松岡の完成見学会1日目
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの、今日のブログです。
朝一は、開発の現場で直角墨出し作業。夕方も進捗確認。
それ以外は、松岡のお宅で予約制完成見学会のご案内でした。
本日は、5組様のご案内をさせていただきました。
あいにく今日は、外があんまり寒くなくて、暖かさのインパクトに欠けるかなと思いましたが、それはそれで、やはり暖かさが気持ち良いという感想をいただきました。
通常の家だと、暖めるためにエアコンがフル稼働して、空気が暑いくらいになりますが、FPの家は、床・壁・天井が蓄熱して、輻射熱を放出しているので、暑い空気でなくても空間が暖かいというのが体感できたと思います。
やはり、ぜひ体感してみて欲しいですね。
本日は、FPの家の福井支部のお仲間にも、見学していただきました。
やはり同業者さんとは、別な内容のお話しで盛り上がりますが、ぜひお互いに切磋琢磨していきたいですね。
暗くなってから、リビングを外から写してみました。
飾りつけしているので、ショールームみたいに見えますね。
ぜひ、お住いになられてからも、素敵に住んでいただきたいと思います。
明日は、15時だけが空きのお時間となりますが、ぜひご希望の方は、メールかお電話でお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
保冷庫工事続きとお願いです。
今日は、朝から保冷庫のリフォーム現場でした。
トップページの今日の予定を書くツィッターが調子悪く、投稿されませんでした。失礼いたしました。
今日は、午前中は大工工事の残工事。午後は、クロス屋さんに入ってもらいました。
壁紙をめくったら、石膏ボードがこんなに湿気ておりました。
エアコンを使って極端に冷やすことで、こんな風になるのですね。隙間風からの逆転結露現象です。
とにかく、ヒートガンにて乾かしました。現場発泡ウレタンを行った家でも、こういうことが起きるということです。
さて、私事ですが、無理がたたりまして、疲れから本日発熱をしてしまいました。
午後から、急に体調がおかしくなり、熱を測ると37度を上回る状態。
すぐに、「帰国者・感染者相談総合センター」に相談しました。(のちに36℃台に下がりましたが)
症状も熱だけで、不要な外出も、飲食もしていないし、アプリを確認しても接触もないことから、行きつけのお医者さんで診てもらってとなり、結果、疲れから来る症状で、薬を飲んで、しっかり休むように言われました。
ここしばらくの忙しさと、朝夕に、ジャンパーも着ずに出かけてしまったことも続いて、そのせいかなと思います。
室内が暖かいFPの家だと、ついついやってしまいますね。自己管理をと言っていた矢先に、お恥ずかしい限りです。
お客様や、職人さんたちにはお願いして、息子が対応する形で進めていきます。
土日しっかり休ませてもらって、来週は動けるようにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
保冷庫の造り直しリフォーム
今日は、午前中は、保冷庫を造るリフォーム工事の初日準備作業。
午後は、FPの家北信越支部からご相談があって、FPの家の広報の方を含めた3者会議を急遽ZOOMで30分ばかり。
その後、別のリフォーム工事の現場で、お客様と打合せ。その後、松岡の現場進捗状況確認。戻って段取り作業でした。
昨日、息子に軽トラで岐阜のFPの家関ケ原工場まで、保冷庫用のFPパネルを取りに行ってもらいました。今日は積んだまま、現場へ届けました。
一般の工務店さんが作られた、元の保冷庫ですが、棚と設置されていたエアコンを外して、窓もウレタンボードで塞ぎました。窓はもう関係なくなるのですが。
エアコンは新しいので、ご親戚の家に取付に行ってもらいました。
3帖のお部屋で、これが機能していれば、重宝したと思うのですが。出入り口も、普通のドアです。
結露を起こしまして、このまま使い続けられないということで、相談があったものです。
チャンネルサポート金物も錆びていまして、外壁側は、外すと空洞の奥に吹付ウレタンらしきものが見えました。
反対側は、内部間仕切り側で、断熱材も別なものが入っているようでしたが、こちらもビスから水滴が…。外壁側ほどは結露していませんでした。
やはり、夏に酷かったので、夏の逆転結露現象でしょうか。
とにかく、気密が取れていないということは、こういう風になるわけですね。
今度は、間違いのないFPのパネルを使用して、しっかり気密もとって施工させていただきます。
松岡の現場のカーポートが建てられました。予定より早く建てていただけて助かりました。
明日は、庭工事が入る予定です。
FPパネル・グッドデザイン賞受賞
今日は、朝一松岡の現場でブロック塀のリフォーム打合せと大工さん打合せ。11時に建材屋さんの展示会見学。その他は、見積と設計作業を行いました。
さて、今日は嬉しいお知らせです。
「グッドデザインアワード2020」において、「FPウレタン断熱パネル」が受賞しました!
1985年に発売されて以来、「FPの家」として30年以上にわたって使用されてきたパネルです。
もちろん、その間に改良も加われてきたものですが、このベーシックなパネルが、ここにきてやっと認められたと思うと、感慨深いものがあります。
ずっと変わらなくて、しかも優れた製品と言うのは、断熱パネル材のスタンダードとして、これからも価値あるものだと思います。
私も、これからもずっと、自信をもってこのパネルを使って、優れた性能の住宅を作り続けていきたいと思います。
FPの家性能勉強会~換気システム編
今日は、午前中に現場確認と、お客様宅訪問2件。その後、土地の確認廻り。
午後は、14時から17時半までFPの家の性能研修会を福井・石川合同でZOOMを使って行わせていただきました。
本日は、換気システムについての講義を、FPコーポレーションの門田部長にお願いしました。
FPの家の勉強会は、23年くらい前から私も、断熱・気密・換気と繰り返し勉強をしてまいりました。
ただ勉強会も、ある程度各県の工務店の皆さんの理解が深まって、開催がほとんどなくなってしまいました。
それで、福井でも新しい会員さんの工務店さんが、改めて勉強したいとの要望もあって、昨年から始めたものです。
換気システムは特に注意が必要です。住宅にとって要ともなるものですね。
昨今、どのハウスメーカーも工務店も、換気システムを付けてはおりますが、どれだけその内容を理解して導入しているかと心配になるものです。
おそらく、ほとんどの場合、メーカーに設計を依頼して、ただ付けているだけというのが大半でしょう。
FPの家の工務店は、自社で換気計算を行えますし、調整もできます。
メンテナンスに関しても、自社で出来る形で、提供しています。
換気システムがどのタイプであっても、引き渡されたお客様は、なにもわからずに押し付けられる形で、そのメンテナンスを行っていかなくてはなりません。
換気システムのタイプによっては、相当大変な思いをするかもしれません。
ですからお客様は、充分に理解できますように、換気システムについてメンテナンスを含めた質問をしてからお決めくださいね。
私の方では、ご納得いくまでご説明させていただきますよ。どうぞ聞きに来てください。
誰が造っても同じではない
今日は、朝一に温水器をエコキュートに交換するお客様宅へ設置場所の現場指示。その後、現場確認と設計作業。
午後は、プラン提出のお客様来社打合せ。その後、エコキュート設置確認と現場確認。戻ってこまぎれ作業でした。
松岡の現場は、大工さん二人で、天井面のボード張りを行ってくれました。
昨日は地震で、ショッピングセンターや学校の天井が落ちたとか報道がありましたが、公共建物は、軽量鉄骨の天井下地にジプトーンという安い天井板を張ってあるものがほとんどです。
この板が割れて落ちるんですが、例えば水が付いたりして柔らかくなっていると落ちやすくなると思います。
住宅の場合、板が割れて落ちるというのは、あまり聞かない話ではありますが、当社では安い杉の下地材ではなく、基本的に松を使います。強度が違いますので。
杉は柔らかくて、ビスを回しすぎると、すぐ空回りしてしまうので、ビスの保持力が心配ですね。当社の大工さんも使いたがらないものです。
家って、誰が造っても同じになるものなら心配はないのですが、大工さんの腕は大いに関係しますし、どんな材料を使っているかでも大きく違ってくるものです。
これは、住宅選びをしなくてはならないお客様にとっても、大変重要なことなのだけれど、憶測ではわからないですよね。
私どもも、どう伝えたら良いのかなと思うところです。
数値として表われるのは、やはり気密測定値ですね。これなら、どこの工務店、ハウスメーカーが建てたとしても、はっきり優劣が分かります。
日本の住宅のクォリティーを上げるなら、気密測定を原則行うように、国土交通省が法律化することだろうなと思います。
今は、法律化するどころか、気密の項目を無くしてしまって、大きな間違いを犯したままですが…。
暑さを逃れて
今日も、暑い日になりましたね。暑さを逃れて、家に居るのが一番快適です。
午後に、自宅にある外気温度計では、日陰ですが36.4℃を指していました。
ちなみに室内は26.4℃の湿度49%なので、サラッと快適です。
普通の家で、26℃だと暑いのかなと思うかも知れませんが、FPの家は、空気の温度と輻射熱を足して割った温度の、体感温度に近くなるので、暑すぎず寒すぎずの温度になります。
ちなみに、リビングエアコンとロフトエアコンの設定温度は、今日は27℃にしていました。いつもは28℃の設定にしていますが。
ただ、エアコンの機械によって、設定温度と実際の温度は条件にもよりさまざまです。あくまで、別に温度計を置いて、エアコンの室温設定の操作をしてくださいね。
この時期になると、エアコンの使い方や省エネ運転に関する記事が、ネットでも取り上げられますが、家の性能がたぶん低レベルの条件になっていると思いますので、FPの家では、あまり参考にはなりません。
35分以上家を空ける時は、エアコンを切ってと書いてありましたから。性能の良い家では、エアコンを切らないほうが省エネになります。
やはり夏でも、もっと断熱・気密の性能に関して取り上げるべきだなと感じます。エアコンの話題になったら、必ず家の性能の事も付け加えるべきですよね。
日本は、モノづくりは優秀なはずなのに、方向性が曖昧なまま、動いているのが残念に思います。
朝のうちに、デルモを散歩に、グリーンセンターに行ってきました。木陰はやっぱり温度が違います。
緑の中も歩きたいところでしたが、陽が当たるところは、かなり厳しい暑さで、軽く一回りして帰ってきました。
中間気密測定
今日は、午前中に中間気密測定。午後は、お客様宅訪問。敷地調査ご報告。その後また現場で電気工事打合せ。戻って施工図の作成でした。
今日は、松岡の現場の中間の気密測定を行いました。
結果は、総相当隙間面積が17㎝2で、建物外皮の実質延べ床面積が140.55㎡なので、相当隙間面積(C値)は、0.120㎝2/㎡の超気密でした。
完成時には、また設備機器関係がついていきますので、落ちていきますが、今の時点では言うことなしの合格です。
エアコン付けたら効きますよ。この家も。
工事中のエアコン設置も考えたのですが、外壁工事の邪魔になるもので、職人さんには暑い時期ですが、無理せずに頑張っていただきたいと思います。
完成気密測定
今日は、午前中に気密測定と、古いお客様宅のエアコンドレン詰まりの修理作業。午後は、同業の設計士の友人を見学ご案内。その後、見学会場の片付け作業を行いました。
さて気密測定は、今回の見学会の現場です。
結果が出るまで、どきどきしますね。
結果は、総相当隙間面積が46㎝2で、実質延べ床面積が229.55㎡なので、相当隙間面積のC値は、0.200㎝2/㎡という結果となりました。
この広い空間のお宅で、この数値であれば、十分に優れた数値です。
この気密性の良さが、性能にも表れていて、換気システムの性能も確保されますし、なにより隙間から漏れる熱損失が無いということです。
FPの家は、選ばれた構造材料と施工技術に加えて、地道で丁寧な気密工事を行うことで、FPのウレタンパネルが生かされ、優れた保温性能と、蓄熱性能を発揮します。
この家の性能は、一生に関わる事柄で、後から交換したり、付け足すような工事では、とうてい足元にも及ばないものです。
家は、造る時がとても肝心なものなのだと思います。
その結果は、こうした気密測定で表れてきますね。
末永く…
今日は、午前中セルフビルドのお客様のチャンネルサポート取付お手伝い。その後現場確認。午後は施工図の作成。夕方にまた現場確認でした。
丸岡羽崎の現場は、ロフト階段とロフトのカラーフロアー張りも完了しております。
写真のロフト正面の壁には、エアコンがつきまして、右手に作る壁の開口から、各部屋に冷気が落ちる仕組みとなっています。収納兼風道ですね。
当社では、もう当たり前の仕様となっていますが、FPの家がこういう仕様になっているわけではなくて、当社のオリジナルです。
私が、22年前にFPの家の自宅を建てまして、その自宅で、実験的に始めたのがロフトエアコンの最初でした。
自分の家で、実験と体験を積み重ねながら、お客様の家に、ご提案をしてまいりました。
FPの家も、長く建て続けておりますね。 FPの家は、古くなっても性能を維持した建物になるので、クレームにもならず、古いお客様をお尋ねするのも、安心して伺えるものになります。
新築住宅を、当社ではすべてFPの家で建てさせていただくのは、末永くお客様とお付き合いさせていただくため、そんな理由もあるからですね。
末永くと言えば、私事ですが本日、結婚記念日で27年目となりました。
妻とも、末永く大切に、過ごしてまいりたいと思います。