働くチャンス
今日は、午前・午後と、2件のお客様打合せでした。
今週もあれこれと忙しかったのですが、それぞれに設計や準備があって、ギリギリまで作業して臨みましたが、2件とも良い打合せが出来ました。ホッとしているところです。
私も、まだまだ精いっぱい良い提案ができるように、アイデアを出していきたいと思っています。
まずは作業する時間を確保したいですね。いろいろとリフォームの現場も抱えているのですが、時間を割り振って、無駄なく動きたいと思っています。
それにしても、なんといっても仕事があることが最高です。
コロナで、老舗のお店が店じまいするとかいう話を聞くと、辛くなりますよね。
働くチャンスをいただいていることに、お客様すべてに感謝するところです。
思い続けて
今日は、午前中設計作業。午後は、13時半からお客様来社お打合せでした。
お客様は、前回行わせていただいた、丸岡町羽崎の完成見学会にお越しいただいたお客様で、本日設計契約をいただきました。
今回、競合他社さんがいらっしゃって、そちらの方が値下げ攻勢も掛けたり、金額的にお安かったにもかかわらず、当社をお選びいただきましたこと、とても嬉しく思いました。
普通、価格っていうのは、安いに越したことはありませんが、はたして本当にそうなのかという点を、しっかりと判断された価値あるお客様だと思います。
FPの家自体も、資産価値のある住宅ですし、確かな性能を持った家が、将来的にランニングコストでローコストの家より逆転してコストが安くなることもございます。
それも含めて、なにより当社の仕事に対する取り組み方を、よくご理解していただいたものと心から喜んでおります。
家造りは、完成して終わりではありません。
完成後も、本当に良かったなと思い続けてもらえるように、当社で造るFPの家にはすべて、全力を注いで取り組んで、完成後もずっとお世話したいと思い続けております。
造る方も良いと思うこと
今日は、朝のうちに私用で外出がありましたが、その後戻って積算と見積作業。午後は、松岡の現場でお客様とコーディネート打合せでした。
午前中に、プランとお見積りを提出していたお客様からお電話があり、設計契約から先に進められるお話となりました。
ありがたかったですね。今回、他の工務店さんと競合していたので、ほんとにホッといたしました。
なにかと忙しくなってきましたが、やる気十分になっております。
松岡の現場です。黒のガルバリウム鋼板が、すっきりしてシャープですね。これは迷わずすぐに決まりましたね。
ガルバリウム鋼板の外壁は、安く仕上がって、重くなく耐震にも有利ですし、機能的にも通気も優れ建物が蒸れないし、雨もまっすぐに落ちるし、あまりコーキングにも頼らないので、メンテナンスフリーな外壁材としてはベストなのかなと思っています。
長い目で見て考えても、これで決まりって感じですね。
ただ、内装のコーディネートは、いろんなことが出来る分、迷うものですよね。
いろんなパターンが想像されますが、無難に納めにいくより、思い切った感じで挑戦してみてもらえればと常に思っております。
造る方も、難題をクリアするほうが、思い出にもなりますからね。
駄目なことはダメっていうのですが、思ったことを言っていただくのが、良い結果を生むことがあるものです。
新しい発想がでてくることが、造っていても楽しいことなんです。
お打合せ2件
今日は、10時半から13時までお客様来社、建築ご相談。14時から18時までは、松岡の現場でお客様とコーディネーターさんと打合せを行いました。
午前中のお客様は、お話しが盛り上がって、仕事に対する取り組み方というか、想いに共感するところがとてもございました。
業種は違っても、こういう方に仕事をお願いしたいと思える。そんな方っていらっしゃいますよね。
組織の中でお仕事されていらっしゃる方は、本当に大変だと思いますが、それでも頑張っていらっしゃる方を見ると嬉しくなります。
やはり、良い想いで仕事に取り組んでいれば、必ず実は結ぶと考えます。良い種を撒けば、良い芽が出てくると信じておりますね。
午後からのコーディネートのお打合せですが、お客様が迷われる中で、もっとうまく説明できるようになりたいなと、つくづく思いました。
建築の納まりって、いろんな事を総合して考えないといけなくて、その事情を説明するにも、もっと施工図を書いたり、説明できる資料を準備して臨みたいものだと感じました。
まだまだ工夫をして、楽にご判断できるように努めていきたいと思いました。
設計は、
今日は、午前中にお客様宅訪問。エアコンの交換をしたいというご相談に。その他にもいろいろ工事のお話をいただきました。
16年前に、前の会社の時に建てさせていただいたお客様ですが、ずーっと設計した私を頼りにしていただいて、ちょこちょこと相談とメンテナンスを続けさせていただいております。
嬉しいことですよね。あれこれと他にもたくさん細かいリフォームが入っていますが、皆さんから、ご依頼をいただきますことを財産のように感謝しております。
午後は、初めてご来社のお客様でした。
お送りした資料も読み込んでいただき、よくご質問もいただきまして、感心すると同時にとても嬉しく思いました。
勉強すればしていただくほど、FPの家の良さは伝えられますからね。
帰り際にお話があって、実は私の設計事務所時代に設計した建物の中でお仕事をされていらっしゃるとのこと。
びっくりでした。こんな事もあるのだなと。これまた嬉しい出来事でした。
若い時の設計ということで、恥ずかしさも多少ありますが、でも全力を出し切って設計してきたという自負は持っておりますよ。
夕方から、現場でお客様とコーディネートの打合せでした。
お客様から、また面白いアイデアが出てきて、「それやりましょう!」って私も行ってしまって…。やることに決まりました。想像できるんですよね、良くなるって。
当社は、工事中に設計変更することがかなりございます。
お客様からの要望で変えることもありますし、私からの提案で変えることもあります。
どっちが多いかな? 半分半分くらいお互いにアイデアを出し合っているかな。いずれも、さらに良くなるようにと、どんどん調整していきます。
家造りは本当に面白くて、設計がさらに良くなっていくことが楽しみです。
設計士として最初の図面にこだわるとか言うのではなくて、あくまで設計は手段でありますから、出来上がったものが結果として素晴らしくなったということが重要ですよね。
設計とともに、現場もやらせていただいていることに幸せを感じております。
共同作業で
今日は、朝一に現場確認。その後、永平寺方面で売り土地を確認。その後は、設計作業でしたが、夕方に土曜日にいらしたお客様が来社されて、プラン打合せをさせていただきました。
土曜日にプランを提出後に、たたき台のプランを元にじっくり考えていただいた様子で、今日また、とても良いご要望をいただきました。たたき台のベースも気に入っていただけたのだと思いますが、嬉しいことですね。
家造りは、お客様と共に、二人三脚で進めていくものと考えています。
お互いに、良い家になるように知恵やアイデアを出しながら進めていく共同作業ですね。
昔、設計事務所で勤務していた頃は、「施主代行」という大義名分で取り組んでいました。
お客様の代理で、設計し監理をするという意味なんですが、そうすると、請け負った施工者とは、どうしても戦うイメージになってしまいます。
間違いがないか、誤魔化してないか、重箱の隅をつつくようなチェックを行います。
施工者側からは、陰で嫌がられても、えらくもないのに先生と呼ばれて…苦手でしたね。
ですから、将来は先生と呼ばれるんじゃなくて、施工者さんと一緒になって、心を通い合わせながら、良いモノづくりが出来たらと考えていました。
良いモノは、どんなものでも一緒だと思いますが、心を込めて造られているものだと思います。
なので、職人さんが不平不満に思いながら仕事をしたものは、良い気持ちが込められませんね。
当社の仕事は、喜んで引き受けてくれる、私との気持ちの通った職人さんで構成することで、完成させています。
職人さんにも、気持ちよく働いてもらうために、私が出来ることは、準備段取りから細かい施工図を描くことから、気が付くことは何でもするようにしています。
おかげで、皆さん本当によく働いてくれます。
ダメ出しをする監理ではなく、まず「ありがとう」のねぎらいの言葉をかけながら進める。こちらもやはり心の通い合った共同作業だと思っています。
今も健在で
今日は、午前中にデルモのお出かけ散歩。午後は経理の仕事をしました。
近場の「あさくら水の駅」です。
デルモは暑かったのか、早々に車のほうに戻りたがったので、ほんのしばらくの滞在でした。
帰りに、妻が手紙を送りたいというので、寄り道をして酒生郵便局に寄ってきました。
板張りの壁も塗り直したのか綺麗でした。こちら、設計事務所にいた頃に担当して設計した建物です。
鉄骨なんですが、地域に合わせた建物ということで、屋根のあるデザインにしました。
ちょうど前にバス停があったので、待合を作らせていただきました。
屋根の形状も、出入りする真正面に雪が落ちないようにデザインしたのを覚えています。
あれから30年は経ったんだなと思いますが、自分の設計した建物が今も健在で残ってくれることが嬉しいことですね。
誰が造っても同じではない
今日は、朝一に温水器をエコキュートに交換するお客様宅へ設置場所の現場指示。その後、現場確認と設計作業。
午後は、プラン提出のお客様来社打合せ。その後、エコキュート設置確認と現場確認。戻ってこまぎれ作業でした。
松岡の現場は、大工さん二人で、天井面のボード張りを行ってくれました。
昨日は地震で、ショッピングセンターや学校の天井が落ちたとか報道がありましたが、公共建物は、軽量鉄骨の天井下地にジプトーンという安い天井板を張ってあるものがほとんどです。
この板が割れて落ちるんですが、例えば水が付いたりして柔らかくなっていると落ちやすくなると思います。
住宅の場合、板が割れて落ちるというのは、あまり聞かない話ではありますが、当社では安い杉の下地材ではなく、基本的に松を使います。強度が違いますので。
杉は柔らかくて、ビスを回しすぎると、すぐ空回りしてしまうので、ビスの保持力が心配ですね。当社の大工さんも使いたがらないものです。
家って、誰が造っても同じになるものなら心配はないのですが、大工さんの腕は大いに関係しますし、どんな材料を使っているかでも大きく違ってくるものです。
これは、住宅選びをしなくてはならないお客様にとっても、大変重要なことなのだけれど、憶測ではわからないですよね。
私どもも、どう伝えたら良いのかなと思うところです。
数値として表われるのは、やはり気密測定値ですね。これなら、どこの工務店、ハウスメーカーが建てたとしても、はっきり優劣が分かります。
日本の住宅のクォリティーを上げるなら、気密測定を原則行うように、国土交通省が法律化することだろうなと思います。
今は、法律化するどころか、気密の項目を無くしてしまって、大きな間違いを犯したままですが…。
ベーシックなものを
今日は、設計作業と見積作業。午後からお客様宅で小作業。その後松岡の現場で、ユニットバスの施工確認と、床養生作業。夕方にリフォーム工事打合せでお客様宅訪問でした。
昨晩に、玄関ドアが開かなくなったというお客様があって、すぐに訪問。
今は製造されていない、セーレンの木製玄関ドアのハンドルが動かなくなっていました。
どうにもこうにも動かなくて、その日はあきらめて、どうすればいいかネットで必死に探しましたが、同じ金物を使っているメーカーもないし、メンテナンス業者というのも無くて。
朝からセーレンとセーレンのOBさんにも連絡してみたところ、やっと指定のメンテナンス業者を紹介してもらって、急ぎお客様に電話を入れました。
そしたら、今朝になって開いたとのこと。見えなかった金物部分に油を差して様子を見るとのことでした。
最後には壊さないといけないかと心配しましたが、なんとか開いてよかったです。
金物が見えない状態では、なんとも手も出せないですからね。
しかし、長年建築に携わっておりますが、こういうメーカーが撤退してしまって、後の面倒を見れないという商品も、あれこれと出てくるものです。
床暖房システムでも、24時間風呂とかでもありました。
その当時、お客様も高い設備投資をして買われたものでも、使えなくなったら終わりです。
なので私も、基本的には、特殊な設備機器をお客様にお勧めすることは致しません。
エアコンのように交換できるものは、交換できるよう配管も行うように心がけています。
メーカーも、長期的視点で、部品の耐久性と交換できる仕組みを考えたうえで、商品開発するべきですね。
ベーシックで、シンプルで、変わらない飽きのこないデザインにすること。
メーカー間で、部材を統一してくれれば、もっと良いですね。
いろんな無駄が省けることになり、コストダウンも出来て、しいては国民の生活が楽になることでしょう。
悪い言い方をすれば、それでは仕事が無くなるから。儲けられないからとなるのかもしれません。
しかし私なら、半年ごとにモデルチェンジする会社より、長年同じ仕様を頑固に作り続けてくれる会社のほうが信用できると考えますし、応援したくなります。
研究開発も手を抜いてはいけませんが、どうしたらベーシックとなりうるものが出来るか、造り続けられるかに、取り組んでいただきたいと思うものです。
当社でないとできないもの
今日は、午前中に、リフォームのご相談のお客様宅へ訪問打合せ。その後は設計作業と、現場確認打合せなどでした。
リフォームの仕事は、基本的に当社でないと出来ないという仕事でないと、受けないようにしております。
ただ今回は、当社じゃないと無理だなと思うところで、お話しを伺ってきました。
新築もそうですね。当社じゃないと出来ない住宅というものをご提案して、作らせていただいていると自負しております。
基本ベースは、「FPの家」オンリーで、FPの家以外の新築は行いません。
それは、何十年経っても、性能が担保された建物になると確信しているからです。
家は、建ててからこそ、お客様とは長くお付き合いしていくものです。それが、ご訪問するにつれ、結露でボロボロになっていく家では、お客様とも気持ちよく接していけなくなります。
FPの家にお住いのお客様なら、何年経っても、夏は涼しく、冬は暖かく過ごしておられるので、私自身が安心していられるのです。
なので、新築でFPの家以外も作るという選択肢が無いのです。
高気密・高断熱の家は、もちろんFPの家以外にもあります。
それぞれに、特徴もございますので、そちらが合うお客様もいらっしゃって当然だと思います。
しっかりした、高気密・高断熱の家をやっていらっしゃる工務店さんには、応援していきたい気持ちです。
ただ、どうしても見ていると、中途半端な、名ばかりの高気密・高断熱の家がまかり通っているようで、こちらは許せませんね。言わないでほしいです。厳しい言い方ですが。
高気密・高断熱の家を中途半端に施工すると、逆に結露などの弊害を起こしやすくなる恐れもございます。
正しい知識を持った施工会社と下請けの職人のチームでなければ、実現できないのが、高気密・高断熱の家です。
やはり、実績を見て判断していただくのがなによりです。
それと職人さんが、いつも入れ替わるような会社でないことが、重要だと思います。たくさんいることが良いわけではありませんね。
実績を積んだ職人と、設計施工技術を使って、当社でしかできない住宅を、これからも作っていきたいと思います。