手摺の完成
今日は、午前中勝見の現場で作業。その後は、施工図と設計作業などを行いました。
勝見の現場では、手摺が取り付けられたので、残りのサンダー掛けと塗装作業を行いました。
現場で作業していると、没頭できるので、気晴らしになります。
こちら、2階廊下に面して、細長い吹き抜けのある、ユニークな空間です。
斜め天井が、低く下がってきているのがいいですね。
もっと低くてもいいと思ったのですが、そこはあれこれせめぎ合いです。
~感覚時計~
今日は、午前中は勝見の現場でコーキング工事と塗装工事を行い、午後からは、プラン作成設計作業を行いました。
こちらは、武蔵野美術大学の各学科のポスターです。
同じ美大でも、科によって特色が全然違います。
息子の行っている科は、真ん中のポスターの基礎デザイン学科。シンプルですね。
1年生でも、息子の作品も選ばれて展示されていました。こちらは「形態論」という課題の中で出された「感覚時計」というものだそうです。
日常生活の中の、ある特別な時間を切り取り、感覚時計として表現するというもの。
この写真だと分かりにくいですが、色を2色だけ使って表現しなさいというものです。
拡大すると分かるかなと思いますが、筒の一つだけ黄色いのです。
これが、目で見て擬音的なものとしての表現されているもののようです。
それにしても、このストローのような筒も、全部手作りで作っています。
箱もスチロールを使ったようですが、白ではあっても色が違うのが気持ち悪いという事で、筒と同じ紙をわざわざ小口まで貼り付けてあるとか。
そんな中で、黄色だけ別の色としているのですね。
仕事が細かいというか、手を抜けない性格のようです。
根気のいる仕事をさせたら、ピカイチでしょうね。
意匠デザイン
今日も、主に施工図と見積にかかる設計作業。途中大工さんと電気屋さんの休憩時間に現場へ打ち合わせに行きました。
現場の方も、こちらで指示を出して上げないと動けないと思いますし、材料を発注するにも、きちんと納まりを確認してからでないと、動けませんからね。
施工図の検討は、毎日のようにやっていかなくてはなりません。
その他、意匠的なもので、施工図や見積の検討をしているのですが、これも決まった答えというものがありませんので、毎日考えるたびに、新しい考えも浮かぶものです。
無駄が無く、強度も安全性もあるもの。そしてデザインがよくなる形を追及している感じですね。
また、金沢の鈴木大拙館の写真です。これなんか、本当にシンプルですよね。
無駄な意匠が無い。ここは静かに心を落ち着けて、瞑想にふける場所として作られていますから、水面に映る姿も含めて無駄が無いですね。
住宅も、こんなシンプルな意匠にすれば、素敵だなと思いますが・・・。
鈴木大拙館を設計したのは、谷口吉生さんという建築家さんです。
この方、今注目の「銀座シックス」の意匠設計をされている方なんです。あの建物もすごいですよね。
銀座シックスは、非常に凝った意匠デザインがされています。でも見ていて気持ちがいい。
やっぱり、デザインの質が違うんでしょうね。
意匠デザインも、お金もかかることなので、やりたくても出来ないことが多いのですが、なんとか自分が使えるパイのなかで、出来るだけ優れたものに仕上げたいものです。
モデルT-3
今日は、午前中鯖江の現場で長男と養生めくり作業。午後は、お客様訪問。急遽また仕事を頼まれて、武生のシピィまで長男を連れてスチールラックの運搬作業を行いました。
今日は、良いお天気になりましたので、午前午後とも運搬作業にはとても助かりました。
さて、今日は長男のレゴ模型の3作目です。
中庭に外から直接入れるプランのようです。ギャラリーのような建物ですね。
常々、ぐるっと回遊できるような、中庭のある家を設計させてほしいと思うのですが、なかなか機会が無いですね。
そんな家に自分が住みたいなと思うのですが、贅沢な設計になりますものね。
モデルK-3
今日は、午前中は鯖江の現場で作業と外構の打合せ。午後は、鉄工所でサンダー掛け作業を行いました。
鯖江の現場では、子供部屋のベッドが出来上がりました。
元々、私が作る予定でしたが、今回は大工さんにお願いしました。
手前側の造作は、またの機会にご紹介します。
午後は、長男にも手伝ってもらって、鉄骨手摺のサンダー掛けを行いました。
手で触る所が、そのままだとどうしても角が鋭角になっているので、サンダーで角を落とすんです。
こんな細かいこと誰もやらないのかもしれませんが・・・。
さて、今日も息子のレゴ模型のご紹介です。
今日のは、次男の3作目です。 やはり近未来的ですね。
次男は、今日は母校の福井高校のデザイン科に行って、2時間ほど出講に行っていました。
先生から頼まれて2回目なのですが、2時間では伝えたいことが足りないのでと、残りを先生に引き継ぐ資料まで作っていました。どんな授業だったか、夕食のとき聞くのが楽しみです。
さて、今日は私の誕生日でした。フェイスブックなどでお祝いのメッセージも頂きありがたく思いました。
あんまり歳もとりたくない年齢になってきましたが、まだまだ家造りには挑戦と創意工夫を凝らしていきたいと思っております。
モデルT-2
今日は、1日鯖江の現場で作業でした。
エアコンの移設と新設作業、大工さんは建材建具の吊り込みと子供部屋のベッドの作成。私は建具の塗装作業から、備品の取付その他大工さんの手元をしました。
さて、今日のレゴ模型です。
今日は兄の方の2作目です。 贅沢な平屋ですね。
こちらも、内と外の住み分けが出来ているようです。
こんな家を造る機会があったらうれしいですね。
モデルK-2
今日は、午前中建具工事の段取りと作業。その後戻って設計作業。16時に福井コンピューターさんが営業で来社されました。
ネットで3D-CADを使ったバーチャル住宅展示場を展開するそうです。
モデルハウスを建てなくても、仮想で見られるようにするというのは、面白いですね。今後に期待します。
さて、今日のレゴ模型は、次男の二つ目に作った作品です。
どこが表かわからないですが、どの方面から見ても面白いですね。
未来的なデザインです。
モデルT-1
今日は、午前中は鯖江の現場で、材料運搬と薪ストーブの給気口を作る作業。
午後は、発注作業とプラン作成でした。
昨日、レゴで家のデザインを息子たちにしてもらったら、兄弟それぞれで3個づつ作ってくれましたので、今日から載せたいと思います。
こちらは、兄の方のモデルT-1。
こちらは、道路側になるのかな。
外からは、四角い家に見えます。
主屋と離れに分かれていて、中庭で対面している感じですね。
外とは隔離して、中は光を取り込みながら窓を開放して過ごせるプランですね。
家の形
今日は、家の用事のほかは、プラン作成を行っておりました。
通常プランを考える時は、敷地の条件から、おおよそ屋根の向きやプロポーションを考えて、それから間取り製作にかかります。
今回作ることになったプランは、敷地が広くて、建物は小さいものですから、制限が少ない分、いろんな方法がとれるので、迷っています。
息子に、そんな話をしながら、家の変わった形をレゴで作ってみてと言いましたら、こんなのを作りました。
未来的ですね。出来ないことはないと思いますが、お金がかかるかな・・・。
でも巷を見ると、ほんとつまらないデザインの家が多すぎて、イヤになってしまいますよね。
日本人には、西洋人に無い部分の美学がもともとにあったと思うのですが、教育的に学校がちゃんと教えていないのがいけないと思っております。
ちょっと厳しいかったかな・・・。
困難な方法を
今日は、打合せが無かったので、お休みをいただきました。
お昼近くに、次男の在籍した福井高校のデザイン科のOB展が、県立美術館で行われていたので、見に行ってきました。
次男が福井に帰ってから、当社のアルバイトの合間を縫って作った作品です。
額が借りられなかったので、急遽100円均一で買った額に入れたもので、作品と額が合わないのですが・・・。
担任でお世話になった先生とも、いろいろとお話しができて楽しかったです。
作品を売って欲しいというお客さんもいたそうで、驚きです。
こちらは別ですが、去年お世話になった新宿美術学院のホームページに載せる作品に選ばれて載った画像です。
手描きです。 パソコンを使ったら早いし構図もいくらでも調整できると思いますが・・・。
とにかく根気のいる作業を、黙々とこなすことが出来るのは、福井という土壌が育ててくれたのかなと思っております。
楽な方法と、困難な方法があったら、困難な方を選ぶという変わり者ですが、その取り組み方でこそ、想いを注入できると考えているみたいですね。