あみだ格子
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、午前中に現場確認廻り。その他、打ち合わせや段取り作業。その後、見積と変更設計の整理に追われました。
なかなか、どれもこれも手を付けてはストップする状態で、前に進まないのが辛いところです。すべてを統括する自分が動き続けないと現場も廻らないのですが。
とにかく2歩下がっても、3歩進めばいいと思って頑張ります。
さて、今日の写真です。
2階ホールと1階のリビングとの境の格子部分です。このお家の見せ場になりましたね。
あみだのような格子に、ちょっと小物を置いて見ましたが、これにリビング斜め天井のダウンライトの光が当たるように設計してあります。そうしないと効果が薄れますからね。
日中はこんな感じで、格子の上には明かり窓がついています。
普通なら、途中に柱が立ってしまうのだけれど、バランスを崩すと思ったので、格子とサッシの間に、構造用の梁を入れて飛ばしています。
なので、スッキリ見えますね。最初から検討しておかないと出来ないことです。
反対側から撮った写真です。ロフトにあがるストリップ階段が見えます。
やっぱり夜の雰囲気が良いですね。
格子デザイン
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今日は、雪かきをする以外は、ゆっくりと過ごさせていただきました。
久しぶりに頭を休められた1日でした。
今朝の福井の雪の積雪はこのくらいです。
日中も降ってはいましたが、湿り雪で多くは積もらなかったですね。
まだしばらく予断は許せませんが、道路の除雪も早くしっかり行っていただいたようで、行政の方には感謝です。
さて、今日の写真です。
リビングのテレビボード側を撮った写真です。
テレビとテレビボードは展示用で、実際はもっと大きなテレビが置かれると思います。
リビングの吹き抜けた斜め天井を見上げた写真です。
壁の上部に開口を作って、FPの家ならではの、空気の流れを作っています。
普通の家なら、寒くなるから閉じるところでしょうけれど、FPの家の場合は、冬は暖かい空気が、夏は涼しい冷気が動くことで、家全体を空調することが狙いです。
デザインは、当初は和のデザインを意識して、細い縦格子にする予定でしたが、全体にダークブラウンのコーディネートになることになって、コンテンポラリーな格子デザインに変更致しました。
格子自体の頑丈さと、いつになっても古くならないようなデザインとして、あみだくじのようなデザインを提案しました。
この家の見せ場になるポイントでしたので、これもなおざりに作るのではなく、いくつもデザイン案を考えてから、お施主様に採用していただいたものです。
このように、工事中も設計の手を休めず作り込んでいくのが、ライフ・コアのものづくりです。
吹き抜け格子
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今日は、午前中に高木中央の現場で基礎屋さん打合せと、10時からお客様と現場打合せ。
午後は、土地家屋調査士さんと打合せのほか、急ぎの施工図の作成でした。
丸岡の現場の吹き抜け格子です。ランダムな格子をデザインしてみました。
このお宅も、壁紙がとても素敵なものを選ばれたので、出来上がりが楽しみです。
高木中央の現場は、捨てコン用の型枠まで完成して、月曜日の朝一に先行配管を終えたらコンクリートの施工まで進みます。
現場で考えること
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今日は、朝から打合せの準備。10時から松岡の現場で、お客様と打合せ。午後は、2件の来客があって、その合間に経理の仕事を終わらせました。
松岡の現場は、まだこれからというところなんですが、お客様と現場を実際に見ながらお話しすることで、やっぱり見えてくることがありました。
現場で考えることは大事ですね。
図面では、想像しにくいことが見えてきますので、より具体的に決めていくことが出来ます。
当社のように、工事が始まってからも、現場で考えましょうという会社も珍しいかもしれませんが、
逆に言うと、設計図もコーディネートも、机上ですべて決めてしまって大丈夫ですか?と問いたくなります。
もちろん、考えるまでもない単純な家なら、それで出来てしまうのかもしれません。
でも、それじゃつまらないですよね。
お客様と一緒に考え、そこから新たなものが生まれてくるところに、家づくりの楽しみがあると考えています。
変更があるたびに、図面を書き直すのですが、それが苦にはならないです。
設計は、納得のいくものを作るための手段ですから、設計が作品ではないですね。
考えに考えて、施工図となって、職人さんたちの力を借りて、現実に形になった時に、とても喜びが生まれるものです。
今日の打合せ/ポーチ・コンクリート
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今日は、午前中は丸岡の現場で、お客様とコーディネート打合せ。
午後は、お客様来社、プラン申し込みとお打合せ。
夕方に、松岡の現場確認に行ってきました。
プラン申し込みのお客様も、来年の冬仕事としてご依頼いただき、大変嬉しく思っております。
松岡の現場のほうは、ポーチの型枠が外れたので見てきました。
とてもいい感じに仕上がっていました。
これにモルタルで仕上げるようにはなるのですが、このままでもいいかなという感じに見えました。
基礎屋さんにはお手数をおかけしましたが、お礼を言っておきたいと思います。
キッチンリフォーム完成
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今日は、リフォーム工事が2件と、お客様来社本契約打合せがあって、朝から大忙し。
最初にエアコン交換工事のお客様宅へ行って現場確認指示なのですが、こういう日に限って、エアコン施工屋さんがなかなか来ない。
キッチンリフォームの現場から、息子から電話があって、フード用に吊り下げたボルトの径が合わないのとナットの用意が無いと施工屋さんから言われたと。
こちらは承認図通りのボルト径にしているのに、施工屋さんのほうがそれを知らないようで、急いで息子にナットを買いに走らせます。
追っかけキッチンリフォームの現場に行って話をすると、フードを吊るナットも工務店側で用意するように中間に入っている問屋さんには伝えてあるとの話で、こちらには伝わっていない。
これくらいなら伝達ミスで、仕方ないなと思うのですが、現場を離れてまた電話があって、フードが連動給気の仕様になっていないと。これも工事前にこちらから品番は大丈夫か確認したところで、間違いないと言われていたのに、これもまた問屋のミス。
本契約は、和やかに無事終わって、ホッとしたお昼にキッチン組立が終わったと連絡がありまた直行。頼んだ穴あけも中途半端で、こちらで空け直すところから、IHのコンセントの規格が違うというので、コンセントが刺さらないとか。
土曜日ですし、電気屋さんも部品の調達が出来ないと言います。電気屋さんもホームセンターを2件廻ってくれたのですが、売ってません。
もしかしたら朝日町のヤマギシホームセンターだとあるかもというので、今度は私が車で走りました。
特殊な形であるかどうかわからなかったのですが、探したらありました。電気屋さんにまた現場に来てもらって取り付けました。
また後日、給気連動の配線の部品調達と施工が残りましたが、何とか稼働できるまでになりました。
福井カルテルに展示してあったトーヨーキッチンのキューブですね。
お施主様が利用していた水素水生成器もコンセントを隠す形で施工できました。
こちらハンドルがカルテルのタオル掛けをハンドルに加工して付けてあるオリジナルになります。
IHもガゲナウで高級品ですね。
トーヨーキッチンのUFOフードですね。900×750㎜あって大きいのですが、角のアールのデザインのせいか、思ったより圧迫感が無くて良かったと奥様もお話ししてくださいました。
天井の納め方は、お施主様からいろんな意見をいただき、ご提案を重ねた結果なのですが、サンワカンパニーのマテリアルボードのモルタルライトを使用して、違和感なく納まったと思います。
カバーはまた外して工事があるため、養生シートはめくりませんでした。
ArtekのA330Sというペンダントです。こちらは、事前にお施主様に買ってご用意いただいたものです。
アルヴァ・アアルトのデザインで、ゴールデンベルという愛称で親しまれている照明ですね。なかなか良いです。
今回、既存のシーリングライトやダウンライトを外して、新たにペンダントとダウンライトヲ配置し直して、全体のバランスを考えながらデザインしていったので、今後またそれに合わせて、廻りの棚やカウンターを見直していく作業になります。
これは、ご夫婦でゆっくりまた考えながら進めていかれたらと思います。
スタンダードを作るため
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今日は、段取り発注作業のほか、ほぼ1日設計作業に没頭しました。
設計は、お客様の要望とともに、電気・給排水・構造その他同時に関わってくる内容をまとめていかなくてはいけませんので、いくつもの図面を同時に検討しながら進めます。
ワンパターンの設計なら、そこまで大変ではないのですが、当社の建物は、1件1件特徴が違うので、すべてにおいてチェックが必要です。
とはいえ、同じものを作りたくない性格なので、仕方がありませんね。
これこそ、スタンダードだと言える納まりが出来たら、それは大切に残していきたいと思っています。
まずコストを抑えながら、美しく機能的な納まりが決まれば、それは大事にしていきたいと思います。
実際には、常にこれだと思う納まりになるまで、施工図を何回も書きなおしながら工事に当たっているので、それぞれすべてが私にとってのスタンダードになっているのかもしれません。
以前に描いた施工図を見直しても、なかなか頑張ったなと思うものがたくさん出てきます。
やはり、そういう積み重ねでやってきたからこそ、自信を持って前に進めるのだと思いますね。
暇なときがまったく出来ないくらい時間を費やしますが、それが大切な積み重ねだと思っています。
手摺のデザイン
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今日は、1日設計作業に没頭しました。設計作業は集中できるとやはり捗ります。
さて、今日の写真です。
吹抜手摺を写してみました。ランダムな格子を描いてみたのですが、こういうデザインもどの家でも合うわけではないと思いますので、その都度考えます。
手摺のデザインも難しいですね。答えがあるようで無いですから。
いくつも描いては、しっくりくるものを探す作業を繰り返します。
とにかく、やりすぎのデザインにならないように、できるだけスッキリと、違和感なくサラッと納まっているのが一番いいです。
それが一番難しいのですが…。
さて、だいたい一通りお見せできたので、まとめて建築事例などに掲載させていただきたいと思っています。またお楽しみに。
2階廊下の工夫
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今日は、午前中に新規のお客様来社がありました。
昔の会社の同僚さんからのご紹介で、一緒に同行して来ていただいたのですが、お話ししていて、意外なところで接点が見つかってびっくり。
世間は狭いなと感心するところですが、感慨深く思うところでもあります。
私は、元は石川県の出身なので、若い時期には、こちらには縁のある人もいなくて、仕事をしていくにも厳しいだろうと考えていた頃もありましたので。
人の縁は、とにかく大切にしていかないといけませんね。どこでまた、どうつながるかもわかりません。 まずは、自分として、誠実に生きていくことですね。
さて、今日の写真です。
こちらは、2階廊下の写真です。左手はロフトに上がる階段、正面はバルコニーに出る出入り口となっています。
ブラックコーディネートなので、階段も柱も梁も、すべてブラック塗装にしております。
こちらは、床にFRPグレーチングを敷いています。
以前の日記にも書きましたが、このフレーチングは、真上に取り付けたトップライトの光を、1階の中廊下に落とす目的があります。
それに加えて、これを外して2階洗濯スペースに洗濯機を揚げたり、ベッドを揚げたりできる機能も持たせています。
写真上部に見える化粧梁は、チェーンブロック、もしくはウィンチを掛けられるように構造段階で入れたものです。
ついでに言えば、全館冷暖房ですので、空気の流れを助ける風道ともなります。
設計は、生活する人の身になって工夫することが大切で、いろんな問題点をお客様の代わりに、あれこれ考えてご提案することがとても大切なことだと思います。
ロフト
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今日は、午前中にお客様来社打合せ。午後は、現場確認と打合せ。その後設計作業でした。
丸岡の現場のロフト空間です。こちらは、ロフトエアコンを設置して、2階の各室に冷気を落とす風道の役割も持たせます。
さて、しばらく休みましたが、大宮のお宅の写真です。
こちらもロフト空間になります。
背は低くなりますが、寝室の上まで床を延ばして収納力をアップさせています。
奥の方にエアコンがついています。こちらがロフトと2階フロアを空調してくれます。
ロフトに上がる階段です。梯子ではないので、物を持って上がりやすいですね。
当社の建物は、FPの家の屋根遮断パネルを採用することで、小屋裏空間も収納と空調の両方で、有効に利用するプランもご提案しています。