C値=0.144
今日は、午前中敷地測量と地縄張り作業。途中丸岡の現場の荷受け作業とゴミの搬出。
二の宮の現場は、朝から駐車場の土間コンクリート打設。ほんとにタイミングよく晴れの日となりました。コンクリートは早強を使用しましたが、左官屋さんは夜までかかりそうです。
午後は二の宮の現場で、完成気密測定を行いました。
キッチン横の引違サッシをプラダンで目張りして行いました。
結果はこの通り。
総相当隙間面積が26㎝2ですので、家じゅうの隙間を寄せ集めても5㎝角というところです。普通の家では考えられない数値です。
相当延べ床面積が180.37㎡で、相当隙間面積のC値は、0.144㎝2/㎡と超高気密ですね。
これなら、隙間風による熱損失も無く、24時間換気の効果も安定して得られます。
いくら断熱材が入っていますと言っても、隙間があったら台無しですからね。
これで、ようやく安心してお引き渡しが出来ます。
中間気密測定C値0.18
今日は、朝一に丸岡の現場の中間気密測定。その後、二の宮の現場確認打合せ。その後は、見積作業と設計作業でした。
今日は、お客様も立会いのもとで、工事中間の気密測定が行えました。
1回目の測定で、配管の塞ぎ忘れ部分と工事用玄関ドアの隙間を確認処理してから、こちら2回目の測定結果です。
総相当隙間面積が26㎝2ですから、隙間を全部寄せ集めても約5㎝角の隙間ということです。
これに建物外皮の実質延べ床面積141.68㎡を割ることによって、相当隙間面積のC値が得られます。
今回は、0.183㎝2/㎡という充分な結果ですね。
これで、安心して工事が進められます。
もちろん、完成時にも測定をして、お引き渡しするのが「FPの家」の原則です。
中間気密だけ測って終わりのハウスメーカーもありますからね。
完成までには、エアコンの工事などで若干気密が落ちる場合があるので、やはり完成時の測定をすることが大事なんです。
ホッとする時
今日は、朝から見積作業に追われまして、途中お客様宅訪問メンテナンス。戻って見積作業で、何とか終わりました。
最近毎日6時から23時まで仕事をしていて、夕食の時だけ息抜きですね。
仕事が重なる時って仕方ないのですが、一つでも終わるとホッとします。
メンテナンスのお客様は、FPの家ではなく、他社で建てた普通断熱のお宅なんですが、ドアホンモニターのところから冷気が入ってきて何とかできないかという相談です。
機器の取替も考えると、コーキングで埋めるわけにもいかず、隙間スポンジを重ねて貼って納めてきました。
だいたい、外壁でなく内側の間仕切り壁から隙間風が入るなんて、私の常識外でした。これでは断熱材が入っていても冷えてしまいますね。
一般の家のリフォームを今回させていただいて、いろいろと勉強になりました。ご在宅時に作業となるため長い期間かかりましたが、これも終わってまずはホッとしています。
明日も、エアコンの取替とエコキュートの交換工事が朝からあります。ほんとは忙しいんだからお断りすればとも思うのですが、困っているお客様を放っておけないですよね。
休みの前に新しくなれば、お正月も安心して過ごせますね。
あれこれホッとしても、またすぐ次にかからなければというところです。
追伸
リフォーム完了のお客様から、お菓子をいただきました。
ありがとうございます!でも可愛すぎて切れないな。
断熱・気密・換気
今日は、朝9時に照明器具交換のお客様店舗へ現場確認。午後は、15時頃にお客様来社ご相談。その後、エアコンの調子を見てほしいというお客様宅訪問。それ以外は設計作業を行いました。
ご相談のお客様は、自宅の全面リフォームをご検討中のお客様で、当社では、申し訳ないけれどリフォームでは、いろんな面で性能を保証できないのでとお断りしたお客様です。
とはいえ、断熱・気密・換気の事でも、当社を信頼していただいておりまして、他社で上がってきた設計図を持って、ご相談に来られたというものです。
図面は平面図1枚だけで、断熱の仕様は、外断熱で行うという話のみだったので、実際に断熱材の仕様も、床や天井はどう納めるかもまったくわからない状態でした。
外断熱の事や、第3種換気システムの設計や注意点などもお話しさせていただきましたが、やはり心配になりますね。ましてやお客様はなおさら心配なのではないかなと思います。
住宅の省エネ性能の説明義務化というのも、今後法律で施工される見込みですが、どうも義務化を今の状態で行うとすると、対応できない設計者が多くて、二の足を踏んでいるというか、先に各地で勉強会を行ってる状態です。
日本では、性能の低い建物が未だ作られ続けておりまして、気密工事の大事さが特にわかっていないと思われます。
国土交通省も、気密レベルに関する内容に、封をしてしまったのが、ほんといけないことだと思います。皆が目標とする省エネ基準にしても甘すぎるんですね。
住宅業界も、適当な高気密・高断熱をうたっているのではなく、本当の高気密・高断熱。さらに換気の知識をあげてほしいと心から思うものです。
サーモカメラ
今日は、朝のうちに丸岡の現場でお客様と打合せ。その後二の宮の現場で大工さん打合せ。その後は設計作業に没頭しました。
今日は、お天気も悪くなり、かなり冷え込みましたが、事務所で暖かく過ごしていたので、現場の皆さんには悪いなと思いつつやっておりました。
夕方に、サーモカメラで、表面温度を測ってみました。
エアコンの吹き出し口は、32.4℃。
玄関のタイル床は、22.2℃。床暖が入っているわけではありません。十分な暖かさです。
玄関サッシのアルミ枠部分はさすがに14.6℃と低くなっていますね。それでも結露するところまではいきません。
樹脂サッシの枠部分は、20.3℃です。やはりアルミ枠とは全然違うのがわかると思います。
サッシのガラス面は21.4℃。Low-Eのペアガラスです。エアコンの風が当たっているのが良いようです。
ちなみに室内の温度計は22.9℃でした。
それから、壁の隅っことかで、色の濃い部分がありますが、気流というのが、隅っこを丸くカーブして曲がるもので、FPの家でも、隅っこは多少温度が下がります。
もちろん結露するような低さにはならないのですが、一般の家ですと、露天温度まで温度が低くなると、隅っこに結露が起き、カビが発生しやすいということになります。
サーモカメラで、取ってほしいというご要望があれば、持って伺いますよ。
エアコン暖房/小屋裏収納
今日は、朝のうちに現場廻り確認打合せと敷地の環境確認。その他は、こまぎれ仕事あれこれと、発注作業・見積作業でした。
細かい頼まれ仕事と、大きい見積依頼が2件あって、なかなか本業の住宅建築に集中できないのですが、今日から仕事も夜を早く切り上げて、朝方に変えていこうと思っています。
朝の出かける前の2時間に集中したほうが健康的かなと思いまして。
朝も、今の季節真っ暗なのですが、FPの家は家中が暖かいので、その点起きるのが辛くありませんね。
今年は蓄暖を入れずに、夏から導入した三菱のAI付きズバ暖エアコンが、1台で上手に暖めてくれております。
今まで蓄暖だけだと、夜の蓄熱中は、やはり温度が下がりましたからね。
蓄暖とエアコンの併用がベストでしょうけれど、今は電気代の関係で、蓄暖を装備しない家づくりをしていますから、私も実際の経験をしないといけませんから、今年がエアコンオンリーでいこうと思います。
話は変わって、丸岡の現場のロフトの写真です。改めて見て、広いですね。
これでも、最長部の天井高1.4mになって、直下階の1/2の面積なので、小屋裏物置として延べ床面積には入りません。
大人は、ちょっとキツですが、子供は走り回れるなと思います。
収納としてしか使えないなんてもったいないですね。FPの家だから、冬でも暖かい空間になりますからね。
モデルハウス/第3種換気
今日は、午前中にお客様モデルハウスご案内をさせていただきました。
熱交換の第1種換気システムに比べて、第3種換気システムだと、給気口の冷気がひどいと教わったそうですが、FPの家の第3種換気システムの暖かさと、給気口から入るわずかな冷気にご安心いただけたようです。
第1種換気システムに当社がしない理由はたくさんあって、お客様にも、しっかりご説明できるのですが、あまり伝えていなかったことがございます。
その一つが、第1種換気システムでは、浴室とトイレは、個別換気になっていることです。
個別の換気ということは、使用していない時は、換気していない空間が家の中に存在することになってしまいます。
それでは、全館24時間冷暖房と言っても、その空間は別となってしまうのではないでしょうか。
FPの家で採用している第3種換気システムの設計は、浴室もトイレも24時間排気を行っているので、室内空気もそちらへ流れて排出されます。
だから、そういうカビや結露が発生しやすいところも、常に空気が澱まずに動いている空間にできますし、冬でも暖かい空気がその浴室・トイレにも流れてくれるのです。
高気密をうたっているのであれば、換気計算で給気量と排気量のつじつまが合わなくてはいけません。家の中に個別の排気だけする場所が出来るのもおかしいですね。
換気は機械に頼らないといけない部分ではありますが、なるべくシンプルに、メンテナンスをすれば、永く使い続けられるシステムであることが重要なポイントですね。
FPの家福井支部勉強会
今日は、午前中に現場廻り確認と作業打合せ、会計事務所と銀行へ。
午後から、福井支部の定例会。
福井支部と石川支部との合同勉強会。
夜は、福井支部の忘年会とタイトな日程でした。
午後の勉強会は、久しぶりにFPの家のマニアックな勉強会となり、昔を思い出してとても心躍る1日でした。
内容は、FPの家の誕生から始まり、断熱材の性能計算まで3時間の講義が、あっという間に感じました。
FPの家は、勉強すればするほど、大したものだと思う工法です。
また、これからも勉強会を引き続き行っていきたいと思います。
丸岡の現場ですが、いったん大工工事が片付いて、気密工事に入るところです。
今日から、プログラマーさんが、スマホで日記を見やすくしてくれました。いかがですか?
写真も、画質が以前より大きいのが貼れるようになりました。
嬉しいですね。また写真をお見せするのが楽しみになります。
明日は勉強会
今日は午前中、業者さん3社来社打合せ。午後は15時から、お客様来社打合せでした。
打合せまでに資料をあれこれ作ったりしてましたので、けっこうタイトな1日でした。
明日は、FPの家福井支部と、石川支部との合同で勉強会を行います。
勉強会の前に、福井支部の定例会も行う予定で、その中で、先日行ってきた札幌サミットの報告をしなくてはならないので、これからまた資料作りです。
FPの家も、昔は換気システムの勉強会など、けっこう頻繁に行っていた経緯もあるのですが、若い世代の方や、新しく入ってこられた会員さんには、今はなかなか、そういう専門的なことを勉強する機会が、なくなってきました。
そこでまた、勉強する機会を作っていこうという試みです。
会員の皆さんのレベルアップにつながることなら、私も、出かけてでも協力していきたいと思っています。
札幌に行った折の写真を開いてみたら、建築以外の写真もいっぱい撮ってあって、せっかくなので載せますね。
イサム・ノグチのモエレ沼公園の写真です。
大きなピラミッドのような山が二つあります。
こちらは、擁壁に囲まれた丘のような場所。
なにかをするためでもなく、これ自体が巨大なオブジェなのだと思います。
こういうオブジェもあります。
ほんとに広々とした空間です。
ガラス張りの施設があります。
ゴミ処理場の跡地であるというのも、とても感心するところです。
北海道のおすすめスポットですね。
エアコン配管の気密
今日は、午前中にお客様宅換気メンテナンス。もう1件お客様修繕工事。
午後は、施工図と見積作業その他あれこれ雑用でした。
午前中の修繕工事のお客様というのは、FPの家で、エアコンの配管部分にウレタンを注入して気密をとるという工事でした。
エアコンが1年で壊れて修理をメーカーに頼んだらしいのですが、配管まで交換するとなって、FPの家は配管の貫通部分を気密をとっているのをお客様も知っていて、気密工事もお願いしたそうなんです。
しかし、メーカーのダイキンさん、気密をとるということを知らないらしく、ウレタンスプレーも持ってないし、やり方もわからないという話です。
手慣れたエアコン業者さんとは違うからなのかなと思いますが、気密の大切さも知らずにいるのは残念なところです。
昔建てたところの工務店さんも、対応してくれなかったのも残念なところではありますが。
私の昔在籍していた工務店さんで建てられたお客様だったので、私を思い出してご連絡をいただきました。
やはり気密がとれていないと、そこから入る隙間風が邪魔して、エアコンのセンサーがまだ寒いと判断して、運転を強めてしまう可能性があります。
助けを求められた、お客様の判断が正しかったですね。
こういうことって、普通の家づくりをしている業者さんではわからないというか、やったことがないかと思います。
高気密・高断熱の家というのは、それだけ、厳しい管理のもとに作っていかないと、本物にはならないということですね。