「居心地の良さ」が大切
福井 住宅設計 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、設計作業と、合間に石川の実家まで行ってきました。
次男も帰ってきていて、これまでの仕事や、これからの仕事の事、デザインに関する話をすることが出来たので、息子を通じてまたいろいろ刺激を受けることが出来ました。
まだまだ、自分もやることがあるなという感じです。
住宅設計は、機能を満たすだけなら、簡単に間取りは作れてしまうのですが、そこに「居心地の良さ」という感覚的なものをプラスしていこうと思うと、簡単には済まされないものです。
本来なら、家具・インテリアまで含めてご提案できるのが間違いないのですが、なかなかそこまですべて任せていただけることは無いですね。
だからといって、家という箱物づくりをしているようではいけませんから、何とかして環境がきれいに整うよう努力しています。
こちらは、栗森町の現場の2階リビングです。大工さんの工事は、あと少し残っています。
写真は、寝室のベッドヘッド側から見た写真になっていて、こちらから見るシチュエーションが多いので、そこをなんとか気持ちよくみえるようにと気を配って作っています。
どこをどうしたというのは、また完成してから書かせていただきますね。
照明の在り方
福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、主に設計作業と、合間に現場の家具工事確認と敷地調査を2件行ってきました。
なかなか、やることがたくさんあります。時間を有効に使わないとね。
現場の写真を、今日は取り忘れたので、隣のモデルルームの夜の写真を載せます。
テレビを見る時は、メイン照明は消して、テレビボード面の間接照明と脇のスタンド照明のみで過ごします。このほうが、テレビにも集中できます。
暗いかと思われるかもしれませんが、映画なんかで見る海外の生活は、もっと暗くして過ごしているようにも思います。
昔と違って、今は新聞を読むとか読書をするにしても、スマホかタブレットを使うとしたら、字を読むために照明が必要というのも無くなってきていますね。
照明って、体感してみないと分からないところもあるので難しいですが、快適な照明の在り方を、時代の移り変わりも含めて、勉強しながら突き詰めていきたいと思っています。
快適な居場所
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に外出。午後は、家の片付けや整理を行いました。
こちらは、福井駅前にある動く恐竜です。これを見に行ったわけではありませんが、駅前がどうなっているかなと、今日は散策をしてきました。
口を開けたところも撮っておきました。なかなか口を開けるのをじらす感じで…。
福井駅隣接の「CURU-F(クルフ)」と「FUKUMACHI BLOCK」を見てきました。
クルフは、規模が小さいかとは思いますが、観光客の方がお土産とか新幹線で食べるお弁当を買うには良いかなと思いました。
フクマチブロックは、一応食事をちょこちょこ食べ回る感じなのかな。規模はほんと小さいです。11時前で、まだ開店もしてなかったので、お客様が入っている雰囲気はわかりませんでしたが。
いずれにせよ、お客様がお店に入らずとも、ちょっと一服座れる場所というか、過ごせる場所がもっとあるといいのになと思いました。
こちらは、自宅裏の水路の泥上げ部分に、昨年植えた芝桜がきれいに咲き始めたものです。
まったく手入れしてなくて、雑草が覆い茂っていた場所ですが、見た目も快適になりました。すっきりさせて良かったです。
隣のモデルルーム中庭に、人工芝を敷いてみました。
本来なら砂を敷いて、平らに均してから敷きたいところですが、砂利の上にそのまま敷いたので凸凹しています。
中庭も作業することも考えたりしているので、捲ることも考えて、とりあえず敷いたという感じですね。
それでも、気持ちいい感じなので、しばらく椅子を置いてみてスマホで勉強をしました。
今は、スマホを取り出して、どこでも読書もできますものね。
快適であれば、どこで勉強しても、仕事をしてもいいと思います。
住宅の設計も、どこか快適な居場所ができるといいなと常に考えるものです。
検討を重ねて
福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午後からお客様来社、ライフプラン打合せがあり、ライフプランナーさんと打合せをしていただきました。私は見積依頼と施工図の作成、現場段取りなどでした。
ライフプランは、各家庭のライフスタイルから、保険の運用、銀行の選び方、使い方などさまざまな要素をまとめていかないといけないので、なかなか大変な作業です。
ただ、この羅針盤を作っておけば、これから現状を把握しながら、少しでも安心して生活していけるものと思います。
私ども工務店は、家族の生活の基盤となる住宅を作らせていただく仕事なので、本当に大事な仕事だなとつくづくと考えるものです。
これまで培ってきた能力もありますが、毎回、さらに良くできないかと、時間の許す限り施工図を描いたり、検討を重ねて仕事を納めていきます。
これでいいと、簡単に思ってしまってはダメだと自分に言い聞かせています。
常に考えて、高みを目指していかなくては、お客様に申し訳ないですからね。
お引き渡しまで、やり切ったと思えるように、頑張りたいと思います。
新年度を迎えるにあたって
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、正午に親戚のお葬式があり出席し、その他は見積作業などを行いました。
3月も今日で終わりで、明日からは4月で新年度となります。
当社も2006年の4月からスタートし、18年となりました。
ありがたいことに、お仕事をさせていただいてきたお客様のおかげと感謝しています。
また、私と一緒に働いてきてくれた下請けの皆さんにも感謝したいと思います。
創業当初は、事務所も無くて、仕事は自宅の2階の書斎で行い、打合せは喫茶店で行うような形でやり始めたので、今から考えても、よくそれでできたなと思います。
1年後に自宅前に事務所も建てて、倉庫等は隣の父の家の作業場を利用して、手狭ではありましたが、なんとかやってきました。
そして昨年に、築50年経った父の家を解体して、倉庫兼モデルルームを作ることが出来ました。
倉庫兼作業場は、本当に念願だったので、実現できて本当に嬉しい想いでおります。
モノの整理が出来ることと、作業を行う場所が整ったことで、より良いモノづくりが出来ると思っております。
そしてお客様へ、良い仕事で、還元できるようにしたいと思っております。
気の抜ける場所
福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、気温が低かったですが、青空も時折見られる穏やかな天気でした。
今日も、デルモをモデルルームに連れてきて、ソファーに毛布を敷いてあげたら、もうそこから動きません。
自宅にいても、こんなにぐっすり寝ないかなと思うくらいずっとよく寝ていて、もう行くよと言っても動かないくらい気に入っています。
居心地が違うのかもしれませんが、たぶんいつもの自宅にいると、縄張りを守るために、外の気配を気にしながら、常に警戒心が強くなっているのに、ここに来るとそれが解けるのかもしれません。
モデルルームは、2階で道路とも離れていて、外からの情報が入らないものですから、デルモにとっても、気が抜ける場所なのかもしれません。
たしかに、私もそんな感じで、このモデルルームはゆっくり落ち着けるのです。
これは、家のリビングの創り様を考えるうえで、ちょっとヒントになるかなという気がしました。
日射取得より…
今日は、電気図のチェックと各おさまりのチェックなど行いました。
さて、今日は良いお天気となりました。北陸では貴重なお天気です。
午後に、日本住環境さんが来られて、ある建設会社さんの工気密高断熱の家の温度変化のグラフを持ってこられて見せていただきました。
それはモデルハウスのような建物で、エアコンも必要な時だけ入り切りしていた模様ですが、外気温の上がり下がりとエアコンの入り切りなどで、いろいろ考察できることが分かりました。
エアコンは、やはりつけっぱなしの期間が、室内は快適であろうことは一目瞭然だったのですが、外断熱でFPの家の半分の断熱材のお宅だったので、つけっぱなしは電気代が心配かもしれません。
興味を引いたのは、お天気の時の日射取得熱の時間帯が、エアコンが無くても少し温度が上がるということ。
しかし全体から見ると、ほんのわずかな温度上昇で、日射取得だけで家を温めることは出来そうにないなというのが、私の感想ではあります。
日射取得のために開口部の多い家を作っても、その分断熱効果は薄れてしまいます。
少ない暖房の熱源で、しっかり温められて、冷めにくいのが良いですね。
被災地でも、FPパネルを使った、早くて効率よく作れる仮設住宅が作れるといいなと思います。
断熱だけでなく、防音も耐震も兼ねられますからね。
素材が大切
今日から、当社も通常の仕事に戻りました。
長いお休みをいただきながら、自分だけの時間もほぼ無かったので、仕事は溜まっていて、あれこれ作業と段取りを進めました。
正月から、地震の事が頭から離れず、ずっとモヤモヤが解消しない感じですが、いろんな面で出来ることからやっていきたいと思います。
休み中は、次男と過ごす時間が多くとれて、またいくつかデザイン系のセレクトショップを見て回って、いままでとモノの見方が変わった気がしております。
やはりモノの価値として、「素材」が大切であるということ。
こちら、以前に外構屋さんが外構に使うものとして、見本に持ってきてくれた割り石です。
たとえ、ただの石ころであっても、本物です。
どんな場合でも、本物を見極めていかないといけないなと思った次第です。
近頃は、生成AIで何でもできるような風潮となっていますが、今後ますます偽物が出回るようになってくると思います。
偽物と本物を見分けることが難しくなってくる世の中で、本物の価値が下がらないように、モノを見る目を養っていかないといけないですね。
ataW
今日は、午前中は仕事をして、午後から今日東京に帰る次男と出かけてきました。
越前市にある「ataW(アタウ)」というデザイナーさんの商品を扱うセレクトショップです。
お店の方に聞くと、京都の設計士さんがリフォームデザインをされたとのことで、なかなか建物の使っている素材や納まりも勉強になりました。
こちらも、福井の作家さんをはじめ、様々なデザイナーさんの作品が置かれていました。
置いてあるもののセンスが良いのと、ディスプレイの仕方も上手いなと思いました。
やはり心地よい空間づくりは、私どもも出来るだけヒントを探し出し、お客様に提供できるようにしなければと思うものです。
こちらは、隣の建物2階出窓に商品を並べてみたものです。
背景は町中で仕方ありませんが、窓辺にちょっと小物を置くだけで、少し豊かな気持ちになれるかもしれません。
そんな場所づくりを、常にアンテナを張りながら、皆さまにご提案していきたいです。
亢竜有悔
2024年1月3日のブログです。
震災に続き、航空機事故も発生して、なんとも辛いニュース続きの年明けです。
今年は辰年ということで、私も辰年生まれなもので、なんとか良い年にしたいという想いもあります。
竜は、「昇り竜」というイメージも有り、勢いのある姿を想像できます。
その反面、「亢竜(こうりゅう)悔(く)いあり」という言葉もあります。
「天に昇りつめた竜は、後は下るしかないので悔いがある」というものです。
昇りつめるというのは、高慢になり、天下を取ったような気分になること。そして人を下に見るようになれば、そこからは落ちていくしか無いというような意味と解釈します。
なので、そうなってはならないという戒めの言葉ですね。
パッと思い浮かべると、豊臣秀吉のような人物が当てはまりそうです。
私自身は、そんな高い地位に上り詰めたわけでは無いですが、辰年生まれの自分に対して、常に振り返り、反省するための言葉でもあります。
現在の環境に常に感謝して、出来る限り自分が犠牲を払う立場になって、人様のためになる事に努めたいと考えています。