天端均し施工
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、9時からお客様宅で換気システムのメンテナンス。その後、開発の現場でコンクリートブロック擁壁の墨出し作業。その後は、施工図と事務作業でした。
左官屋さんが、セルフレベリング材という流し込むと水平になる資材を入れて基礎の天端均しを行っています。昨日レベル出しした高さに合わせて流し込んでいます。
昔は、型枠を外してから、基礎に水平な墨出しをして、それに合わせて細い型材を取り付けてからモルタルで天端均しを施工しました。今は便利になりました。
水路側にコンクリートブロックの擁壁を立てるため、息子と墨出し作業を行っております。
設計地盤面を、道路から40㎝上げて施工しているので、そのための擁壁ですね。
3mの広い水路ですが、水が多い時は、道路まで冠水することがあるそうです。安全対策はしておかないとね。
雨戸について
今日は、午前中にお客様宅訪問リフォームの相談打合せ。午後は、事務整理を行いました。
午前中のお客様は、15年前に前の会社で設計を担当させていただいて、今日までメンテナンス等ご相談にのらせていただいているお客様です。
今回は、キッチンのシャワー水栓の交換と、窓に雨戸を付けたいというご希望でした。
たしかに、最近の台風のニュースを見ていても、なにが飛んでくるかわからないような怖さがありますよね。
福井豪雨の際に、床下に水が入った経験もあるお客様でしたので、なおの事、防災に意識が高いのだと思います。
今、ご提案できるのは、後付け出来るシャッター式の雨戸ですね。
これも、防犯や防火に対応するためにも有効だったりしますが、より耐風性能を強くした製品があります。強風でスラットが抜けにくくしたものだそうです。
今回は台風対策で、それも台風が来るというときだけ締められればというご希望なので、確実なのは耐風仕様ですが、ご予算との兼ね合いもございます。
FPの家は、建物的にはシェルターのように頑丈な造りになりますが、どこがウィークポイントになるかと言えば、開口部になるかもしれません。
また台風がご心配の方は、ご相談いただければと思います。
身の回りの点検を
今日は、1日見積作業と設計作業。途中現場確認打合せでした。
午前中、事務所で仕事中に地震がありました。
けっこうズシンときたので、近いなと思ったら福井県の坂井市が震源地でした。
監視カメラで、コーキング屋さんが現場の足場に上っていたので、すぐに電話しましたが、大したことなかったというので安心しましたが、とりあえず現場に行ってきました。
その後聞いたニュースで、坂井市のショッピングセンター・アミで、天井が落ちたとのこと。
お客様の店舗もあるので、とりあえず連絡しましたら、商品は落ちたけど、別の階(2階)のほうで天井が落ちたとのことで、お店はガスの配管点検とかもあるので、全館臨時休業にしたとか。良い決断ですね。
余震とかもあったので、ここしばらく安心してはいけないのかもしれません。大事なのは命を守ることですね。
家が倒れることは無くても、物が落ちてくるとか、倒れるようなものとか、住まいの中で心配なものは、移動するなり、固定するなりが必要だと思います。
一度、身の回りを点検することをお勧めしたいですね。
万が一お客様で、心配だけど気になることがあれば、ご連絡いただければ見に行きたいと思います。
人工芝施工/イベント案内
今日も、ほぼ1日現場作業。その他事務作業でした。
午前中は、丸岡の現場でクリーニングの指示と、アプローチ土間コンクリート打設作業確認と残工事の打合せ。
その後、人工芝を囲む縁石の角が気になっていたので、サンダーで丸める作業を行いました。その間、息子は鉄工所に行き、手すりのフラットバーの角を丸める作業をしました。
普通は、こんなこともしないのだろうと思いますが、住むご家族の事を考えると、お子様が石の角でケガしないようにとか、手すりなどは、角張っていると触り心地が嫌だろうなとか考えてしまうもので。
午後からは、息子と一緒に人工芝の取付をしました。
下地の砂を、基礎屋さんがきれいに均してくれていたので、施工が助かりました。
程よくクッション性があり、お子様にも喜んでいただけると思います。
こうしてみると、表の田んぼの緑と一緒になって、気持ちいですね。
玄関アプローチも、ようやく晴れてコンクリートが打てました。長い雨続きでしたからね。
少しでも、見学会までに完成できるといいなと思っています。
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さて見学会ですが、こちらもようやくイベント欄に載せることが出来ました。
内容をお読みいただきまして、ぜひともこの機会にお申込みくださいませ。
ご予約お待ちしております。
配管工事完了/シールド
今日は、朝一にお客様宅メンテナンス。その後、松岡現場確認。10時から丸岡現場でお客様とコーディネート打合せ。
午後は、施工図の作成と見積作業でした。
松岡の現場は、今日は南側の排水配管工事。こちらは雨水の配管のためですが、一度仮設トイレを退かして、その下を掘って配管してくれました。ご苦労様なことです。
きれいに埋めて帰ってくれましたね。
明日から、事務所でお客様打合せを再開いたしますので、打合せコーナーに簡易的にビニールのシールドを下げてみました。
夜はこんな感じになります。照明の影が薄く出ますが、大したことは無いですね。
除菌も行いますし、これで少しでも安心してご来社いただけるかと思います。
台風で…
今日は、午前中に各現場廻り確認。その後施工図の作成。午後はオフをいただきました。
昨晩は、ちょっとトラブルがあって大変でした。
丸岡町の現場の仮設トイレが、台風で倒れて道路に転がっていると坂井市の警察の方から夜9時頃に連絡がありました。
すぐに息子と一緒に現場へ急行し、暴風の中、敷地の中まで仮設トイレを引きづって入れて、杭を打って番線で固定しました。
仮設電柱に当たって倒さなくてよかったなと思うのですが、電柱も念のため杭を追加して番線で固定しました。
警察の方には、もうこちらでやっておきますのでと言ったのですが、最後まで安全確認ということで、見ていてくれました。
写真ぶれていますが、風がものすごくて、立っているのもやっとで、カメラもぶれまくって撮れないくらいでした。
風で工事看板も飛んで行ってしまったのに、奇跡的に工事看板のシールがめくれて、会社名や電話番号が書いてある部分が、トイレにくっついていたとか。
それが無かったら、警察の方もトイレを押さえているだけで、どうしてたかなと思うくらいです。警察の方には本当に感謝です。
監視カメラも時々見ていたのですが、雨粒と暗さでよくわからなくて・・・。よく見ると左下にあったトイレの屋根が写っていませんね。倒れたのは6時55分でした。もっと早く気がつけたらよかったと反省です。
監視カメラを、一時的に仮設トイレを地面に固定した場所を写して、もう動かないか、夜の間監視しました。
こちらの現場の後、二の宮の現場も確認に行きました。
でも、風の強さが全く違って、市内は全然風の勢いは弱かったですね。まるで違いました。
朝に確認に行きまして、仮設の水道も倒れていたのを直したりしてきました。
仮設トイレの会社には、今後も風を考えてしっかりと固定するように厳重に指示しました。
工事看板見つけました。よかった、回収できました。
そば畑が、一面なぎ倒されています。白い花がきれいだったのですが…。ほんとに、体験したことのないような雨風の強さでした。
基礎のほうは、大丈夫です。型枠工事を延期しておいてよかったです。立てていたら飛ばされていたと思います。
今日は、午後から良いお天気で、基礎屋さんも型枠を組んでいってくれました。
明日は、鉄筋の搬入があるのと、土間シートを施工してきます。
耐震性について
今朝は、福井が震源地の地震がありましたね。震度2から1で範囲も広くなくて、ニュースにもならないくらいですが。
昔、福井でもおおきな地震があったこともあるので、地震に対する対策は大切ですね。
地盤調査を行って、調査結果に基づく地盤改良設計を行ってから建てるのはもちろんのこと、建物の構造的なものも、とても大事です。
当社では、生の木の1.5倍の強度と言われる、構造用集成材を柱や梁に採用しています。
集成材の特徴は、構造耐力を計算され、品質管理をして作られた材料であることから、1本1本日本農林規格のマークが入る、品質にばらつきが出にくい製品化されたものです。
生の木と比べて、乾燥による木の縮みが無いことも、当社では気密が継続することを考えて使用している点も大きいです。
これに加えて、木と木をつなぎ合わせる「仕口」という部分に構造用金物を使用しています。
通常、木造軸組工法では、木に「ほぞ穴」と言うものを開けて、「ほぞ」を差し込むという木組みになるのですが、穴を開けた分、柱でも多く断面欠損をしてしまう点が難点です。
構造用金物では、柱にはボルトの貫通穴と金物のかかる部分の欠損、梁側にはスリットを入れるだけの断面欠損で済みますので、この仕口強度も1.5倍の強さが出るといわれています。
他にも、全ての柱の上下仕口を金物で固定する工法になりますので、1本1本の引き抜き強度が高いものになります。
いくら「筋交い」という変形に耐える構造材をたくさん入れたとしても、柱が抜けたらおしまいです。引き抜きに耐えることがとても重要です。
FPの家で、この構造を採用することが決められているわけではなくて、当社が独自にこだわって採用している工法になります。
他の住宅から比べると、この構造に関してコストは高くついておりますから、お客様に提供する費用的には、ここにお金をかけさせていただいているわけですが、万が一の大地震がきても、構造が耐えうるものをと考えてこの部分はけして変えることはありません。
さらにFPの家は、軸組の中にFPパネルをはめ込む形になりますので、普通に考えても強度が高くなることはわかります。
FPパネルの強度は、大臣認定でも3.4倍の壁強度を持つことが実証されておりますので、通常の筋交い壁に比べて、1.7倍の壁強度が得られるものとされています。
詳しいことはまた、FPの家のホームページをご参照いただきたいと思います。
当社では、あまり性能のことを宣伝しておりませんが、今日お話しした耐震性から、冬暖かい、夏涼しいは、当然のレベルとしたうえで、さらに上を目指した間取りの快適性と家のデザインにこだわって、お客様に本当に良質な住宅をお届けしたいと思っております。
小さな工務店だからこそ出来る、ニッチな会社として今後も頑張っていきたいと思っています。