ご遠慮なく

今日も、忙しい1日でした。朝早くは設計作業。その後現場でブラインドや鏡取付の作業指示。そのほか自分でも作業。

現場を離れようとしたときに、ご近所さまからお声かけをいただき、襖の建付けを見て差し上げました。かなり重症でしたので、改めて治して差し上げることにしました。

午後も来客2件から始まり、現場作業とお客様宅訪問、敷地の調査確認。帰るとまた2件来客という感じです。

お客様宅訪問は、エアコンを追加で取り付けるお客様のために、作業指示をするもの。

こちら、当社の指定業者だと難しいことではないんですが、家電屋さんで購入されたので、筋違に当たらない位置を教えてあげるのと、気密をとらないといけないので、ウレタン注入の指示。

普通の家とは違いますからね。FPの家は。ですので、なにかされる場合は、ご相談していただくのが一番です。

どんなに忙しい時でも、お客様のお声かけはありがたいものです。遠慮は無用ですよ。

昨日の建て方の流れ

昨日は、さすがにバテてしまって、あんまり写真を載せられなかったので、今日はおさらいで建て方の流れの写真を載せたいと思います。

早朝の写真。曇りの天気予報にもかかわらず、青空が見えます。

 

作業し始めの光景。とにかく材料を置く場所がなく、やむをえず中に入れてさばきます。

 

FPの壁パネルを吊り上げています。電線がまた邪魔ですが、これを越えての作業です。

 

2階の床組が出来て、床合板を敷いている段階です。

 

壁パネルが、小屋裏部分まで入り、下屋の屋根のほうも完成。

 

屋根パネルの施工作業中です。長い屋根なので、中間につなぎが入り、連結している作業です。

 

3時の休憩中。といっても作業は終了しておりまして、この後に正面のブルーシートを掛けて完了。

 

3時過ぎから板金屋さんが来て、屋根にゴムアスファルトルーフィンク゛を施工。これでいつ雨が降っても大丈夫です。

 

今日は作業をお休みしました。外は雨でしたが、こちらがロフトの状態です。けっこう広いでしょ。

昨日も今日も、ご近所の方がご興味を持たれて、外でお話ししておりました。どうも特殊な建物と思われているみたいですね。外見だけでなく、実際の建物の性能をお知りになったらもっとびっくりすると思いますが。

気温と血圧の話

今日は、お昼にお客様がおいでになり、現在お住まいのお宅の事情をお聞きしていましたらところ、雪の多くの問題から、寒さ・カビ・結露の話など、ほんとに大変な思いで暮らされているお話をお伺いしました。

長くFPの家に住まいしていると、快適さが当たり前になってくる部分もあるのですが、こういう一般のお住まいのご苦労をお聞きすると、やっぱり確かな家造りを行っていかないと、新しく建て替えても、昔の家に毛の生えたような家造りでは持たないであろうと、また再認識いたしました。

 

先日、北海道夕張市と福井市における、住宅の省エネルギー性能と健康に関する調査報告書というものを入手いたしました。

これは、高齢者の死亡率が冬季に高くなることを受けて、その原因が高血圧などの血圧異常が原因とされているものなので、これが住宅の温熱環境に関係があるのではないかということで、気温と血圧について調査されたものです。

その調査報告から読み取れることは、夏から冬にかけての室温低下が、福井の家のほうが夕張の家より大きいという結果。これは、家造りが北海道は高気密・高断熱化が進んでいて、性能が高い家に住んでいる結果でしょう。

それと、室温低下による血圧の増加は、室温が7℃以上低下すると、100%の確率で血圧が上昇するという結果が出ているようです。

住宅の性能で考えると、熱損失係数が約3W/(㎡・K)という性能値の建物で、居間が20℃であっても、廊下や暖房をしていない例えば浴室やトイレは10℃になるという。

つまり室間で10℃の温度差が生じているという調査結果のようです。約3W/(㎡・K)というと、次世代省エネ基準の4地域で2.7W/(㎡・K)なので、こんな基準で大丈夫、暖かいと思っていたら大間違いですね。

 

今、一般にこの北陸であれば、この4地域の基準でよいなどという問題ではないんですね。北海道の家に住む人たちより、あきらかに北陸の家に住む人たちが危ない。

どうか、国の基準など当てにせずに、本物の家造りを目指してください。それが家族の健康を守り、後世に良い建物を残していく財産となりますから。

気持ちいい建築

またTV番組の話で恐縮ですが、昨晩のNHKで「プロフェッショナル」という番組を見ました。建築家の手塚貴晴さんと手塚由比さんご夫婦が出ていたものです。

このお二人が作る住宅や幼稚園など、見ていてとっても気持ちがいいんですね。すごく人間的なんです。

かっこよくするために、なんだか奇をてらって作られた建築家の建物は、正直好きにはなれません。やはり住む人が気持ちいいと感じられる家でないと、そこに過ごす意味がないですね。

プランを作るときに、住んでいる人がどんな風に帰ってきて、そこにどんな風景が見えてくるか・・・。

機能的なことをまとめるのは当たり前で、それにプラスアルファで気持ち良さをご提案できるかどうか・・・。家造りってこの辺が大事なところですよね。

 

話は変わって、国の家造りの指針はどうか・・・。ゼロ・エネルギー住宅を推進するという意味で、アクティブな要素である再生エネルギーなどの設備システムをつけることに補助金を出すとか。

正直言って、心ときめくものでもなんでもないです。原発の問題とかで、電力の問題をすり替えているものだと思いますが、設備的なものはまたいつか壊れるものでもありますし、永久的なものではありませんよ。今、余計にお金をかけさせて、その面倒は結局国民自身がみていかないといけないものです。

むしろ、パッシブな部分である、住宅そのものの性能を上げることに特化したほうがまだましな気がしますね。しかし、断熱・気密・換気の考え方は、国の基準はいまだ幼稚なままでありますが・・・。

とにかく、国のやることは人間味がないですね。魅力がない。節電を唱えるにも、もっと人の心に訴えるものがあれば、皆で協力し合えるのではないかと考えますね。

やはり、なにごとも気持ちよくなくては、続かないことと思います。

中間気密測定

今日は、中間の気密測定を行いました。結果はご覧のような数値で、C値は細かく言うと0.136㎝2/㎡となりました。

午前中、最初の測定は0.3と出て、大工さんとこれはおかしいと、隙間のある部分を探して回って、しらみつぶしに治していきました。

数値は正直に表れていって、0.2となり、最後0.1が出ました。もう後は開口部であるサッシの開く部分から漏れるくらいで、これは仕方ありませんね。

中間の気密測定は原則ではありませんが、こうやって測定したり、負圧をかけて隙間を調べることで、もう一歩レベルアップ出来ます。当社では欠かせない取り組みですね。

午後にはお客様にも、見ていただきました。これで、仕上げる前に少しでもご安心いただければ幸いです。

現場ご案内

今日は、午前中プランを見ていただくお客様と事務所で打ち合わせ。

午後は、現場の構造をご覧になりたいお客様を、現場にてご案内させていただきました。

現場も外回りが終わったところで、気密テープの作業がこれからというところ。

換気システムの配管もこれからですし、階段もまだ無いので、お客様の奥様には見学には申し訳なかったですね。ご主人様だけ2階もご覧いただきました。

FPパネルと構造材・構造用金物に関しては見ていただけました。

なんといっても、今日も朝から外は暑い日だったのですが、閉め切ってあった現場の内部はホッとするような涼しさ。外気の暑さを遮ってくれている証拠ですね。

この辺りは、体感という意味でとても価値があったかと思います。エアコンなど機械に頼らない部分での性能の高さを感じていただけたらありがたいですね。

省エネ政策の改悪

ネットで調べていたら、北海道新聞で「省エネ政策まとまる」という記事があって読んでみました。そしたらガッカリ・・・。

11年前の古い「次世代省エネ基準」が今回改正されるというのですが、これが下記の記事のように。

 

各地域ともQ値に変更はなく、気密性能(相当隙間面積)、気密層施工、暖冷房、換気量などの基準が削除され、断熱性能と省エネ性能(暖冷房負荷)だけを規定する案となっている。

 

まさかと思いましたが、ひどい話です。改悪じゃないですか。

これは気密が取れない家を作っている大手企業の圧力でしょうか?天下りがはびこっているからこんなことになるのではと、勘繰ってしまいます。

全体の底上げをするためと言ってはおりますが、そのなんでも標準にして皆おなじ顔しようとする個性をつぶす政策が、日本の悪しきところですね。

これだから、日本の家は良くならない。もうくだらない政策はやめてもらったほうが得策ですね。優れた仕事をしている人たちの足を引っ張るだけだと思います。

こういうレベルの低いバカな政策には溺れず、正しい道を進んでいきましょう。

新築でも結露だとか・・・

今日は、午後に職人さんが来て、いろいろとお話をしていたんですが、新築のお宅でもサッシにすごい結露をしているのを見たという話がありました。

私もFPの家に慣れてしまって、窓の結露を見ることがないものですから、現状はそうなんだなと改めて考えさせられました。

新築のお宅ですので、断熱材も入ってサッシもペアガラスということですが、それだけで結露は防げるものではありません。

サッシ自体の性能もありますし、気密や計画換気に加えて、空調をきちんと行っているかが問題であろうと推察します。

たとえ、高気密・高断熱で計画換気もされていたとしても、部分暖房でおわらせていたら、やはり結露が発生する部分が出てくるでしょう。

基本は24時間全館暖房することなんですね。家の中に暖かいところと寒いところを作れば、寒いところに水蒸気が流れて結露が生じようとします。

24時間全館暖房なんて、エコじゃないし出来ないと思われるかもしれません。でも、住む人の健康、家自体の健康を考えたら、そういう方向に進めていかなくては結論がでない事柄なんですね。

もちろんガンガンに暖めよという話ではありません。優れた住宅は、室内が20~22度でちょうどいい暖かさになります。それで結露は無くなります。

断熱、気密、計画換気、そして24時間全館冷暖房をセットで考え提案できることが、家造りで本当に大切なことなんですよ。

加湿器の使用

自宅で使っている加湿器の写真です。

コンポニビリの上に±0の加湿器。

ちょうどいいので置いていますが、ちょっとデザインとデザインで打ち消し合ってしまったかなという感じで滑稽ですね。

加湿器はあんまり気にせずに使っていなかったんですけれど、健康のために使ったほうがいいかなという感じでまわし始めました。

やっぱりそれ以上に、家中暖かいことを、FPの家に感謝して住んでおりますね。

「使われ続ける魅力」

今日は、性能の話ばかり続いたので、ちょっと違う視点からの話です。

岩前教授のセミナーからのお話で、一番ほっとした話なんですが、住宅でもなんでもそうですが、「使われ続ける魅力」がないといけないという話が合って、とてもここに共感しました。

スマートハウスでガチガチに設備投資した家も、パッシブハウスで思いっきり断熱性能を上げた家にしても、デザイン性の無い面白味のない家に、はたして住んでみたいと思うかどうか・・・。

長期優良住宅もそうですね。一昔前の家かと思うようなかっこ悪い家ばかり。しかも間取りも平凡なものばかり。

あくまで人が住むのですから、機械やデータに自分を合わせる必要などないですね。もっと人間的に見て、魅力のある建物を造ることのほうが大事です。

ホッとする空間であって、それが住む人の安全と健康を守ってくれるものであることが、家造りをすすめる、私どもの使命であると思います。

当社がデザインを大切にしているのも、まさに「使われ続ける魅力」のある建物を目指している処であります。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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