吹抜け手摺取付
今日は、朝から鉄工所に行き、手摺その他の鉄骨材料の積み込み。そして現場で取付作業。
あれこれ6か所分あるので、それぞれに手間がかかって、夕方まで作業となりました。
こちらは、吹抜けの手摺です。
物を落とすことも無く安全ですし、光も風も通り、透け感もあるので視線が遮られず機能的だと思います。
でも、いつもより手間がかかったかな。
いろいろ挑戦させていただき、お施主様には感謝です。
今日は、このほかに、ガス管で作った手摺やハンガーを塗装屋さんに塗装してもらいました。
これでなんとか、完成にこぎつけたかなというところです。
夕焼けの見える窓
今日は、午前中に春江の現場でお客様ご家族と打合せがございました。
クリーニングを終えて、床の養生もめくって、照明も入った状態をご覧いただきました。
床もご満足いただけている様子で、よかったです。
こちらのお宅から見える夕景です。
晴れた夕方に子供部屋から撮った写真ですね。
最初に、土地を見に行った時に、2階から見晴らしがいいだろうなと思いました。
家が近くに無い方向があるんです。
ぜひ、外の広がりを見るのも楽しみな家にしてあげたいと。
西側ですが、背は低いけど、横長のパノラマ感の出る窓をご提案しました。
空のグラデーションにうっとりします。
自宅リフォームのビフォーアフター
今日は1日、溜まっていた経理の仕事を行いました。
さて今日は、自宅リフォームのポイントをご紹介したいと思います。
こちらは完成写真。
1階の中央にだけ、人が通れる開口部を作って、あとは全て格子にする発想でやってみました。
いざとなれば格子を、必要な部分カットして穴を開けてもいいと思っています。
当たり前のことですが、面格子が垂直で、間隔がずれないように、基準墨をしっかりとって施工しました。
足場のかかっている時の写真です。
元々、壊れた雨どいを治すために足場が必要で、そのついでにリフォームしようと思い立ったのが始まりでした。
できるだけ、既存の構造を生かして、シンプルに造る方法を考え、元のバルコニーの手すりも下地の骨に活かしています。
ただし、柱や梁との面が揃っていない分を樹脂パッキンを打って埋める方法を取っています。
そのまま取り付けると、格子が歪んでしまいますからね。
格子材に使った、杉の垂木です。下地材の割にきれいなものが手に入ったので採用。
本数にすると、261本にもなりました。こちらの加工と塗装だけでも、かなり大変でした。
材料もデッキ材に使うような材料だと、高額になりすぎて・・・。
これで費用は1/5で済みました。
足場を組む前に木部はすべて塗替えを行いました。
塗替え作業の途中ですね。
夏休みで帰っていた長男に、壁面塗装から格子材の塗装と取付まで、だいぶ助けられました。
一人だったら、やろうって気にならなかったかもしれませんね。
はずかしながら、元の状態はこんな感じでした。
西日がきつく、毎年下げてきたすだれも、汚くなってしまって・・・。
塗装も、家の裏側とあって、正面の塗替えより怠っていましたね。
裏のご近所の皆さんにも、これで景観がよくなったと思いますね。
墓参り~フィンランド・デザイン展
今日は、墓参りと、福井市美術館で行われている、「フィンランド・デザイン展」に行ってきました。
お墓の上に、カエルがちょこんと乗っていて、水を一緒にかけてあげました。
フィンランド・デザイン展の中は撮影が出来ないので、展示外のスペースの写真です。
マリメッコ、イッタラ、アルテックなどからムーミンの展示まで。
実際に座れる椅子もいくつかあって、座りごこちも確かめられました。
2017年は、フィンランドが独立して100周年になる年だそうです。
ここでも苦しい過去があったんですね。
北の資源に乏しい国から、デザインを基点にして発展してきたことに敬意を表したいと思います。
年代を見ると、たとえば80年とか前のデザインのものが、今でも輝きを放って今の生活の中で使われているものも多くあります。
歳を経ても、変わらず優れたデザインと言えるものが、本当のデザインだと思いますね。
手摺の完成
今日は、午前中勝見の現場で作業。その後は、施工図と設計作業などを行いました。
勝見の現場では、手摺が取り付けられたので、残りのサンダー掛けと塗装作業を行いました。
現場で作業していると、没頭できるので、気晴らしになります。
こちら、2階廊下に面して、細長い吹き抜けのある、ユニークな空間です。
斜め天井が、低く下がってきているのがいいですね。
もっと低くてもいいと思ったのですが、そこはあれこれせめぎ合いです。
~感覚時計~
今日は、午前中は勝見の現場でコーキング工事と塗装工事を行い、午後からは、プラン作成設計作業を行いました。
こちらは、武蔵野美術大学の各学科のポスターです。
同じ美大でも、科によって特色が全然違います。
息子の行っている科は、真ん中のポスターの基礎デザイン学科。シンプルですね。
1年生でも、息子の作品も選ばれて展示されていました。こちらは「形態論」という課題の中で出された「感覚時計」というものだそうです。
日常生活の中の、ある特別な時間を切り取り、感覚時計として表現するというもの。
この写真だと分かりにくいですが、色を2色だけ使って表現しなさいというものです。
拡大すると分かるかなと思いますが、筒の一つだけ黄色いのです。
これが、目で見て擬音的なものとしての表現されているもののようです。
それにしても、このストローのような筒も、全部手作りで作っています。
箱もスチロールを使ったようですが、白ではあっても色が違うのが気持ち悪いという事で、筒と同じ紙をわざわざ小口まで貼り付けてあるとか。
そんな中で、黄色だけ別の色としているのですね。
仕事が細かいというか、手を抜けない性格のようです。
根気のいる仕事をさせたら、ピカイチでしょうね。
意匠デザイン
今日も、主に施工図と見積にかかる設計作業。途中大工さんと電気屋さんの休憩時間に現場へ打ち合わせに行きました。
現場の方も、こちらで指示を出して上げないと動けないと思いますし、材料を発注するにも、きちんと納まりを確認してからでないと、動けませんからね。
施工図の検討は、毎日のようにやっていかなくてはなりません。
その他、意匠的なもので、施工図や見積の検討をしているのですが、これも決まった答えというものがありませんので、毎日考えるたびに、新しい考えも浮かぶものです。
無駄が無く、強度も安全性もあるもの。そしてデザインがよくなる形を追及している感じですね。
また、金沢の鈴木大拙館の写真です。これなんか、本当にシンプルですよね。
無駄な意匠が無い。ここは静かに心を落ち着けて、瞑想にふける場所として作られていますから、水面に映る姿も含めて無駄が無いですね。
住宅も、こんなシンプルな意匠にすれば、素敵だなと思いますが・・・。
鈴木大拙館を設計したのは、谷口吉生さんという建築家さんです。
この方、今注目の「銀座シックス」の意匠設計をされている方なんです。あの建物もすごいですよね。
銀座シックスは、非常に凝った意匠デザインがされています。でも見ていて気持ちがいい。
やっぱり、デザインの質が違うんでしょうね。
意匠デザインも、お金もかかることなので、やりたくても出来ないことが多いのですが、なんとか自分が使えるパイのなかで、出来るだけ優れたものに仕上げたいものです。
モデルT-3
今日は、午前中鯖江の現場で長男と養生めくり作業。午後は、お客様訪問。急遽また仕事を頼まれて、武生のシピィまで長男を連れてスチールラックの運搬作業を行いました。
今日は、良いお天気になりましたので、午前午後とも運搬作業にはとても助かりました。
さて、今日は長男のレゴ模型の3作目です。
中庭に外から直接入れるプランのようです。ギャラリーのような建物ですね。
常々、ぐるっと回遊できるような、中庭のある家を設計させてほしいと思うのですが、なかなか機会が無いですね。
そんな家に自分が住みたいなと思うのですが、贅沢な設計になりますものね。
モデルK-3
今日は、午前中は鯖江の現場で作業と外構の打合せ。午後は、鉄工所でサンダー掛け作業を行いました。
鯖江の現場では、子供部屋のベッドが出来上がりました。
元々、私が作る予定でしたが、今回は大工さんにお願いしました。
手前側の造作は、またの機会にご紹介します。
午後は、長男にも手伝ってもらって、鉄骨手摺のサンダー掛けを行いました。
手で触る所が、そのままだとどうしても角が鋭角になっているので、サンダーで角を落とすんです。
こんな細かいこと誰もやらないのかもしれませんが・・・。
さて、今日も息子のレゴ模型のご紹介です。
今日のは、次男の3作目です。 やはり近未来的ですね。
次男は、今日は母校の福井高校のデザイン科に行って、2時間ほど出講に行っていました。
先生から頼まれて2回目なのですが、2時間では伝えたいことが足りないのでと、残りを先生に引き継ぐ資料まで作っていました。どんな授業だったか、夕食のとき聞くのが楽しみです。
さて、今日は私の誕生日でした。フェイスブックなどでお祝いのメッセージも頂きありがたく思いました。
あんまり歳もとりたくない年齢になってきましたが、まだまだ家造りには挑戦と創意工夫を凝らしていきたいと思っております。