通の家よりお得になります。
それ以上に、全館快適な空間に、しかも24時間過ごせるわけですから、どんな家に住みたいかという以上に、どんな生活が過ごせるかも、重要なポイントですね。
真夏に外に仕事に出て、暑くて大変でも、家に帰れば大丈夫。
夜も、熱帯夜知らずの家でぐっすり寝られれば、過酷な夏も元気に過ごせます。
家族の健康を守るのも、家の大切な役割ですね。