FPの家 デザインアワード2017
今日は、朝一に大工さんと事務所で打合せ。その後エアコンの取付作業でお客様宅へ行き、職人さんと一緒に作業。午後は、鯖江の現場で左官屋さんと打合せと墨出し作業。その後戻って事務作業と設計作業でした。
さて本日、FPの家のデザインアワード2017が始まりました。
FPの家のホームページから入っていただいても結構ですし、上の文字をクリックしてもリンクが貼ってあります。
今回も2件載せていただきました。会社名は書いてないですが、探してみてくださいね。たぶん当社のは、特徴があるのですぐわかると思います。
本当はもう1件載せてほしかったのですが、同じ会社から何件もダメってなったのかもしれません。
とにかく、写真は当社のホームページの方が、たくさん載っているので、こちらをご覧になるきっかけになってくれればいいかなと思います。
またご覧になって、景品が当たるかもしれないので、ぜひ投票してみてくださいね。
優れた試作品
今日は、お休みをいただいて、あれこれ家の雑用を行いました。
先日、家具工事の打ち合わせで工場に伺った時に、ついでにフランスのメゾン・エ・オブジェに出展された家具の、試作品を見せてもらいました。
畳を作ってる大手メーカーさんからの依頼で、フランスのデザイナーさんの描いた家具の試作品を作る仕事をされたものです。こちらは、小さい試作品。
脚のデザインは変更された模様ですが、これはこれでかわいい感じ。
縁がちゃんと畳縁を使ったものですが、これはデザイナーさんが、ここまでしなくてもいいとなったとのこと。
縁が木製になったものですね。
これらは、強度試験をするために造ったものだそうです。人が座って壊れるようではいけないので、商品化するためには、きちんと試験機関で測定するんですね。
商品は、東京の大手百貨店で、販売されることが決まっているとのこと。
とても、良い腕を持っていらっしゃる方なので、東京からの依頼が多く、家具工事でしょっちゅう出張しています。
常に良いモノを作ろうとしていらっしゃる姿勢があればこそ、認められるというものですね。
壁付けロフト梯子
今日は、午前中は施工図の作成。午後から鯖江の現場に行き打合せ。その後真木町の現場で残工事の作業でした。
こちら、先日撮らせていただいたのですが、ガーデンハウスの梯子の写真です。
ディテールを見ても、とてもきれいですね。ご主人の手作りですが素晴らしいです。
梯子は、可動式のカウンターとも絡みますので、途中から始まっています。
登り始めは椅子があればいいですからね。
小さな建物に工夫があって、とても素敵な小屋となりました。
ステンレスミニキッチン
今日は、午前中に各現場確認と作業。10時からお客様宅で換気システムのメンテナンス。
午後は、事務処理の後、リフォーム現場で残工事の作業を行いました。
こちらは、リフォームの現場のミニキッチンです。事務所の湯沸しコーナーになります。
オールステンレスのこの器具は、グッドデザイン賞を取った日本製のものです。
シンプルで潔いデザインですね。
上部の収納は、このキッチンのセット品ではなく、オリジナルで造ったものです。
上に扉が持ち上がって開くので、開けたままでも作業の邪魔になりません。
住宅でも、サブのキッチンで使えそうですね。
ドーナツの表現
今日は、設計作業と、午前中お客様来社。午後はお客様宅訪問打合せでした。
時折、はげしい雨が降る天候不順な1日でしたね。
さて、今日は次男からLINEで送られてきた画像の紹介です。
ドーナツですね。
こちらもドーナツの写真です。
これを絵に描いたんですね。図形的な直線と円を使いながら表現しています。
これは、単に模写するのではなく、特徴を掴むことに重きを置いています。それと表現手法。
いかに人に伝えられるかが大事なところなんでしょうね。
デザインも奥が深いなと思います。
色褪せない建築
今日は、朝一リフォーム現場確認と打合せと指示。その後花堂の現場で養生めくりと外回りの片付け作業。
午後は発注作業、見積作業、施工図作成など。夕方にまたリフォーム現場で左官屋さんと打合せでした。
仕事から帰って、美容室にカットに行ってきました。
いつも店長さんと建築やデザイン談義になるのですが、今日は店長さん夏休みに「国立西洋美術館」に行ってきて、これは私に紹介しなきゃって思ったそうで、ほんと奇遇で私もお盆休みに見てきたところでした。
もう、まったく感想が同じで、すごく良かったねという話で盛り上がりました。
展示されている絵なんて目もくれなくて、建物の写真ばかり撮ってきたとのこと。私も一緒でした。
階段のディテールなんかも、その古き時代の味のある雰囲気が出ています。手摺がけっこう太かったりしてね。
古い建物なのに、まったく色褪せない優れたデザインと空間構成。ほんと感心しました。
建築と言うのは、形になって残るものになります。
それが建築屋の名誉なことであり、また自身を律するべきところでもありますね。
製作の過程
今日は、朝一リフォーム現場で大工さんと電気屋さんと打合せ。
その後花堂の現場で、コーキング工事の指示と電気屋さん打合せ。
その他は、見積作業と施工図の作成を行いました。
まだまだ設計や段取りに時間が欲しいところです。
こちらは、次男のデザイン作品です。シンメトリーなものを表現する課題だったかな。どう表現するかは自由。
デザインを描く前に、きちんとノートを作っています。設計図もしくは施工図みたいなものですね。
こちらも、色を確認したりしてます。こうしたものをきちんと製作の過程として保管しています。意味合いなどの文章も別に書き残しています。
「白」と言ってもいろいろあります。こちらは、これまでに自分で調合して作った色のサンプル帳ですね。ここから、これを使おうという色を選ぶそうです。
オリンピックのデザインで、一人のデザイナーが模倣とやり玉に挙げられましたが、こうした積み上げの上でデザインと言うのは造られていきます。
素人が単純に批判できるものではないんじゃないかなと思うところがありますね。
表に出ないところでの頑張りがあって、作品は出来上がっていくものです。
国立西洋美術館
今日は、朝一リフォーム現場でレベル測量。その後花堂の現場で、お客様と一緒に鉄管を切断ねじ切りをして、階段手摺の作成。お昼前にリフォーム現場確認。
午後は、風で養生が壊れてしまったので、補強作業。その後また鉄管の手摺の組立作業を行いました。また完成したらお見せしたいですね。
さて、今日は東京でもうひとつ見学してきた、国立西洋美術館の写真を載せます。
世界文化遺産になった、建築家のル・コルビュジェの作品ですね。
普遍的に美しいデザインです。
一度見てみたいと思った、吹抜けの上のトップライトです。
2階ロビーからも見られます。
2階ロビーから見上げるとこんな感じ。
模型が置いてありました。
地下の方にも光が落ちてくる広いホールがありました。
ル・コルビュジェの作品の中でも好きな作品となりました。見てよかった。
グランド・サード・リビング他 紹介
今日は、リフォーム現場でサッシの開口部が外されたので、仮囲いを造る作業を行いました。
設備工事、電気工事も、解体に合わせて随時来てもらい打ち合わせもしながら。
さて、今日でHOUSE VISION2の紹介も最後にしようと思います。
こちらは、トヨタと隈研吾氏のコラボで「グランド・サード・リビング」という題名。
PHVのプリウスがあれば、電源もあるしリビングを持ち歩けますよ。という提案。
もうすでに、他社でもCMで表現されていると思いますが・・・。
伸縮性のあるファブリックと一般的な垂木で構成できると言う事が書いてありましたが。
ベース部分はこんな感じで組立てて。
座ってみましたが、あまり快適性は感じられず・・・。
組立にしても煩雑になるだろうと思いましたし、まだ普通のタープの方がいいですね。
この提案は、アウトドアで電源が使えるという利点に、もうとひねり欲しかった・・・。
こちらは、AGFと吉野杉の家で紹介した、長谷川豪氏のコラボで、「冷涼珈琲店」です。
のれんが、そのまま屋根になっているデザインで、写真のように風でなびいて、とてもさわやかさを演出しておりました。
会場のゲートから、チケットセンターと蔦屋書店を構成しているのは、隈研吾さんの木組みデザイン。
書店内部にも、この木組みが構成されていて、ちゃんと本棚やディスプレイになっていて感心しましたね。
以上で、ご紹介は終ります。実はもう1件あったのですが、こちらはバーチャル・リアリティーの紹介でしたので割愛しました。
それでも日記にまとめると、盛り沢山だったなと思います。写真を整理しながら、なんとか終わったので、夏休みの宿題をやり切った感じですね。
でも、よい勉強になりました。いろんなイメージを引出しに入れてきましたので、またなにかの時、発想が役に立つことと思います。
内と外の間、家具と部屋の間 紹介
今日は、午前中増築工事のお客様宅訪問打合せ。午後は事務所で設計作業の後、15時からお客様来社打合せでした。2件とも密なお打合せが出来ました。
さて、今日の写真です。
こちらは、TOTOとYKK-apと建築家の五十嵐淳氏と家具デザイナーの藤森泰司氏のコラボ作品です。
入口を入るとカーテンのエントランスですが、そこを抜けるとそれぞれの用途の部屋に入る窓が配置されています。
模型を見るとこんな感じの建物です。
こちらは、中に入ることが出来ませんでしたが、お風呂のスペースですね。
内風呂と半屋外のお風呂があります。
外から見るとこんな感じです。
こちらは、洗面のスペース。
それと、トイレです。TOTOさんの商品ですね。
トイレの奥に書斎スペース。なかなか落ち着いた場所になっています。
向こうにキッチンがあって、こちらにお茶を出してくれそうな丸いカウンターの窓ですが、どうやって向こうに行くのかな?
外から見たダイニングキッチンスペース。手前が半屋外で、ここでもお茶出来そうですね。
天井は低そうですが、座るといい感じになると思います。
YKKさんのブースなのにサッシが無いなと思いますが、窓がテーマになっていて、窓の枠の奥行の中に機能を持たせたという発想のようです。
丸いキッチンと床がそのままベンチになったようなデザイン。でもやっぱりどこから入るのかわかりません。
丸いレンジフードがかわいらしいですね。
こちらは、奥に入っていくとベッドルームのようです。通路から段差が出来ているので、そのままそこが寝る高さになるようです。
くつろぐ、の間といって、壁とソファーが一体化していますね。家具と建築の融合を形にしたみたいです。
ウッドデッキも、背もたれもデッキが斜めに張られていて、座ってくつろぐためのものになっています。
外から見るとこんな感じ。屋根もあるし、開放具合もちょうどいいかもしれません。
ちょっと極端な建物でしたが、アイデアの中には真似したいものもあって勉強になりました。