飽きの来ないデザインを
今日は、午前中お客様宅訪問、解体現場確認、また、お客様宅訪問2件メンテナンス。
午後は、少しモデルハウスの撮影を行って、その後は設計作業とお客様来社打合せでした。
モデルハウスに、息子がカルテルの家具を買い足してくれていて、せっかくなので撮影してきました。(アウトレットが多いですが)
優れたデザインの物って、時代を経ても飽きないし、古くならないから不思議です。
住宅も、流行りのスタイルはあるのですが、ただ流行りを追いかけるのではなく、きちんと普遍的なデザインにまで落とし込んで差し上げたいですね。
いつまでたっても、飽きの来ないデザインを作っていきたいです。
ファサード/アプローチ
今日は、朝からあれこれ小口工事の段取りと発注作業。その後、溜まった経理の仕事を行いました。まだ終わらないのですが、早く始末して設計作業に没頭したいところです。
さて、今日から、先日お引き渡しをしたTD邸の写真を載せていけたらと思います。
外観は、本当にシンプルで飽きが来ないデザインになっています。
なにも考えてないかというというと、そうではなく、きっちり考えて窓の位置などを決めています。
ポーチも、角に柱を建てないように構造を考えて設計し、二方からのアプローチがし易くなっています。
奥にちょっとだけスペースがありますが、冬場のスコップなどを仮置きやすくすることと、宅配ボックスでも置けるようにと考えています。
このあたりの団地は、設計が古く、一軒に小さな車用の1台の駐車スペースしか設けていません。
今は、福井だと3台は必要とされていて、それこそ4台も求められるので、このお宅も4台は停められる駐車スペースを確保しました。
有意義に使っていただきたいと思います。
デザインについて
今日は、午前中お客様宅訪問とお客様来社打合せ。午後はオフをいただきまして、妻と義母を連れて敦賀まで行ってきました。
敦賀のプラザ萬象内の喫茶店の中で、福井高校のデザイン科の展示が行われていて、OBの次男も、展示を頼まれて作品を出したものですから、見に行ったものです。
こちらが作品の”花見の「時の儚さ」を表現したオセロ”という作品です。
実は、こちら1回目に作ったほうで、もう1度作り直したほうは、武蔵野美術大学のオープンキャンパスで飾られたり、パンフレットに載った模様です。
面白い発想と、それを具体的な形で作り上げるところまで、かなり根気のいる内容です。
図面を書いて、素材を探して、丁寧な加工を施す。それをまた、納得いかなくてもう一度作り直したというところが、よくやったと褒めてやりたい部分です。
息子のデザインは、必ず「なぜそういうデザインなのか」という「意味」を持たせていますので、質問してもちゃんと答えが返ってきます。
デザインってそこが大事ですね。
家でもそうですし、世の中にあるモノのデザイン、それぞれに言えますが、チャラチャラした中身のないモノが多くて困ります。
学校の義務教育で、きちんとデザインを教えてほしいところです。
杮葺き
今日は、設計作業と発注作業。午後からお客様来社打合せでした。
今日は、久しぶりに雨でしたね。連日の暑さから少し落ち着きました。
北陸は、雨が多い地域だと思いますし、家の屋根もとても大事な部分ですね。
先日、金沢で見てきた「成巽閣」は、屋根が「杮葺き(こけらぶき)」でした。
山の部分も、谷の部分も、見事に美しく葺かれていました。曲線部分が実に奇麗に納まっています。
板は3ミリのサワラという木になるそうです。長さが30センチくらいある板を、細かく重ねてあるんですね。
これで、北陸の雨も雪も耐えているんだから、大したものです。
日本家屋ってすごい技術で作られているものだと、感心するものでした。
強いデザイン
今日は、設計作業と途中現場測量確認などでした。
設計も、いまさらながら考えることが多くて大変だなと実感しています。
書いたものが実際に形に残る事ですから、責任も重大です。
規格化して簡単に作ることだけを考えたら楽なことはわかっているのですが、毎回描きながら、もっと良い答えがあるんじゃないかと考えてしまいます。
なので、仕事に終わりが無いですね。時間のある限り考え続けます。
さて、筆休めに東京に行った時の写真です。
夜のギンザ・シックスです。閉店している時間でも、こんな明るく照明を点けています。銀座なら当然のことかな。
高級ブランドのイメージに合わせて、それぞれ違うファサードが違和感なく並んでいるのですが、上層階のシャープな庇のようなデザインが、全体を調和させているようです。
様々なデザインが、それぞれ主張していても、それをまとめる強いデザインの決め事があるから、チンドン屋にならないんですね。
ガラスの茶室・光庵
今日は、9時から店舗のシロアリ駆除工事と防水工事。その後あれこれ雑務。その後、シロアリ駆除工事現場確認。その後、お店の方に鍵を届けて花堂中の現場確認と作業。戻って見積その他作業でした。
さて、今日はガラスの茶室を見てきたので、ご紹介です。
こちら、吉岡徳人氏による作品です。吉岡さんと言えば、最近では東京オリンピックの聖火リレートーチのデザインをした方と言えばわかりますでしょうか。
新国立美術館の正面に展示されていますので、開園時間から自由に見ることができます。
フレームだけステンレスの鏡面仕上げのようですが、それ以外は屋根もガラスになっています。引き戸も入っているのですが、それらもガラスのみで出来ています。
京都の青龍殿という開けた山の上の舞台で公開されていた時期があって、そことはロケーションがまるで違いますので、そちらで見てみたかったですね。
こちらのベンチは「Water Block」という作品で、パリの美術館でも使用されています。
こちらのスツールもとてもきれいでした。
光庵は、光のプリズム効果も生まれると聞いていたので、ほんとはもっと近くで見れたら良かったのですが、さすがに無理でしたね。
夕焼けが差し込むとまた奇麗だろうなと思いました。
トップライトの効能
今日は、朝一にお庭のリフォームのお客様宅へ現場打合せに。その後10時からモデルハウスご案内と建築ご相談。午後は14時からモデルハウスご案内とプラン打ち合わせ。その後花堂中の現場確認と打合せでした。
The Arkのご案内も、午後のお客様は雨になりまして、バルコニーには出られなかったのですが、家の中央にあるキッチンも、トップライトのおかげで、雨でもこのくらい明るいのがわかります。
花堂中の現場も、家の中央の吹き抜けの足場板を取り外しましたので、トップライトの光が下まで落ちてくるようになりました。この写真はもう夕方になってしまいましたが。
トップライトの明るさは、壁面に付く窓と同じ大きさで比べると3倍の明るさに値します。
屋根に穴を開けるリスクは伴いますが、設計に取り入れたくなるものです。ただ、意味のある間取りに対してだけ、ご提案させていただくのですが。
設計は、それぞれ意味のある形でご提案していきたいと思っています。
ユニットバスのオーダー
今日は、午前中に土地購入検討のお客様のご要望で、現地調査に行ってきました。
家が建っているので不動産屋さんの担当の方にお願いして、立会いのもと中に入らせていただき、お庭の調査と解体の調査ができました。
とても話の分かる親切な不動産屋さんで、良かったなと思います。
言っては悪いのだけれど、不動産屋さんは、良い会社と悪い会社が両極端な気がします。
これまでも、びっくりするような対応を取られる不動産屋さんがありまして、いろいろ経験させていただきましたが、今日はお話ししていて心が和みました。
さて、今日の写真です。
昨日の続きみたいになりますが、ラミナムを壁面に貼ったユニットバスの前の写真です。
いつもは、ユニットバスの出入口枠を水に強い樹脂製のものを使用しているのですが、それがホワイトしかなくて、それならラミナムを貼ればよいかと思い、この壁も家具屋さんに貼っていただきました。
ユニットバスのドアも黒枠にして、ガラスも透明にしました。
LIXILのスパージュというユニットバスで、このメーカーだけ天井に黒があるんです。
水栓もグローエ製ですので、かっこいいのが選べました。
ただ、標準仕様だと、シャワーの位置と水栓の位置が左右にずれるんですね。
それでは、せっかくかっこ悪いので、こちらで位置指定して取り付けてもらいました。
ダウンライト照明の位置も、標準仕様だと分散してバラバラについていたので、こちらで指定して奥の壁面に、バランスよく並べてもらいました。
メーカーからは、照度の保証は出来ませんと書かれてきましたが、そんな全体を明るくするようなつまらない照明計画ではね…。
一番見せたい壁面に、光が当たって美しい浴室になりました。LIXILのカタログに載っているどの組み合わせよりもかっこよくなったと思います。
どこもそうですが、メーカーはなんでも無難にいこうとします。挑戦が無いのが残念なところですね。
オリジナル洗面カウンター
今日は、鉄工所さんと階段の納まり打合せ。現場確認打合せ。その他は見積もり作業と、設計作業でした。
さて、今日もThe Arkの家具工事のお話しです。
こちらに写っている洗面カウンターも「ラミナム」で作られたものです。
何もない箱のようなデザインですが、ちゃんと引き出しにもなっております。
こちらの材料は、家具屋さんの知り合いの工務店さんから、端材を分けてもらって作りました。少しでもコストダウンを図らないとね。
写真奥の、ユニットバス扉のついた壁面にも残ったラミナムを貼っています。壁面張りもかなり良い質感になります。
FPの家 デザインアワード2019結果発表
今日は、朝一に大工さんと現場打合せ。その後は見積もりと発注作業などを行いました。
さて、ご報告です。
先日行われました、「FPの家 デザインアワード2019」の結果発表がございました。
今年もいただきました。「審査員特別賞」です!
ありがたいですね。全国のFPの家の工務店さんから選出された販売情報委員の皆さんから選んでいただきました。
「The Ark(ジ・アーク)」は、息子と一緒になって作り上げた作品ですので、またいつもとは違った感慨深さを感じますね。
高気密・高断熱の家というと、性能ばかりを追い求めて、デザイン性が足りないと思われがちなのですが、全国のFPの家の工務店さんたちが、それぞれに頑張って、優れた作品を作ってらっしゃいます。
当社もその一端を担って、これからも良い作品を作り続けていきたいと思っております。
FPコーポレーションさんにも、こういった企画を、今後もずっと続けていってほしいと願っております。