空の庭

地下に降りると、いったん部屋があって、そこを出るとこんな場所があります。

「空の庭」

見上げると青い空だけが、見えるこの場所。

一人で物思いにふけってみたい空間ですね・・・。

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ミュージアムの回廊

今日も引き続き、西田幾多郎記念哲学館の写真です。

こちらが、ミュージアムのエントランス入口になります。

中に入ると受付があって、その横の外壁に沿った廊下を通って展示室に向かいます。

コンクリート打ちっ放しの壁面が、相変わらずきれいですね。外壁側は全面ガラス張りで、2階の回廊が途中から突き出ています。

回廊の一番奥に、西田博士の銅像が立っていました。この銅像の向かい側に階段とエレベーターホールがあり、他の階からこの1階のホールに降りると真正面に位置していて、ドキッとします。

2階に上がる長いスロープです。ここも高い天井と奥行き感に、おおっという感じになります。かっちゃんも思わず足を止めて写真を撮っています。

1階と2階が展示室で、階段を降りて1階に着いても、まだ階段が下に続いていました。何があるのかなと、恐るおそる降りてみると・・・。

続きは明日のお楽しみに。

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「一日不作一日不食」

 

こちらは西田幾多郎が、京大教授時代に住んでいた家の客間に飾ってあった軸ということで、展示してありました。

読み方は、「一日作さざれば、一日喰らわず」。(いちにちなさざれば、いちにちくらわず)

意味は、「人間は一日の間になにか人のため、世のためになることをしなければ、その日一日、食べることはならない」という中国の禅僧の言葉だそうです。

これを生涯の座右の銘としていたそうで、これには大変共感いたしました。

一日一日を無駄にせず、それも他を利すること、お役にたつことに力を注げということだと思います。

仕事はもちろん、社会生活、家庭の中においても、毎日なんらかの形でお役にたたせてもらうことで、自身の存在価値があるのだと考えています。

哲学というのは最終的にはそこに行きつくんだろうなと思います。

ちょっと固い話になりましたが、書き残したい話でした。

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西田幾多郎記念哲学館 2

今日も、昨日の続きです。

外部エレベーターのほうから大階段を写してみました。安藤さんは階段の作り方がほんとに巧みです。

写真手前のほうでわかるように、階段の踊り場からそのまま緩い崖になっていくところがあります。

柵が無い。これで危険だなんて野暮は言わないでというところでしょう。そもそも自然の中だったら柵なんてないんです。過度な過保護はしないほうがいいと私も思っています。

頂上にまっすぐ建つセミナーホール。屋上階が、展望ラウンジになっていて、市内が一望できます。

亜鉛メッキ鋼板だと思いますが、エントランス正面に壁がそびえ立っているようです。あれこれ装飾しない潔さが好きですね。

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西田幾多郎記念哲学館 1

今日も、旅行ネタです。

お盆休みのキャンプに行く前に立ち寄ったのが、西田幾多郎記念哲学館。

京都に「哲学の道」というのがありますが、その由来ともなったのが西田幾多郎という、石川県のかほく市出身の哲学者です。

建物が安藤忠雄さんの作品と知っていて、いつか行きたいと思っておりました。

施設より下のほうにある駐車場に車を止めると、三角の上に丸い屋根が載ったおもしろいデザインのトイレがあります。中もなかなかかっこいいんですよ。

駐車場から、まっすぐなゆるい坂道が続きます。「思索の道」と名付けられていて、緑に囲まれているので、歩いても気持ちがいい。

道を抜けると、大階段のアプローチが広がっていて、一番高いところに施設があります。ここもぼちぼち登っていきます。

階段がきびしい方には、外にエレベーターも用意されていました。

階段庭園と呼ばれていますが、この下には大きなホールが地下に埋まっているんです。

施設に入るまで、時間をかけて近づいていく。一見無駄なように思えるこの流れを、きっと安藤さんは考えて作っているんだろうなと思います。

「哲学」がテーマですからね。いろいろ思考できる時間と場所を提供したに違いないと思いました。

キャンプから帰って

今日は、午前中にキャンプから帰ってきました。

石川県の三国山森林公園という施設の中にあるキャンプ場で、1家族でオートサイトもフリーサイトも610円という安さ。

今回は、オートサイトで申し込みました。木々に囲まれていて、陽射しが避けられている分、日中の暑さも和らいでいました。

キャンプ場から5キロほど降りた所に「やたの湯」という温泉があって、ほんと小さい所ですが、ぬるめでとっても気持ちの良い温泉でお薦めです。

テントも暑さが心配でしたが、大丈夫でしたね。風が無くても涼やかでした。蚊の対策だけは十分しておいたほうがいいですね。バーベキュー中はけっこう刺されてしまいました。

夜は、星がきれいに見えて、流星も見れたらよかったのですが、つい早くに寝てしまいました。テレビとか無い生活もいいなと、こういうところへ来ると思うところですね。

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今日はキャンプに

今日は、石川県の三国山というところにあるキャンプ場に行ってきます。

以前、何度か行ったことがあるキャンプ場です。

今晩は日記が書けないので、出かける前に書きました。

暑くなりそうな1日ですが、楽しんでまいります。

 

姫路文学館 4

今日は、残りの写真を載せさせていただきます。

こちらは2号館の横に張られた水面です。建物が水面から建っている姿は潔くきれいに見えます。

こちらはアップで撮った写真ですが、水面の縁からこぼれ落ちる水が切れずに流れているので、この立上り部分は、きっちり水平がとられているんだと思います。水は正直に流れますから。

2号館から本館を見た写真です。右側に山を配しているのがわかります。

こちらがメインの道路から正面の写真になります。建物の全容はわからないですね。建物より大きく見える木があって、けして周囲を威圧することなく静かに存在する。そんな建築がこの場所には望まれたと思います。

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姫路文学館 3

今日も、続きの写真です。

こちらの建物は、丸や四角やとんがった三角みたいな幾何学的なデザインで構成されているのが、平面的にみるとわかります。これが自然の中にうまく溶け込んでいるので不思議です。

建物の中央付近なんですが、外になる大階段です。ここから屋上に上がっていくと、望景亭とは違う方向に開けた風景が見られます。

向こうに見えるのが、改修中の姫路城ですね。

2号館のほうを見るとこんな感じ。

ここは、下がエントランスで、上が喫茶室になっています。このガラス張りの喫茶室から正面に見えるのは、やはり望景亭でした。よく考えられています。

室内の一部です。円形の外壁に沿ってトップライトが設置されています。

こちらは展示室側ですね。外壁に沿って吹き抜けています。

内部はあまり写真を撮れませんでした。展示物や張り紙など、もう少し抑えてほしいところですね。せっかくの建物なのに、もったいない部分が多く見られました。

日本人は、余計なお世話だと思うくらい、標識や看板を立てたがるものです。せっかくの美しい建物にも、ガラス張りの部分に大きな文字の張り紙をしてしまったり・・・。

北欧の学校のように、子供のころからデザインについて、しっかり勉強するカリキュラムが必要かと思いますね。どうしたら物は美しく見えるか。そしてやっちゃいけないことを、知ることが大切だなと思います。

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姫路文学館 2

昨日の続きで、姫路文学館の写真を紹介します。

建物から突き出た桟橋です。

この向かい側に、望景亭という以前からあった建物が存在して、この施設を活かすための計画でもあったようです。

桟橋の下からの写真。

桟橋に登ってみました。

こんな風に望景亭が見下ろせます。

登ってきた坂道はこんな感じです。山の上に建つ施設に対して、目的のものに対するアプローチの仕方。安藤さんはこういう傾斜地をほんとうにうまく活用して計画をされますね。

最近、北陸でコンクリート住宅を建てている建設会社が自己破産申請をして倒産しましたが、私の見る限りここの設計は、独りよがりで隣地に住む人のことを考えないひどい設計が多く見られました。

安藤さんの建物は、コンクリートであっても自然なたたずまいで、嫌な威圧感はまったく感じられません。これはやはり、設計者の人間性が大事なんだなと思って納得しております。

 

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